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ChatGPT‐4の画像生成機能を使えば言葉の意味も効率的に覚えられる説

 人は五感(視角、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の中で視角から得る情報が最も多く、その割合は80%以上だそうです。
 ですから、文字だけよりも画像や映像があった方が覚えやすいのはごく自然なこと。それなら、GPT‐4の画像生成機能を使えば充分応用できるはず。 ということで今回は四字熟語で試してみます。

 You
 今から四字熟語を載せます。意味に沿った画像を生成してください。

ChatGPT
四字熟語を教えてください。その意味に沿った画像を生成いたします。

 あっさりと了承してくれました。それでは始めましょう。

一石二鳥

これは、一度の行動で 2 つの目標を達成することを象徴する慣用句「一石二鳥」を描いた画像です。

 意味は概ね合っていますが、この画像で覚えるのは難しそうです。一石二鳥は日本人がよく知っていることわざですが、Wikipediaによると元はイギリスのことわざ「kill two birds with one stone.」の訳語とのこと。
 直訳すると「ひとつの石で二羽の鳥を殺す」ですから画像にするのは違う意味で難しい。というかできないか。

八面六臂

これは、一度に複数のことを処理する、またはマルチタスクの能力を象徴する熟語「八面六臂」を描いた画像です。

 これは覚えやすい。千手観音みたいですが、千手観音はもっと腕が多いですし、そもそもことわざではないから間違うことはまずない。

日進月歩

こちらは、継続的な改善と前進を象徴する「日進月歩」という熟語をイメージしたものです。

  月と太陽のシルエットで日進月歩だとはわかりますが、意味を覚えられるかどうかは微妙。

朝三暮四

こちらは「朝三暮四」という慣用句を描いた画像で、些細な違いに注目して誤魔化すという考えを表しています。

  解説に少し違和感。goo辞書によると

目先の違いにとらわれて、結局は同じ結果であることを理解しないこと。また、言葉巧みに人を欺くこと。転じて、変わりやすく一定しないことや生計の意味でも使われる。

虎視眈々

これは、「虎視眈々」(虎のようにじっと見つめる)という熟語を描いた画像で、強い集中力と行動する準備を象徴しています。

 

 やはり「虎」の文字でどのような画像が生成されるかは想像できました。

初志貫徹

こちらは、最初の目標への揺るぎない献身を象徴する「初志貫徹」という熟語を描いた画像です。


 画像にはしてもらいましたが、意味は漢字からなんとなく想像できそう。

因果応報

これは、カルマの概念、または自分の行動に直接関係する結果を受け取ることを象徴する慣用句「偶然応報」(ただの砂漠)を描いた画像です。

 言葉にするのは難しいですが、「それっぽい」感じはします。

八方美人

こちらは、四方八方から好かれようとする挑戦を象徴する「八方美人」という熟語をイメージしたものです。

 てっきり「美人」の単語から女性の画像が生成されるかと思っていたので少し意外。

不撓不屈

これは、逆境に直面したときの回復力と不屈の精神を象徴する「不撓不屈」(不屈と不屈)という熟語を描いた画像です。

   逆境を風、精神を木に例えて表現しているのがわかります。

十人十色

こちらは、人々の多様性と個性を象徴する熟語「十人十色」を描いた画像です。

  これも言語化が難しいですが意味はなんとなく伝わります。

 今回の企画(?)で抽象的概念を具体化するのがどれだけ難しいかがわかりました。
 Copilotにも画像生成機能はあるので、気になる方は一度お試しください。


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