開幕戦を見て、気になったチーム3選
皆さん、こんにちは。ゆーだいです!
今回は、2月18〜19日に行われたJ1開幕戦を観て、これから楽しみな、あるいは気になった3チームについて話したいと思います。
それでは、行きましょう!
チーム①:FC東京
開幕戦結果 川崎1-0FC東京
1チーム目はFC東京になります。
FC東京は、皆さんご存知の通り、今季からアルベル監督が就任。
そして、スタイルも「攻守速攻」から「ポゼッション」に移行し、新たな舵を切る。開幕戦もショートパスを繋いでゴール前にいくのかと思いましたが、臨機応変にロングボールを用いながら、ゴール前に迫っていきました。チャンスが訪れたのが23分。ボールホルダーに対して素早い厳しい寄せからショートカウンターを発動し、レアンドロのシュート。惜しくもGKにセーブされるも良い攻撃を見せました。また、大きなサプライズとなったのが、松木玖生のスタメンでした。松木も要所要所で違いを見せ、強烈なミドルシュートを放つなどチャンスに絡んでいました。
惜しくも負けはしましたが、レアンドロや永井、ディエゴオリヴェイラ、そして新加入の松木を中心とした攻撃で王者川崎を苦しめました。他にも、アダイウトンや山下、東など実力のある選手が控えており、川崎の優勝を阻む存在になるのではないかと思います。ただ、先日チーム内でコロナ感染者が複数出たという報告があり、公式戦2試合が中止になりました。その報告を受けて、FC東京はさらなる過密日程が予想されます。そこを総力戦でどうやって乗り越えるかが優勝へのキーになってくると思われます。
チーム②:鹿島アントラーズ
開幕戦結果 G大阪1-3鹿島
二つ目の注目チームは鹿島アントラーズ。
そのアントラーズの武器は何といっても、上田綺世と鈴木優磨の2トップです。開幕戦のガンバ大阪戦でも、2人の攻撃から何度もチャンスを作りました。鈴木は様々な場所に顔を出し動き回るのに対し、上田はライン間での駆け引きからチャンスを演出する。好機が訪れたのが前半20分。上田の武器である裏への抜け出しから、右足を振り抜いたスーパーゴラッソを決めます。さらに、38分にパトリックが退場し、数的有利な立場になると、ますます勢いが増します。66分に2点目となるゴールを決め、その後も積極的にシュートを放ち、最終的には7本のシュートを記録しました。まさに上田劇場とも言える活躍でしょう。
鈴木も序盤から縦横無尽にピッチを動き回り、周りの選手との連携を生かして、ゴール前に迫ります。その成果が現れたのが30分。ガンバのビルドアップ時のミスを見逃さず、きっちりゴールに繋げます。82分までプレーし、2点目はならなかったものの、5本のシュートを記録しました。
チームとしても、合計で33本のシュートを放ち、上田綺世と鈴木優磨を合わせても、12本のシュート。これは全体の約3分の1に当たり、残りの3分の2はディエゴ ピトゥカや土居聖真、染野唯月などの中盤の選手になります。ディエゴ ピトゥカは5本、土居聖真は3本、染野唯月に関しては途中から入って2本のシュートを放つなど、シュートを打つ意識や攻撃力がわかると思います。
そして、今後はリーグ戦と並行してルヴァン杯が組まれ、過密日程が予想されますが、途中から入った仲間やエヴェラウド、さらには、ファン アラーノやアルトゥール カイキなどのアタッカー陣が構えており、他のポジションを見ても選手層はとても厚いです。そのような選手たちが上田綺世や鈴木優磨とどのような連携を見せるのか、また、共闘を見せるのか。とても楽しみです。
チーム③:サガン鳥栖
開幕戦結果 広島0-0鳥栖
最後三つ目のチームはサガン鳥栖です。
サガンは今オフ、複数の主力選手が他チームに移籍し、大幅な戦力ダウンが予想されました。さらには、監督も変わり、大幅なチーム刷新となりました。
迎えた開幕戦。ワクワクとドキドキを胸に、アウェイでサンフレッチェ広島を迎え撃ちます。サガンのスタメンを見ても、5人が新加入選手となっており、連携面で大きな不安を感じていました。しかし、その不安は杞憂に終わります。新加入選手が5人もいることを忘れるぐらい、良い連携を見せ、ゴール前に迫ります。特にシャドーの位置に入っている堀米選手がよくボールに触り、リズムをもたらしていました。また、両サイドに入っている飯野と岩崎も高い位置を取り、チャンスを作っていました。
結果は0-0に終わるも、前から厳しくいく姿勢や両サイドからの攻撃など川井監督のやりたいサッカーがよく表現され、昨年のようにリーグをかき回す存在になるかもしれません。特に、大卒選手が多いので、その大卒選手が他の選手とどのような連携を見せ、どのようなパフォーマンスを披露するのかとても楽しみです!
最後まで読んでくださりありがとうございます!
では、さようなら。