ボボズとFIREはDNA
みなさんは"ボボズ"という生き方をご存知ですか?
アメリカでは新上流階級とも言われていて、
仕事は遊びで、遊びが仕事、気づいたら億万長者
みたいな人達。
具体的には
ビル・ゲイツ、S・スピルバーグ、S・ジョブズ
とか
次に、近年注目を集めている「FIRE」という言葉をご存知でしょうか?
「FIRE」とは「Financial Independence, Retire Early」を略した言葉で、直訳すると「経済的自立と早期リタイア」という意味になります。
定年を待たず、なるべく早期にサラリーマン生活を終え、資産運用等を中心に生活していくライフプランで、2014年にダボス会議でFIREが言及されたことで、主にミレニアル世代の若者の間で火が付きました。
ボボズとFIRE
一見、楽して、運を味方に、経済的な余裕を有したかのように見えますが、全然違うと思います。
この人達は
人の為に超努力して、自分にストイックになった人達の集団だと思います。
だいたいこういう話は経済学をベースに分析されるのですが、僕は違う角度からその根拠をお伝えします。
よく耳にする
"なんか金になる話ないかな〜"
ですが、
結論から言うと、
ある。
でもそういう人たちって、お金の為に何かしようとしてますよね?お金をゲットすることしか考えてませんよね?
どうやって?人を満足させずに?
と、言葉が荒くなりそうなのですが、
やっぱり、人の為にできる何か、を商品やサービスとして発案し、その対価としてお金を生むという考え方でないと、お金は稼げません。
そしてそれは、道徳的な話ではなく、
お金の為だけに行動するということは、そもそも人類には向いていないのです。
は?
(ここからが大事)
自分の心が望むライフワークが人や社会の為になる喜びは、金銭を得ることよりも高いモチベーションを維持できることを我々は体験的に知ってるはずなのです。
なぜならば
我々の直接の祖先が、身体能力と知能面で人類より優れていたネアンデルタール人との生存競争に勝った理由は、
"協力し、助け合う能力が高かったから"
なのです。
このレベルの長い長い人類史において、
貨幣制度が発達したのなんか直近のお話なので、"お金の為にだけ働く"という感覚は、我々の生存本能としてまだインストールしきれていないのです。
つまり、
ただ収入を得たいという利己的な行動よりも、仲間や社会、人の為になるような利他的な行動の方が合理的であり、正しい生存戦略なのです。
簡単に言えば、
人の為に生きた方が人間という生き物にマッチしてるし、結果的にお金になるよ!
という事。
その感覚を遊びのように楽しみ、
ひたすら人の為に物事を開発し続け、喜び、その感動にやみつきになってしまった人達が、最終的にボボズという階級に位置したり、FIREという選択をすることが出来るのかもしれません。
とりあえず、人の為に生きた方が間違いなさそうじゃない?
ってことを理屈っぽく言いたい、
人の為に働くGWを過ごす私でした。
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