ポスト資本主義におけるスポーツビジネスの考察
かなり覚書に近い投稿です。
最近、情報のインプット量が多く、何かしらアウトプットしないと整理できない(自己処理が追い付かない)状況になっています。。ということで記事としてはとりとめないものですが、まとめ(書きなぐり)ました。
【現状(の資本主義のイメージ)】
・自由主義経済
・資本力強い人が強い
・期待値が金銭化される(より金が増える価値を金銭化できる)
競争が生産性ではなく独創性を求める世の中
ステークホルダー資本主義(6つのステークホルダー。株主・従業員・行政・地域・社会・環境)との関係構築、貢献が求められている。
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主語が大きくなってきている。すなわち、主語に地球も入り、気候変動問題への貢献も求められる。
ということからも、生産性の追求→良い物を大量生産、大量消費すれば良いという概念から変わってきており、一つ前の記事の末尾にふれた「社会性」と「生産性」のバランスが重用視されていることから、ポスト資本主義が叫ばれるようになっている。
ここでポイントなのは、期待値が金銭化されるのはよりお金が増える期待値にのみであって、「社会性に期待値があっても(これすると世の中がよくなるという期待)それにはお金が集まらない。」ということ。
この課題に対するアプローチはいろいろなところで実験されているが、価値の可視化=お金が集まるような実験は主体的に取り組んでいく計画をもっています。
【ポスト資本主義におけるスポーツビジネス】
このように刻々と社会が移り変わっていっており、かつそのスピードがとんでもなく早いので、例えば自分が定年を迎える30年先の社会を想像するのは難いが、少なくとも3〜10年くらいの社会を考えると、
「メタバース・Web3・DAO×共創」がキーワードかなと考えた時(前記事で参照)、トークンはだいぶ一般化してそうなので、計画・実行中の地域共創の概念をトークンとも掛け合わせ、かつそれをDAOで取り組めるようにすればステークホルダー全体が価値を享受されるプラットフォームになるのではないかという考察に至った。
それが地域と共生することになり、スポーツビジネスがまちづくりのハブとなり、新たな経済圏から得られる5本目の収入源(他4つは、既存の入場料収入、スポンサー収入、MD収入、放映権収入)となるのではないかと。今の考え方ではMD収入の延長と会計上されそうだけれど、これは新しい経済圏ゆえ5本目の柱でしょう。
DAOのベースとなる「ビジョン」は、従来からプロスポーツクラブであれば担っているスポーツによるまちづくりであることは変わらない。アリーナに来れば来るほどトークンの価値が高まり、それがホームゲーム会場内に止まらずホームタウン全体(もちろんバーチャル空間含む)がフィールドとして拡張されていく世界が浮かぶ。あくまで妄想、、、。
DAOで形成される経済圏は今後乱立(適切な表現が浮かばず)されるが、シームレスにつながる(行き来できる)だろうから、元のビジョンがしっかりしていれば、ハードフォークしても行き着くところに行き着くだろうし、親しみやすさや関わりやすさが強みであるスポーツゆえ、チャレンジしやすい領域だろう。