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現代日本人は江戸時代の人間とスムーズに会話できる? 戦国武将とのコミュニケーションは可能か

 同じ言語でも時代によって意味が変わりますから、実際には厳しそうな気はしますが実際どうなのか。

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現代の日本人が、100年以上前の日本人とスムーズに会話できるのは可能?

現代の日本人が100年以上前の日本人とスムーズに会話するのは、いくつかの障害があるため難しいかもしれません。言語の面で考えると、以下のような違いが挙げられます。

1. **語彙の変化**: 100年の間に新しい技術や文化の影響で多くの新語が生まれ、古い言葉が廃れています。そのため、現代の言葉や意味が過去の人々には理解されないことがあるかもしれません。

2. **言葉の使い方**: 時代によって言葉の使い方や表現が変わっています。例えば、敬語の使い方が異なる可能性があり、これがコミュニケーションの障壁となることがあります。

3. **文化的背景**: 文化や社会の背景が異なるため、特定の話題についての知識や価値観が異なり、意思疎通が難しくなる可能性があります。

しかし、基本的な日本語の文法構造は大きく変わっていないため、基本的なコミュニケーションは可能でしょう。また、歴史的な文脈や古典文学などに精通している現代人であれば、よりスムーズに会話ができる可能性があります。

 プロンプトの日本語がおかしくなってしまいましたが、ちゃんと伝わりました。

 実を言うと、僕はnoteを始める前からこれを常々疑問に思っていて、個人的に調べたことがあります(相当暇だったのかもしれない)。
 図書館で日本語の歴史にまつわる文献や、ネットでも情報を集めた結果、言葉が通じるかどうかのポイントに和製漢語が挙げられます。

 和製漢語は簡単に言うと、英語の翻訳のために日本で新しく作られた造語のことです。ただし、元からあった言葉もあります。例えば「自由」という言葉は明治以前からありますが、現代の「liberty」という意味では用いられていませんでした。仏教用語らしいです。ChatGPTにも少し訊いてみました。

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現代日本人がよく使う単語で、和製漢語のものをできるだけ多く挙げてください。

現代日本人がよく使う和製漢語は多岐にわたりますが、日常生活やビジネスシーンで特に頻繁に用いられるものを以下に挙げます:

1. **電話(でんわ)**: 遠隔地の人と音声で会話するための通信機器。
2. **自動車(じどうしゃ)**: エンジンやモーターで自動的に動く車。
3. **鉄道(てつどう)**: 鉄で作られたレールの上を走る列車による交通システム。
4. **電車(でんしゃ)**: 電気を動力として走る鉄道車両。
5. **経済(けいざい)**: 商品やサービスの生産、流通、消費に関する活動。
6. **会社(かいしゃ)**: 商業やその他の事業を行う組織体。
7. **社会(しゃかい)**: 人々が集まり共同生活を営む大きな集団やそのシステム。
8. **文化(ぶんか)**: ある地域や集団に特有の生活様式や芸術、信仰など。
9. **保険(ほけん)**: 災害や病気など不測の事態に備えて経済的リスクを軽減する制度。
10. **情報(じょうほう)**: 知識を伝達するためのデータや事実。

これらの言葉は、日本の日常会話やメディア、文書などで広く使われており、現代日本社会のさまざまな側面を反映しています。和製漢語は、日本人の生活や思考の仕方に密接に関わっており、その言語文化の独自性を示しています。

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ビジネス以外で用いられる和製漢語は?

ビジネス以外でよく使われる和製漢語は、日常生活、教育、文化、科学などさまざまな分野で見られます。以下にいくつかの例を挙げます:

1. **文化(ぶんか)**: ある地域や集団に特有の芸術、生活様式、信仰などを含む広義の概念。
2. **自由(じゆう)**: 制約や束縛から解放されている状態。個人の選択や行動の自由を指す。
3. **運動(うんどう)**: 体を動かす活動、または特定の目的を達成するために組織された活動。
4. **教育(きょういく)**: 知識や技能を教え、人格を形成する過程。
5. **自然(しぜん)**: 人間の手が加わっていない、自然のままの状態や環境。
6. **社会(しゃかい)**: 人々が集まり共同で生活を営む集団やそのシステム。
7. **環境(かんきょう)**: ある場所の周囲の条件や影響を受ける全ての要素。
8. **安全(あんぜん)**: 危険やリスクがない、または最小限に抑えられた状態。
9. **健康(けんこう)**: 病気や障害がなく、身体的・精神的に良好な状態。
10. **趣味(しゅみ)**: 個人の楽しみや興味を持って行う活動。

これらの和製漢語は、日本人の日常会話や教育、文化活動、メディア表現などで頻繁に使用されています。それぞれの言葉が持つ意味や背景は、日本の社会や文化において重要な役割を果たしています。

 文化が重複していますが、和製漢語なのは合っています。「自由」と同様に、英語の翻訳のために意味を変えて普及した言葉です。

 戦国武将とのコミュニケーションについては、殺される危険性とかそういうのは抜きにして、やはり言葉の面で厳しい、また、時代が遡るにつれ、発音の問題も出てきます。口の開きや息継ぎも現代と異なっていたでしょうから、大げさに言ってしまえば外国人と会話しているように感じるかもしれません。

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明治以前の日本を舞台に小説を書くとして、和製漢語を上手く回避して登場人物の会話を成立させる方法は何がある?

明治以前の日本を舞台にした小説を書く際、和製漢語を避けて登場人物の会話を自然に成立させる方法はいくつかあります。以下に主な手法を紹介します:

1. **古文書や古典文学の研究**:
- 古文書や古典文学作品(『源氏物語』、『平家物語』など)を研究し、その時代に使われていた言葉や表現を学びます。これにより、当時の言葉遣いや語彙を理解し、小説の会話に反映させることができます。

2. **時代背景に即した語彙の選択**:
- 明治以前の時代設定に合わせて、その時代に実際に存在していた技術、社会構造、文化などに関連する語彙を選びます。例えば、交通手段として「馬車」や「船」を使い、現代技術を指す和製漢語は避けます。

3. **言語学者や歴史学者との協力**:
- 専門家と協力し、時代の言葉遣いや社会の様子を正確に再現するためのアドバイスを求めます。これにより、言語的な正確性と文化的な深みを小説に加えることができます。

4. **方言や古語の活用**:
- 当時の地域に基づいた方言や古語を取り入れることで、キャラクターに独特の声を持たせ、時代感を出すことができます。例えば、京都の貴族や武士の言葉遣いを特徴づけるために、特定の語尾や敬語を使用します。

5. **創作的な語彙の使用**:
- 歴史的な正確性を保ちつつ、読者にも理解しやすい言葉を創作することも一つの手段です。ただし、この方法を取る際は、現代的なニュアンスが強すぎないように注意が必要です。

これらの方法を組み合わせることで、明治以前の日本を舞台にした小説の登場人物の会話を、和製漢語を回避しつつ自然かつ説得力を持たせることが可能になります。

 実践するのはかなり厳しそうです。それに、あまり忠実に再現しようとすると、現代読者には馴染めないでしょう。娯楽として楽しむならほどほどで充分ですね。

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