定額制ビジネスの退会率を下げる方法と考え方



はじめに

オンライン事業の運営には、体力や労力が必要な場面が少なくありません。ただ、ぼく自身が疲れやすい体質であることから、リアルでの繋がりや直接的な営業を避けつつも、継続的に収益を上げる方法を模索してきました。その結果、たどり着いたのが「定額制オンラインサービス」というビジネスモデルです。

この記事では、退会率を下げる具体的な工夫、効率的に事業を継続させる方法、そして体力に自信がない人でも実践できるアプローチを掘り下げていきます。

なぜリアルで人に会わないのか?

ぼくがリアルでの活動を避ける理由は、シンプルに「コスパが悪いから」です。人と直接会うのは確かに関係性を深めるメリットもありますが、疲労や移動の負担を考えると、ぼくにとってはデメリットが大きい。特に体調を崩しやすい方や時間が限られている方にとっては、無理にリアルの場を活用しようとする必要はないと思います。

オンラインなら、どこにいてもコミュニケーションが取れますし、コンテンツを作成すればその効果を持続させることができます。これがオンライン事業を選んだ大きな理由です。

退会率を下げるための具体的な工夫

ポストにも書いた通り、ぼくの運営するサービスの退会率は月5%以下をキープしています。この数字を維持するために、以下の2つの工夫を行っています。

1. マッチング率の向上
• ぼくの講座では、事前にLP(ランディングページ)を活用して参加者をスクリーニングしています。具体的には、講座の内容や対象者を明確に記載し、「誰向けのサービスか」をしっかり伝えています。
• このスクリーニングによって、参加者のニーズと講座内容のミスマッチを防ぐことができ、結果的に退会率を最大20%から3%に下げることに成功しました。

2. 年間プランの導入
• さらに、月額制だけでなく年間10万円のプランを導入しました。このプランは、短期的なコスト感を軽減する代わりに、長期的なコミットメントを促します。この結果、退会率は15%から3%に下がりました。
• 更新率も50~60%と高めで、満足度の高い顧客が長期間サービスを利用する仕組みが作れています。

なぜ退会率を下げることが重要なのか?

新規顧客を獲得するコストは、既存顧客を維持するコストよりも高いと言われています。退会率が高いと、常に新規顧客を獲得し続ける必要があり、それに伴う労力や広告費が膨らんでしまいます。一方、退会率を下げれば、既存顧客からの収益が安定し、サービス運営がより持続可能になります。

また、ぼく自身は「コンテンツを作って売る」という短期的なビジネスモデルには疲れてしまいました。それよりも、マッチング率の高い顧客と長い関係を築きながらサービスを育てていく方が、ぼくにとってはストレスが少なく、結果的にビジネスとしても成功しやすいと感じています。

読者へのアクションプラン

もしあなたがネット事業に興味があるけど体力や時間に不安を感じているなら、以下の方法を試してみてください。
1. まずはX(旧Twitter)での発信を始める
• どんなビジネスでも最初のステップは「認知を広げる」ことです。Xでの発信は無料で始められるうえ、試行錯誤を繰り返しながら自分の声を届ける練習ができます。
2. 自分の得意分野を見つける
• オンライン事業で成功するには、自分が得意で価値を提供できる分野を見つけることが大切です。最初は小さなテーマでも構いません。
3. 定額制のサービスを設計する
• 定額制のサービスは、収益の安定性を高めるうえで非常に有効です。特に退会率を意識して顧客体験を改善することで、長期的な収益につながります。
4. 簡単でもいいので行動を続ける
• 完璧を目指さず、惰性でも構わないので行動を続けてください。ぼくも最初は試行錯誤の連続でしたが、小さな一歩が積み重なって今の成果につながっています。

まとめ

オンライン事業は、リアルな場を避けつつも持続可能なビジネスを作ることができます。ぼく自身が体力に不安を抱えながらも退会率を低く維持し、安定的に収益を上げていることが、その証明です。

リアルでの活動に頼らず、オンラインだけで事業を運営したいと考えている方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。まずはできる範囲で、Xでの発信から始めてみてください。それが、次の一歩につながります。


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