かきね(2017.8.16)

帰ったらグレートジャーニーやってました。
ヨシダナギさんの写真はとにかくカッコいいです。
少数部族固有の文化への尊敬がにじみ出ています。

昨年、東京での個展に伺って少しお話しましたが、
心の垣根を感じさせない人でした。
それは生まれ持ったものに加え
アフリカでの数々の経験の賜物なんだろうなと思いました。‬

先日、同じように垣根を感じさせない方とお話しました。
その方は海外留学経験者でした。
海外では「働く、学ぶ」を自由に行き来している人が当たり前のようにいて、
日本の一本道のようなキャリア観は特異に思えて戸惑っている、とのことでした。

海外のことが何でも正しい、みたいな考え方は違うと思いますが、
ことキャリアに対する考え方について、日本では選択肢がない、
あるいは少ないという幻にあまりにも支配されすぎていると感じます。

これからその幻想はドンドン崩れていくのではないか、と思います。
選択は本来自由なのに、
いまだに入った学校で未来まで固定されると思い込んでいる人が多いです。
間違いなので大人はそんな価値観若者に刷り込まないで欲しいな。
道は無数にあるのに。
制度で、ある程度進学先が制限されていた戦前までの日本じゃないんですから。

そうそう垣根の低い人の話でしたね。
狭い世界で汲々としていると心の垣根って高くなりやすいんでしょうね。
そういう意味でも、他の国に行って
カルチャーギャップの洗礼を受けることは大きいと思います。
私自身も海外ひとり旅を繰り返して人生観が変わりましたからね。

全日制高校ではない、という選択。

不登校からの新たな学びの場探し、という選択。

多様な選択肢を知るためのお手伝いを
ひとりでも多くの若者にしていきたい。
それがわたしの願いです。