若さは財産。アドバイスしたがる年配者とジャーナリング
若さって財産
コロナ禍にカナダに移住されたお笑い芸人の光浦靖子さんの書籍を読ませて頂きました。中年女性ならでは出来事や心の動きに共感しまくりであっという間に完読。
「定年退職したら1年くらい海外で暮らしてみてもいいな〜」と漠然とした思いがあり、海外暮らしの方のブログやエッセイ本を読むのが大好きです。とはいえ、現実はなかなかハードであること、キラキラな日常だけでないことを知れば知るほど冷静になります。そういう意味でも「海外生活のリアル」を書いてくださってる方には感謝。
光浦さんも東京外国語大学卒の才女ですが「英語が聞き取れない、話せるようにならない」と切実な思いを綴られてました。
私も若い頃の感覚のままで「暮らしたら話せるようになるだろう」と思っちゃってました。日本語ですら段々言葉が出なくなってるというのに😭
20年前NYのマンハッタンに居た私よ、その若い脳みそは貴重だぞ。今の円安を考えたら信じれない話けど、あの頃は貧乏学生でも部屋を借りれたのです(ルームシェアだけど)。
人生何が起きるわからないから、夢は持ち続けます。らりほ〜
アドバイスしたがる人達
40過ぎた今、ようやく「自分の境界線」を意識して暮らすようになり、他人の境界線にぐいっと入り込んでくる人への違和感がわかるようになってきました。
以前はこういう人に対して「嫌な顔したら悲しませるかも」「親切心だろうし…」と不快感とは裏腹な対応をしてたんですよね。そりゃ相手も勘違いしてさらに深入りしてくるわな、と。結局、私が相手の行動を助長してたという…とほほ。
昨日たまたま目にしたブログで、明らかに相手の境界線への無断立ち入りを「自分で可能性を狭めたらダメ」と得意気に語ってる方がいました。
そうなんだよな…他人の境界線に敬意がない人って、なぜか自分が「良いこと」「相手のタメになること」をしてると思っていて、それだけならまだしも相手が拒絶したら「素直じゃない」「頑固だ」とか人格否定の言葉まで繰り出してくる人もいる。
重なるのは、千と千尋の神隠しに出てくる顔なし。自分の価値観で相手が喜ぶと「お金」を差し出すも千尋が拒絶すると怒り狂って相手を傷つける行動に出る。
自立的に生きてる人は求められてもないアドバイスもしないし、勝手な想像から他人に深入りしたりしない。そういう相手に怒りを感じるのは当然だし、これからは毅然とした態度で対応しようと、改めて感じました。
そういう私もおばちゃんだから、気をつけます。年取ると余計なことしがち。
ジャーナリングを始めてみた
以前から耳にしつつも、あまり興味がわかなかった「ジャーナリング」を突然やって見たくなり、毎朝書きまくってます。これが良いストレス解消になってて今までなんでやらなかったんだろう?と思うくらいハマってます。
療養中は、本も読めず文字も書けなくなってたので、紙と文字に向き合うことに抵抗感があっただけなのかもしれません。手で書くってこんな癒しの力があるんだなー。
体を壊すほど働いてた時のことを思い出すと今でも涙が出そうになる。もうあんなことにならないよう、自分の感情を大切にしてこれからは生きますぞい。
おしまい。
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