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≪Vol.185≫オモロイか納得

僕は1980年生まれで、野球部上がりなので、
昔ながらの考えがまあまあ染みついている方だとは思います。
さらに言うと、そのシミがまあまあ落とされている方でもあると思います。

毎度の上下関係の話ですが、
僕の年代から上の人は、とにかく下の人から「四の五の言われたくない」
「いいからやれ!やればわかるから。」と。
みたいなことで教わってきているので、
「考えるより、まず行動」のタイプかなと思います。
それがイイことも結構あったりするので、僕より年代の上の人はきっと、この考えに肯定派の人も多いと思います。
「考えてから行動」のパターンだと、考える時間が思っている以上に長くなるし、結果、行動しないことになったりもする。という現実もあります。

とはいえ、時代も変わってきていて、
そうもいかない。
また僕で言うと、外国人と仕事をすることが多いので、
日本人のソレより、より強いようにも感じていて、
伝え方の勉強を続けています。

日本人だろうが、外国人だろうが、
そうなると「説明して、納得させる」という言動が必要になるので、
伝える人が「理解」していないと、破談になるケースが多いのですが、

言ってる方も「そんなのわかんないよ」っていうケースも多かったりします。
僕もそうですが、なんでかわからないまま一生懸命やっていた世代だったりするので、
何かが成功した時にいつも思っていたのが、
「一生懸命やったからだよ」
「寝ずにやったからだよ」
「何度も何度もやったからだよ」
というような感覚的なことや、稼働時間だけで後輩に伝えることしかできてなかったなぁと反省することもあります。

でも多くの場合、
「わかんないけど、やんなきゃいけない」ってこともあるじゃないですか。
「やんなきゃいけない、というか、やってもらわなきゃいけない」
というときが。
やんなきゃということで、自分がやるんだったら、やりゃあいいんだから楽チンなんですが、
「やってもらう」となればそうはいかないので、どうするかと思うのですが、

僕の考えとしては、
「オモロイ」か「納得」させるのどちらかは無いといけない。
※お金で解決のパターンはもちろんありますが、給料を急に上げるわけにはいかないので、ココではなしとして。

「納得」については、もう上述したような「説明が必要です」
コレが出来るなら、これはやった方がいいのですが、
それが出来ないときは「オモロイ」です。
※僕は西日本の出身なので敢えて関西風に書いてます。気持ちが伝わる感じがして。

何かわからないけど「オモロソウ」を作りあげる。
または自分がこれは「オモロイ」って思うとこまで気持ちを作り上げる。
が大切だと思っています。
簡単じゃないのですが、僕はこれを結構やっています。

僕が「やりたくない」ことって、相手もやりたくないことがほとんどです。
そして僕が「オモロイ」と思っている事なら、譲歩してくれる可能性があります。これは普通の営業活動と言えば普通です。
「この商品、あまり美味しくないんですが、買ってくれませんか?」って言って買ってくれるわけないだろうと。
日本人は謙虚だからやっちゃうことも多いですが。

日本人でも外国人でも同じだなと思うのは、
やっぱり「幸せそうな人」が好きなんです。人間は。これは間違いない。
「あの人、なんだか辛そうだから助けてあげよう」ってなかなかならない。
万国共通で「笑う門には福来る」だな。というお話でした。

今週も最後までありがとうございました。

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