
Photo by
shinotew0921
就活鬱【女子大生の病み日記】
とある先輩にならい、物書きを始めてみる。
勝手ながら、共通点を見つけたからである。
それは就活鬱。
これまで逃げてきた自分と向き合う時間を強制される就活。
不甲斐ない自分の人生を、さも自信有りげに話さなければいけない就活。
Instagram Twitter YouTube、どこに逃げても、情報が追いかけてくる就活。
大学3年生、2月。皆就活に着手して、そろそろ面接も最終段階なんて人もいるようだ。
私は面接経験は1回だけ。
置いて行かれていることに病んでいるわけではない。自分に向き合うのがしんどくて、病んでいるのだ。
「あなたについて教えて下さい」とでもいうような面接の時間は苦痛でしかなかった。
それはなぜなのか。
自分について、自分が一番わからないからだ。
なぜいつも締め切りギリギリになるまで課題に手を付けない?
なぜ人に物事に興味が持てない?
なぜそんなに冷めた視線で物事を見る?
自己分析をすると、いやどこかの段階で既に気づいていたことを思い出すと、自分の嫌なところに直面するのだ。
こんなに嫌なのに変えることができない自分も嫌であるし、熱い人間になろうとして疲れ果てる自分も嫌である。
すっからかんの自分が恥ずかしくて、苦しい。