12/JU-NIで寝癖がマシになるのはなぜ？
12/JU-NIを使って、最初気づいたのは、寝癖がつきにくくなってる、ということでした。
毎朝の寝癖の酷さは、以前にも写真をアップしたことありますが、ほんとに酷かったんですね。洗髪後にいくらしっかり乾かしても駄目なんです。乾かした直後は、そこそこまとまった髪になっているのに、朝起きたら、実験に失敗した博士なわけです。こんなのです。
僕は、これを寝相のせいだと思ってたんですね。はい。これは別の日。
これ寝癖が凄いから写真撮ったように思えますが、基本、だいたいいつもこのレベルです。いつもこんな感じなんで、むしろ写真なんて滅多に撮らなかったんです。なんでしょうか。これは。
こんな酷い寝癖がですね、12/JU-NI（当時は試作品で「TGシャンプー」という名前で呼んでいた）を使うと、翌朝、寝癖がほとんどついてないんです。ついてても、さっとドライヤーで直せてしまうレベル。
開発者の多胡に聞いてみたら、
そうですねぇ。寝癖も髪が傷んでると起こりやすいんで、TGシャンプーで補修できたから寝癖つきにくくなってるのかもしれませんね
という返事が。吃驚したわけです。
寝癖って髪が傷んでるとつきやすいの？
傷んでる髪とは、皆さんもよくご存じのキューティクルですね、髪の表面を覆ってるウロコ状のやつ。あれがめくれたり、剥がれ落ちたりしてる状態のことを言います。こんな感じです。
もう少し正確に言うと、キューティクルの表面、キューティクルの間には油（MEA）が結合した層があって、それが油膜のように髪を守ってるんです。このMEAが剥がれてしまうと、髪は水を吸いやすくなります。
で、寝てる間も、傷んだ髪は湿気をどんどん吸ってしまうんですね。
髪は濡れてる状態がもっとも変形しやすく、また傷みやすいので、寝相と相まって、髪が変形していくというカラクリです。
雨の日とか湿気の多い日に髪の毛がぼわーっとなってくるのも、結局、髪が湿気を吸っていっちゃうからですね。
さらに言うと、髪が傷んでると、湿気も吸いやすいわけですが、一方で、髪内部のタンパク質も流れでてしまったり、毛髪内部の自然な潤いも失われてしまいます。
言ってみれば、ラップしてない状態で放置してるみたいなイメージですかね。外的環境に影響されやすい状態なわけです。
ちなみに、くせ毛や猫っ毛の人も髪質としては水分を吸収しやすいみたいです。
なんと、僕のこの寝癖は、寝癖だけが問題ではなく、くせ毛やダメージヘアが問題だったのか、とこの時初めて知ったわけです。
12/JU-NIの成分は、髪の傷んだ箇所に結合する
12/JU-NIに配合されている「加水分解コラーゲンＰＧプロピルメチルシランジオール」という成分。
この成分は、髪に浸透して、ドライヤーの熱で髪の傷んだ部分に結合するというヒートアクティブ効果があります。
しかも、この成分は熱によって毛髪を保護する被膜も形成するので、熱で髪を傷めることも防いでくれます。
熱から髪を守りながら、その熱で髪の傷んだ部分を補修するという、ユニークな働きをしてくれるんですね。
（だから、何度も言いますが、12/JU-NIは熱がすごく重要です。熱で髪の傷んだ部分に成分が結合して補修するので）
もちろんこの成分以外にも、様々な髪に効果的な成分を組み合わせていて、髪の状態を良くし、キープできるように処方してます。
この成分は、髪にすごく良い働きをしてくれるのですが、一方で、開発者泣かせのところもあります。
独特の臭いがあって、臭いを消すのが難しいとか、栄養分が豊富なので腐りやすく、防腐が難しいとか（12/JU-NIも、何回も防腐試験でうまくいかず、何度もやり直しをしてます）、相性の良くない原料があるとか、そもそも原料自体が非常に高価だったり。
成分としてはめちゃいいけど、扱いは大変。でも、本当に髪に良いものつくりたいから使いたい。そんな葛藤の中で、12/JU-NIは誕生しました。
只今4月下旬出荷分の予約を受け付け中
今、12/JU-NIは、予約受付中です。本体は間もなく販売終了になりそうです。次回製造は5月を予定してて、5月にも発売できるようにと思ってましたが、コロナの影響で資材が不足、いつ納品されるかわからない状態になってます。
今のところ今回製造分が売切れると、次にいつ発売できるかは未定です。
すでにご利用頂けてる方でも、もし5月、6月で手元になくなってしまう、という方がいらっしゃいましたら、大変ご面倒かけますが、今のタイミングでご購入頂けると助かります。
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ちなみに最近の寝癖は？
こんな感じです。これでも以前とは比較にならないぐらい楽チンです。
これでも個人的には許容範囲です。