※こちらは以前Twitterに載せた記事に、加筆修正を加えたものになります。 なぜ、書店員にはBL耐性があるのか? 別のところでもお話させていただきましたが、書店員はアルバイトを含め『本を売ること』がお仕事なので、本を『商品』として見ています。 よって仕事に忙殺され(笑)、どのお客様がどんな本を買われていくか?体感で覚えてはいますが、いち個人は覚えていません。 大事なのは商品である本が『売れるタイトルか?売れないタイトルか?』ということ。 棚の管理をしている人は、そ
【提出用プロット見本】 『瑛士と悠志(エイジとゆうじ)』習作用短編 提出日2021年6月17日 柚月美慧 (仕様) ・○○文庫様 2021年7月末締切 ・習作用短編 ・2,000文字程度 (テーマ) ・『地の文にどれだけキャラ設定を書き込めるか?』を実験したもの。ほんの少し笑いあり。 (見せどころ) ・ラブラブな2人の何気ない日常 (登場人物) *悠志(ゆうじ)……受、18歳、168センチ、高校3年生。平均的な家庭で生まれ育った。素直でひょうきんでクラ
(起)「だから言っただろう!」 瑛士の肩を、背後から拳でグリグリしているのは悠志だ。 瑛士は背が高くて、背中が広い。 細身ではあるが筋肉がついていて、学生の頃、ボクシングに打ち込んでいたというのも納得がいく。 「『君のご両親に挨拶にいけ!』と言ったのは、悠志だろう」 「あれは言葉の綾って言うんだよ!」 頬を膨らませて怒る悠志は、まだ幼さの残る18歳だ。 小柄で華奢なことを気にしているが、教壇に立って歌って踊るクラスの人気者で、ちょっと調子に乗りすぎて、担任
「だから言っただろう!」 築浅のマンションの廊下に、青年の声が響いた。今、瑛士の肩を背後から拳でグリグリしているのは悠志だ。 瑛士は背が高くて、背中が広い。 細身ではあるが筋肉がついていて、学生の頃、ボクシングに打ち込んでいたというのも納得がいく。 「『君のご両親に挨拶にいけ!』と言ったのは、悠志だろう」 「あれは言葉の綾って言うんだよ!」 頬を膨らませて怒る悠志は、まだ幼さの残る18歳だ。 小柄で華奢なことを気にしているが、教壇に立って歌っ
初めましての方も、そうでない方もこんにちは。柚月美慧です♥ と言っても「お前誰だよ!?」という状況なので、少し自己紹介をば。 2016年3月に、電子書籍「KICK!」でデビューしましたBL小説家でございます。 これまでに電子書籍を7冊、紙書籍を3冊出していただいております(他にもTL小説を、別名義で8冊出させていただいてます)。 ありがたいことに、来年も何冊か出版させていただく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします♥ まぁ、詳しいことを知ってもらうためには、実
最近、自分の仕事についても、環境についても考えることが多く、なんだかもやもやしています。 そのもやもやがなんなのか? 正直自分でもわかりません。不満なのか、疑問なのかすらわからない……。 こんなことではいけないと思うのですが、わからないので仕方がない。 でも、唯一わかっているのは、今が転換期であるということ。 なんとなくですが、自分を取り巻く空気は見える。読める。感じ取ることができる。 その範囲で鑑みるに、自分は今、三叉路に立っていて、どの道に進むのか? サイコ