≪Vol.38≫みんなが走り出す前に
毎回、毎回書き出しがネガティブになってしまいがちですが、思っている以上にコロナウイルスの被害が止まらないところです。
私の会社では世界中から来ている留学生がいるので、ニュース以外でも実際にその国の人に「コロナどうなの?」と聞いたりすることも多いのですが、日本で注意喚起している以上に、各国では厳しい警戒をしています。
多くの国で外出禁止が出ていたり、渡航禁止が出ていたりと
そう考えてみると、日本は(日本人は)、この3連休も人がたくさん外に出ていたりと大丈夫感が出始めているようにも感じます。
たぶん大丈夫ではないような気もしますが、この春の陽気のような、初夏の陽気のようなポカポカ日和に出ていけないのも辛いので、我慢できずに出ている人もいるのかなとも思います。
ニュースではオリンピックはどうなるのか?
学校の始まるのか?
など、不安になるようなことがずっと報道されていて、何もをするにしても躊躇してしまう日々ではあります。
準備したものの中止になるかもしれないとか、
こんなことをしたら不謹慎に思われるとか、
万が一コロナウイルスが拡散したら終了だ・・・とか
いろいろ一歩踏み出せないのが現実かなと思っています。
特に私がビジネスとして関わるインバウンド事業でいうと、どん底の状態というか、渡航禁止なのでどうにもならないので、割と予算を割くことを避ける傾向にあると思うのですが、「出来ることなら止めない」「減らさない」を私やshibuya-sanのメンバーは心がけています。
魚がいない海で釣りをし続けるわけにはいかないのは重々わかっているのですが、一度止まってしまうと、また走り出すのに本当に勇気と気力と体力とメンタルが必要になります。
経営者としての経済的な考え方は当然あるのですが、「止まない雨はない」ことを考えると、雨が止んだ時にすぐに走り出せるかどうか?はとても重要なことだと思っているので、この苦しいときに「止まらない」をしておくことが重要だと思います。
私のような小さな会社もそうなのですが、是非大きな企業の方々も、目の前の魚がいないからと言って、止まらず、予算を投下してもらいたいところです。
特にインバウンドで言うと、何となくの感覚で言うと、また結構な感じで晴れ渡りそうな気もしますので、そんなに暗闇感はないのかなと思っています。
元々、私はあまりネガティブにならない人間ではあるのですが、
今、ビジネスをしていて、いろんな方々に、
「お客さんが少ないのに、なんで人件費減らさないのですか?」
「なんで営業時間短くしないのですか?」
と聞かれることが多くあります。
今の状況を考えると確かにそう、なのですが、
上述した通り、一度減らすと、増やす作業は本当に大変になります。
(※ダイエットは逆ですが)
アルバイトメンバーの収入も減ってしまうし、学びの場も、サービス提供の経験も減ってしまい、信頼関係も変わってしまうかもしれないです。
そしてGWに雨がやみそうになって、オリンピックも開催されるとなったときに、「いぜ出陣!」と思ったとき、そこからアクセルを入れるのは本当に今までの何倍もガソリンを入れないと進まないことになってしまいます。
僕がなぜ、減らさないのか・・はそんな理由もあります。
ワン・ステップという自分の会社で言うと、育てるのが仕事なので、良いときも悪い時も戦える人材に留学生を育てることが使命なので、会社としての意義としては全く止める理由もない。ということでもあります。
留学生のみんな、
今、走っとかないと、
走らないといけないときに走れなくなりますよ。
ヒマですることがない人はいつでもご連絡くださいね。
何か仕事を作るのが得意なので。僕。