トイレの電球、ミラーレスカメラ、それからとある社長の話
そういえば先日、トイレの電球を替えた。
替えながら「便所の100ワット」という言葉を思い出した。
まだ大学生だった私にその言葉をかけたのはバイト先に併設された別会社の社長だった。
そうして「無駄に明るい」という評価をくだされた私は、まるで娘のようにお小言を言われたかと思えば、相談に乗ってもらったり旅行のお土産をもらったり、同じく「便所の100ワット」な奥様ともども可愛がっていただいた。大学を卒業してからも近くに用事があればコンビニで社長の大好きなコーラを片手に立ち寄った。一