お風呂の鏡が曇って見えない、白いウロコ汚れが取れない、そんな方への処方箋
先日、こんな記事(「何を買ったらいいか分からない人向けの初めての木村石鹸」)を書きました。木村石鹸のルーツはお風呂掃除なんだということで、お風呂掃除用洗剤を2つ紹介させてもらったのですが、実はお風呂掃除に特化したものとしては、お風呂の「鏡」用の商品が2つあります。今回はこちらを紹介します。
お風呂の鏡、曇って見えない... そんな状態ではないですか?
僕はお風呂で髭を剃るんで、その時に使うぐらいなんですが、それでも鏡が曇ってたり、白いウロコ状の汚れが付着してて全然鏡の役目を果たしてくれなかったりすると、気持ち悪いんですね。
鏡はできればピカピカで、しかもお風呂中は曇らず、こちらを映していて欲しいわけです。
この白い汚れの正体は何? 鱗状痕とはどんな汚れなのか?
この白いウロコ汚れ。これは鱗状痕(りんじょうこん)とも言います。お風呂場の鏡の汚れというのは、水道水に含まれるカルシウムイオン、マグネシウムイオンが付着した、所謂、水垢汚れと、これらに空気中の塵や埃に含まれるケイ素(Si)が合わさって、それが鏡と化学結合した鱗状痕汚れがあります。こういうやつ。もっとひどくなると鏡真っ白になります。
水垢汚れというのは、これは比較的簡単に落とせるんですね。単にカルシウムやマグネシウムが付着してるだけなので、クエン酸水とかで簡単にキレイに落とせます。
一方、鱗状痕汚れは、これにケイ素が合わさって鏡と化学結合しちゃってるんで、なかなか落とすのが大変なんです。
ガラスの主成分はケイ酸(SiO2)で、ケイ素(Si)と同じSiを持ってるんです。なので、化学結合しやすく、時間が経てば経つほど落としにくくなっていきます。言ってみれば、汚れが鏡と同化しちゃうわけです。
【1】鏡の鱗状痕跡クリーナーの実力はいかに?
と、鱗状痕がすごく落としにくい汚れだということをご理解いただいた上で、その汚れに特化して開発したのが、この鏡の鱗状痕クリーナーです。
そのまますぎるネーミングですが、お風呂の鏡に特化したからこそ、この落としにくい鱗状痕に物凄い効果を発揮できるようになっています。あくまでもお風呂の鏡です。洗面所などの鏡や、車の鏡では使わないでください。
あまりくどくど成分がどうか処方かどうかを説明するよりは、実際の使用例を見て頂くほうが早いかなと思ってます。この商品の開発中に、モニターさんに使っていたり、発売後も、使用前後の写真を頂くキャンペーンをやったりして集めた、実現場、実使用環境でのガチbefore/after写真です。
ちなみに、こういう商品の開発で大変なことの一つは、汚れを作ることです。実は汚れた布とかは売ってたりします。でも、鱗状痕で汚くなった鏡はさすがに売ってません。似たような汚れを人工的に作り出すことはできますが、それはあくまでも人工物で、実現場とはやはり違うわけです。なので実際のユーザーさんのお宅とかで試してもらうというのはとても重要なんですね。
例えばこんな感じ。
ケース1.Before/after
そこまで汚れてはないですが、これぐらいの白い汚れも、市販の洗剤ではなかなか落ちなくて苦労されてるのではないでしょうか。今回の鏡の鱗状痕クリーナーを使えば...
こんな感じ。もうほとんど新品です。
ケース2.Before/after
次の方はもう少し汚れがひどい。ここまで行くと、自分の顔もよく見えなくなってる状態かなと思います。
こんな状態でも...
こんな感じです。ほんまかいなというぐらいにキレイになります。大げさな通販番組みたいですが、これはガチです。
しかも、これ、皆さん、口々におっしゃるのですが、たいして力も入れず、スポンジにつけた鱗状痕クリーナーで撫でてるだけ。鏡をさっさと撫ぜてるだけでこうなると。
ケース3.Before/after
はい。これもかなり汚れてます。ウロコ汚れのせいでほとんど鏡として意味がなくなってる感じさえします。
じゃーん。
すっきり。いいカメラ使ってるんだなということが分かるようになりました。
もちろん弊社社員の実使用レポートもあります。東京オフィス長... 鏡汚いですね。
木村石鹸は大阪の八尾というところにあるのですが、同じ八尾で、ガラスのネット販売で活躍されてるコダマガラスという会社があります。
その会社さんが、鏡の鱗状痕クリーナーのガチレビューをやってくれてます。動画面白いんで見てみてください。使い方もよく分かります。
動画では、1年以上放置した鱗状痕汚れみっちりの鏡で試してくれてます。児玉社長は断言してくれてます。4分50秒あたり。
1年間でついたウロコならこれで完全に取れると断言できます
ありがとう。コダマ社長。プロから断言してもらえたのでかなりの自信につながりました。
ご利用いただいた皆さんからの声
SNSとかで見つけた皆さんからの声。嬉しいのは、この商品、取り扱って頂いてるお店の方が、自分で使われて感動して紹介下さるパターンが多いんですね。
なぜ、こんなに汚れが落ちるのか?
鏡の鱗状痕クリーナーには、サファイアと同程度の硬度を持つアルミナという研磨剤を配合してます。かなり硬度が高いので、そのままだと鏡を傷つけてしまいます。それを様々な成分とバランスを取って、アルミナの硬度を活かしつつ、鏡に傷をつけにくくした、というのがこの処方の工夫です。
また、特徴としては「中性」というのもポイントかと思います。鏡用の洗剤では、「酸性」のものが多いんです。中性なので作業者にとっても安全性も高いし、手肌にも優しいです。塩素系漂白剤などが混入した場合も、酸性のものだとガスが発生して危険ですが、このクリーナーは安全性が高い処方になってます。
鏡のウロコ汚れでお困りなら、ぜひ、こいつを試してみてください。
【2】汚れを落としたら、くもり止め
実は、このクリーナー単体にも、持続効果は弱いですが、くもり止め機能が備わってます。洗浄した後1~2日は、鏡がくもり難くなってると思います。
ただ、くもり止めが主機能ではないので、弱いんですね。そこで鏡のくもり止めを使ってもらいたいわけです。
これもお風呂の鏡に特化したくもり止め処方というのが最大の特徴です。自動車や洗面所では使えません。
なぜ、お風呂の鏡限定なのかというと、水をかけることで表面に水の膜をはって、くもるのを抑えるという方法をとってるからです。
時々、これ塗ってても曇ったと、クレームをつけられる方がいらっしゃるのですが、ほとんどの場合、勘違いされてます。ずっと一切曇らなくさせるものではなく、あくまでも水をかけたときに曇らなくするものなのです。
なので、くもり止めを鏡に塗ってても、お風呂に入った時は、その鏡は曇っていると思います。でも、使う時にお湯や水を鏡にさっとかけてみてください。水が付着すると、少なくとも入浴中は曇らなくなるはずです。
このくもり止めの最大の売りは、その効果の持続期間です。お風呂の利用回数でいくと、1回の塗布で30回は効果が持続します。
僕なんかは一人暮らしで、お風呂に入るのはせいぜい1日1回ですが、一度塗布すると、2か月ぐらいは効果が持続します。これは、この手のくもり止めの中では、かなりというかずば抜けて持続期間が長いものだと思います。
使い方はちょー簡単
これも使い方を説明するほどでもないぐらいに簡単です。
よく洗浄してキレイになった鏡(できれば、「鏡の鱗状痕クリーナー」とかで、しっかり汚れを落として)を、乾かすか拭き上げる。
つまり水滴とかがついてない状態にして塗っていきます。満遍なく塗布したら、あとはそのまま乾かすだけ。これでOK。
この商品の難点は、一度の塗布で効果持続期間が長いので、1つ購入すると、なかなかリピートしないということです。メーカーとしては良いのか悪いのか。
でも、鱗状婚クリーナーとくもり止めは、セットで使ってもらうと、すごく効果的だと思うので、快適なお風呂ライフのためにぜひ活用ください!
お風呂のお掃除といえば、こちらの記事も参考にしてみてください。
しかも、なんと今なら、ここで紹介したお風呂掃除洗剤を全部セットにして、送料無料の「お風呂ピカピカセット」があります。
この機会にぜひ、木村石鹸のお風呂掃除洗剤で、お風呂ピカピカを愉しんでくだい。