忙しさより「少労所得」を重視したビジネス設計のすすめ
ヒマになるコツはそもそも少労所得で済む設計にすること。ヒマになればまたビジネス一個作れる。もちろんそれも少労所得。忙しければ儲かるわけじゃないんだから、初めから労働コストをいかに抑えるか、どうしたら時給最大化するかを考えてビジネスをつくる
— なぁさん|しょぼい起業家 (@nst_nakata) January 18, 2025
はじめに
「忙しければ儲かるわけじゃない」。これは、ぼく自身がビジネスをしてきた中で実感していることです。ビジネスを長期的に成功させるには、「忙しさ」ではなく「少労所得(少ない労働で得られる収入)」を重視した設計が必要です。この記事では、「少労所得」に焦点を当て、どうすればビジネスを労働コストを抑えた形で設計できるかを深掘りしていきます。また、そのメリットや具体的な行動プランについてもお話しします。
なぜこのポストをしたのか?
ぼくがこのポストをした理由は、忙しさに追われる働き方に限界を感じる人が多いからです。多くの人が「働けば働くほど収入が増える」という考えに縛られていますが、それでは体力や時間が尽きるのは時間の問題です。
一方で、「労働時間を抑えながら収益を生む」ビジネスを設計すれば、時間的な余裕が生まれ、さらに新しい挑戦をする余力も生まれます。この考え方は、ぼく自身の経験でも効果的だったため、共有したいと思いました。
忙しさに頼らないビジネス設計のポイント
1. 労働コストを抑える
労働コストを抑えるというのは、「自分が直接働く時間を減らす」ということです。これを実現するためには、以下の方法があります。
• 自動化の仕組みを作る
たとえば、オンライン講座やデジタル商品を販売することで、自分が働かなくても収益を得られる仕組みを構築します。
• アウトソーシングを活用する
単純作業や事務作業は外注し、自分は高付加価値の作業に集中します。
2. 時給を最大化する
時給を最大化するためには、単価が高い商品やサービスを提供することが重要です。
• 高単価の商品を作る
顧客にとって価値が高い商品を提供することで、少ない労働で高収益を実現できます。
• 複数人に同時提供する
たとえば、グループセッションやオンラインセミナーを開催することで、1対1よりも効率的に収益を上げることが可能です。
3. スケーラブルなビジネスモデルを採用する
スケーラブルなビジネスモデルとは、労働時間を増やさずに収益を拡大できる仕組みのことです。
• サブスクリプションモデル
定額制のサービスを提供し、毎月安定した収益を得る。
• デジタルコンテンツの販売
PDFや動画講座など、一度作成すれば無限に販売できる商品を作る。
少労所得がもたらすメリット
1. 時間的余裕が生まれる
少労所得の仕組みを構築することで、自由に使える時間が増えます。その時間を使って新しいビジネスを作ることもできますし、家族や趣味に充てることもできます。
2. 新しいビジネスに挑戦できる
忙しさに追われていると、新しいことに挑戦する余裕がなくなります。しかし、少労所得の仕組みがあれば、リスクを恐れずに新しいビジネスに挑戦することができます。
3. 精神的な安定が得られる
働き続けるプレッシャーが少ないため、精神的に安定しやすくなります。これにより、冷静にビジネスを運営できるようになります。
少労所得を実現するための具体的なステップ
1. 収益モデルを選ぶ
まずは、自分の得意分野やスキルに合った収益モデルを選びます。
• オンライン講座やデジタル商品の販売
• サブスクリプション型サービスの提供
• 自動化されたECサイトの運営
2. 小さくテストを始める
いきなり大規模な仕組みを作るのではなく、小さくテストを始めましょう。
• 無料で試験的にサービスを提供し、フィードバックを得る。
• 小規模なデジタル商品を販売し、需要を確認する。
3. 自動化と外注を取り入れる
収益モデルが回り始めたら、自動化や外注を導入します。
• メール配信や決済システムを自動化する。
• 外注スタッフを雇い、作業を任せる。
4. 高付加価値の商品を作る
ビジネスが軌道に乗ったら、より高単価の商品やサービスを追加します。
• プレミアムコースや個別コンサルティングの提供。
• 独自性のある商品を開発し、高価格で販売する。
ぼく自身の体験談
ぼくもかつては、「働けば働くほど収入が増える」という考えに縛られていました。特にストレッチの専門的をしている時は施術数を増やせば増やすほど収入は増えるので。しかし、半年も経営すると、それでは体力とともに上限があると改めて気づき、少労所得を重視したビジネスモデルを構築しました。
たとえば、オンラインレッスンだと、月10時間の稼働というのはずっと固定したままで会員さんが増えれば増えるほど、時給は上がっていきました。100人が5000円で月商50万円、150人なら月商75万円というようにです。
この体験から個人ブランドで付加価値を上げることと、複数人に向けてのビジネスを展開することで、より一層、楽だけど儲かる設計に注力していき、今では1時間10万円の売り上げができるサービスも構築できています。
読者へのアクションプラン
1. 自分のビジネスモデルを見直す
• 現在の働き方が「忙しさ」に依存していないか確認してください。
2. 少労所得の仕組みを考える
• サブスクリプションモデルやデジタル商品の販売など、収益を自動化できる方法を検討しましょう。
3. スモールスタートでテストする
• 小さな規模で始め、成功事例を積み重ねていくことを意識してください。
4. 自動化と外注を導入する
• 効率化を図り、時間的な余裕を作りましょう。
まとめ
ビジネスを成功させるためには、忙しさに頼らず、少労所得を重視した設計を行うことが重要です。労働時間を抑え、収益を安定させることで、次のステップに進むための時間や精神的な余裕が生まれます。
読者のみなさんも、ぜひこの考え方を取り入れて、自分に合った少労所得のビジネスを設計してみてください。それが、長期的な成功と安定した働き方への第一歩になるはずです。
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