初めて警備員になった日
こんにちは私は誘導員です。
群馬県で交通誘導をメインで行う会社に所属し
今年で5年となります。
私が5年前の入社の時を振り返って
配信していきます。
私は初めて警備員になったのは18歳
なぜ警備員になりたいと思ったのか。
私は16歳の時に都合により
高校を退学になってしまいました。
その時に初めて働いたのが
地元の解体業者でした。
そこで働いていくうちに
大きな現場に配置になりました。
私はそこの現場で初めて
交通誘導員さんと仕事をしました。
この時までは私は交通誘導員というのが
どんな仕事なのかも知りませんでした。
工事をあまり見る機会がなかったからです。
そして現場には自分達、解体屋4名
交通誘導一名のみでした。
その日は朝5時半から積み込みが始まり
5時半前までには誘導員の方が来られてました。
そして6時頃出発。8時前に現場に到着しました。
到着して間もなく作業になりました。
時間も10時頃になり休憩をとる事に。
そして自分が飲み物を買いに行く事に
手元には500玉が渡され
他3人の飲み物を依頼され
自分の分も買ってくる様にと言われました
でも自分は少し固まってしまい
それに気づいた隊長が
警備員の分は要らないからいいよ
と言われた。
自分は流石に同じ現場で仕事をしている
警備員さんにも飲み物を買ってあげなければ
おかしいと思ってしまいました。
そこで私は自分のお金で警備員さんの分を買い
渡しました。
結果警備員の方は喜んでました。
自分は嬉しくて思わず周りに言ってしまいました。
そこで隊長達に言われた言葉が今でも忘れられません
警備員の単価高いんだから
買う必要ないし
買ったところで
飲まないで持ち帰るぞ
これは大半の職人さんが感じている
思ってる事だと思います。
今だからわかる事ですが、
警備単価が高くても警備員
個人の給料は変わらない
買ったところで持ち帰る
これは個人個人で違いますが
コーヒーやお茶などを飲み過ぎると
尿意が襲ってきて1人で現場に配置されて
トイレにすぐ行けなくなるスチュエーション
が多いため飲まないでお昼休憩に飲んだりなど
してる方が多いと思います。
ここで考えられる問題点としまして
警備単価が高い理由を皆様が理解できていない
まず交代要員がいない現場を受注している。
などがあります。
正直私の会社では単価の設定は
上の仕事であり私には分かりませんが
私も外回りの営業をかじっているので
単価の相場くらいは理解しています。
そこでお客様に言われる事として多いのが
他の会社は君の所より安い
高すぎる値段だ 検討の余地なし。
などです。
私は毎回ある言葉を言っています。
すみません…値段は上が決めてるため
高いと言われてもこちらはこの値段しか
できません。
そうなると大抵検討の余地なしと言われます
実際単価が安い会社があります。
その会社が相場を落とし、警備の価値を下げ
必要である経費など削減しているため
警備員の扱いが悪くなっており業界の質を下げている
と私は思います。
警備会社にとって大事なのは
警備単価を安くではなく高く設定
(高くと言うのは妥当な値段と言う事) 警備員により多くのフォローをし
現場に出ている隊員さんの安全確保など
より良い業界にするためにやるべきこと
じゃないですか?
明らかに見て感じます。
この様な会社は少ない。
何故ですか?
自分が思うに現場の経験が少ない
今の現状が分からない
現場の隊員の声が聞こえない
経営者の方が多いんではないですか?
自分はこんな状況で
そんな経営はしたくありません。
私はこの業界を変えたい
変えなければいけない。
飲み物の話ですが
こちら側で先に飲み物などは用意して会社で支給し
お客様にはこちらで用意してるため要りません
と言ってあれば現場の隊員はそんな事を言われず
済むのです。
暑い中寒い中誘導しているのに
休憩入らない、立ってるだけだなどなど
言われたら誰でもやになりますよ。
交通誘導に誇りを持ってやってる方が
少なくなってしまう…
それは避けたいのです。
経営者の方にも色々考えてもらいたいです。
私は何回も言います。
この業界を変える
私が会社を作り
壊れかけた基礎を補修する
群馬県から初めていきます
皆様一人一人
誇りを持って仕事できる日を1日でも早く
作っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします。
誘導員でした。