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バンドに入って1年経った

YUDAI

あけましておめでとございます。
sleep through life、ドラムの伊藤です。上の写真の一番右です。

2023年12月1日付けでこのバンドに加入してからほぼ1年以上が経ちました。
加入してからあまりにも怒涛かつ鮮烈な1年で、正直一つ一つの出来事に向き合う時間も作れない状態でした。
そのため個人として、主に2024年のバンド活動の振り返りをかねて書いてみます。

本当は昨年内に投稿したかった。。。卒論以来の作文で頭を悩ませた2024年冬でした。


濃い一年

加入からの一年をざっくりと記すとこんな感じ。

2023/11/1　
Dr.私が加入
2024/1/27~28
レコーディング
2024/2/27　
Gt.渚さん加入
2024/7/5
「透けていく」リリース・MV公開
2024/8/30
「cape」リリース
2024/10/26
吉祥寺WARPでの企画
2024/11/2
名古屋遠征
2024/12/21~22
レコーディング

そもそも私が加入した経緯としては、2023年4月頃、OURSOUNDSでこのバンドを発見し、メールを投げてみたことが最初のきっかけ。当時、ドラマーが抜けており、募集をかけていたところに私が連絡してみたという感じです。その後、メンバーと何度か音合わせでスタジオに入り、半年ほどで加入する流れになりました。

振り返るとかなり衝動的に行動しているなと。。
バンドの経験は愚か、ドラマーとしても初心者に毛が生えた状態で飛び込んだのはもはや謎。

それほどまでに作さん（※）の作る楽曲に魅了され、「何か音楽をやりたい」と漠然とした動機を持つ一人の人間を動かす力があったのは確かです。ディグった時に、自分の好きな曲と巡り合った感覚に近いですね。あの時の直感は少なからず誤りでは無かった。そう感じてます。


（※）


前Gtが脱退。そして渚さん加入。フルメンバーとなってからバンドとしての活動が加速し、レコーディング、MV撮影、企画に遠征とさまざまな経験ができました。


「透けていく」のリリースは7月でしたが、MV撮影は3月であまりにも寒かった。。その甲斐もありとても良いものができましたので、まだ見てない人は是非見てください。今年もMV出せると良いですね。


8月には「cape」リリース。
「透けていく」と同タイミングでレコーディングを行い、温めに温め、満を持してのリリースでした。ライブでもやっていない方が珍しい定番曲になりつつあります。


10月には吉祥寺WARPにて企画。
良い企画が作れたこと、何より楽しかった。
タナカズさんと出演三組のバンドには本当に感謝です。。！


11月には名古屋への遠征も。
当日、台風の接近に伴い新幹線が遅延する事態になったのも良い思い出です。
stiffslackは良いところでした。また行きたい。

名古屋stiffslackにて


年の終わりには二度目のレコーディングも無事完了しております。
バチバチに良い音源ができておりますので、乞うご期待ください。


また一年を通して、様々なライブハウスでライブをさせていただきました。
下にまとめましたが、Rinky Dink系列店には特にお世話になりました。
本年も各所の方々、是非ともよろしくお願いいたします、、！
（一部、伊藤が諸事情で出られなかったブッキングについては省略させていただいております）


2024/1/10（水）
渋谷CYCLONE
Leroy/Twisted Perverse/WILDOGS/oh!!真珠s

2024/2/27（火）
新宿NINE SPICES
Destruction Sound/ELBOW ROOM/Keeshond/今宵

2024/3/4（月）
渋谷CYCLONE
6MAB/RemRem/Scumbag/Knee Benders/oh!!真珠s

2024/4/25（木）
西荻窪FLAT
the giraffes/嘯く雨。/Swing by Sing

2024/4/30（火）
赤坂navey floor
U.scaler/The Stupids/borderline case/SONOSUKIMAKARA

2024/5/27（月）
渋谷CYCLONE
Tiny Thor/night roomers/ASIRO/wiseman/Scumbag

2024/6/14（金）
西荻窪FLAT
swim in syuwar/KILLERBONZE/ELBOWROOM/kanata

2024/6/20（木）
吉祥寺WARP
Cynicak Animal Youth/switch board/ミネギシショウ(Foxtrot)

2024/6/26（水）
下北沢ERA
シロイソラ/Cat Yawns/くらげ計画/nosuri/開始

2024/7/6（土）
赤坂navey floor
306area/就職したい/shoals/kirye/mizchi/yolk

2024/7/25（木）
下北沢ERA
neu/今宵/zattana monsa/momostolen

2024/8/19（月）
初台DOORS
Loudia/あなたは天気/No-Border Sounds/中野成将/SiCK HACK

2024/8/31（土）
吉祥寺WARP
hei apopo/AMI

2024/9/2（月）
渋谷CYCLONE
SMELL cap SMILE/cloudy/ウイバナ/SILVERTREE

2024/9/10（火）
赤坂navey floor
trifle surf/counterparts/Buddha Jane/Geek Pocket/high harbor

2024/9/26（木）
下北沢ERA
306area/HAzuMU/六花（Licca)/Cafuneiro

2024/10/15（火）
下北沢近道
Timmy/なちく/momostolen/あさぼらけ/ひぐらしず

2024/10/26（土）
吉祥寺WARP
kanata/HILLMYNAH/はつめ

2024/10/30（水）
新宿NINE SPICES
trifle surf/me and the guitar/伝説日記

2024/11/2
名古屋stiffslack
own/ikoyi/THANK YOU MY BLOOD/muui

2024/11/14（木）
吉祥寺WARP
lepidot/SCGT/lem

2024/11/26（火）
渋谷CYCLONE
山岡トモタケ&FLAMINGS/Aqilla/Cuon

2024/12/28（土）　
吉祥寺WARP
asayake no ato/été/musbime/kanata/Uran/the cibo/Coll/Marmalade butcher/
kienai



活動を通して

冒頭でも述べたように、加入から初めての経験が多く怒涛の一年でした。

前半は、本当に怖かった。（笑）
正直に言います。自分の演奏が他人に聞かれることにビクビクしてましたね。

お金が発生する以上、「演奏」で価値を提供する場に立ったら、もはやインディーズも素人も関係ない。全員がプロとして見られる世界で表現すること、評価されることの恐ろしさというか、なんというか。そういったものに圧倒された時期でした。

ライブは「楽しい」という感覚は薄く、ひたすらに叩くことだけを意識する演奏でかなり精神がすり減るというか。終演後にどっと疲れるというか。完全に意識が自分のうちにうちに行っている状態。

実際にライブ映像などで振り返ると、明らかに音が違います。自信のない演奏がいかに音に直結するのか、身にしみて実感しました。これも教訓ですね。。

その時期にペースを落とさず、コンスタントにライブができたこと、一曲一曲の完成度に向き合ったことが、大きく成長につながったと思っています。


後半に入り、ようやくバンドとして演奏が形になっていく感触と自信を手にし、バンドに「合った」演奏を掴みかけた感覚を得られました。

ライブ時のリソースも外に向ける余裕が生まれた時期でしたね。
これはお客さんへの「聞かせ方」「見せ方」を考えることや、対バンからのインプットに時間を割ける機会になりました。

それが功を奏したのか、この頃から対バンしたい好きなバンドがどんどこ増えていくのが本当に嬉しかった。。今の音楽シーンにおいて、良いものを良いと共有できる人がいっぱいいることを実感できた、あまりに大きな収穫でした。

また対外への宣伝やリリースが、いかにバンド活動の上で重要かを実感した時期でもありました。そもそも作品を作り上げることや、ファン層に届けることの難しさをヒシヒシと感じましたね。

だからこそ聞いてもらう努力を怠らないよう、「当事者意識」を持って活動していきたいです。（年末のバンド内反省会で出てきた言葉です）



今年の抱負

昨年の経験を活かし、まずは自分の手の届く範囲の課題に一つ一つ丁寧に取り組む「鍛錬」の年にしたいです。
具体的には三つほど。

一つ目。ドラマーとしてのスキル向上。

当たり前かつ一番の課題。
バンドとして求められる音、また個人としての強みを音で表現できるよう、2025年はドラムに触れる時間を去年の倍は作りたいと思う所存。一旦指標として、個人練でスタジオに入る回数にします。頑張るぞ。

二つ目。お客さんへの「聞かせ方」「見せ方」を考え続けること。

これは個人としても、バンドとしても考える必要があると感じます。
個人としては、ドラマーとして成長し聞いてもらう人に説得力のある演奏、パフォーマンスを提示したい。。！
バンドとしては、曲の完成度はもちろん全体演出の認識を合わせられるよう、考えを共有することを去年以上に意識していきたいです。
これは場面や状況によって常に変化させる必要があるため定性的な軸になりますが、一年通して形にしていくことを目指します。

三つ目。活動の言語化を行う。

バンド活動の告知、宣伝、見せ方は、活動の幅を今後も広げていく上でこだわる必要があると勝手に思っています。また言葉することは、吸収した物事を感覚で終わらせないためにも重要だと思うため、定期的に行っていきたいです。今回の振り返りみたいな感じでね。
noteは四半期に一回投稿できるようにします。したい。しなきゃ。（白目）
Xとかもね。。


最後に

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

一年の振り返りをするとこんな長くなるんですね。書けることがあるのはいいことですが、定期的にやらないと自分に返ってくるんだなと。（自戒）

こまごまと活動を振り返りましたが、何はともあれ抱負以上に、今年も去年と同様、バンド活動を楽しく続けられるようにしていきたいですね。続けてきたことはそのままに、変化を加えるべきところは変えていきながら2025年、駆け抜けていきたいと思います。

昨年はたくさんの方にお世話になりました。
変わらず進み続けますので、今年もどうぞよろしくお願いします。

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