インバウンド需要を見込んで集めるべき7つのもの
最近、インバウンド対応について考えている。誘致の方法ではなく、宿に来てくれた外国人に向けた対応だ。
うちの宿では、大体2割ぐらいが外国人のお客さんなので、インバウンド対応しておくことは大事なことである。
WiFi環境はもちろんのこと、英語表記の案内地図を作ったりなどの多言語対応や、着物体験や三味線のアクティビティは日本人だけでなく、外国人向けのプログラムとしても機能している。
このように現状でも、わりと外国人旅行者への対応は充実していると思う。しかし、もっとわかりやすくこれはウケる!という外国人向けアクティビティは今のところ作れていない。
ちなみにタイトルを「~すべき○つのもの」とすることで、アクセス数が爆上がりすると聞いたのでやってみた。自己啓発系に多用される手法とのこと。これはアクセス数、かなり期待できるぞ。
アイディアはたまたま見つけた。
年に一度のAmazonプライムデーをご存知だろうか。Amazonのプライム会員限定のセールで、定価から50%以上割り引かれるものもある、すごいセールだ。これは参加せねばなるまいと僕は思った。
プライムデーの開催前日のことである。
明日のプライムデーに向けて、何か欲しいものはないかとAmazonを徘徊していてたまたま見つけたのがドラゴンボールであった。(たまたまと球がかかっている。)その日はプライムデーではなかったが、なぜだか勢いで買ってしまった。
勢いで買ってみたはいいものの、どうしよう…と悩んだ末に出てきた案が以下である。窮地にこそ光はあった。
「宿の中にドラゴンボールをちりばめて探してもらい、7つ集めたらギャルのパンティーをプレゼントするアクティビティ」である。賞品のギャルのパンティーは、原作内で初めてドラゴンボールを集めて神龍にしたお願いである。
これはいけるんじゃあないか。そう思った。ドラゴンボールなら外国人も知っているし、子供も楽しめるアクティビティだ。
絶対に外国人にウケる。間違いない。宿の外国人向けアクティビティとして、ドラゴンボールの導入は急務である。
ちなみに宿にドラゴンボールを導入する案は、まだ社長には言ってない。僕自身、翌日のプライムデーに向けて忙しくしていたので、確認をとる時間がなかったのだ。
ここまで滔々とインバウンド対応とドラゴンボールの導入について論じてきたが、おそらく社長は賛成してくれないだろう。
僕だって理解している。
調子に乗って勢いで買ってしまったドラゴンボールの使い道がなくて、後悔したくないから適当な理由をつけたことは、理解している。
しかもプライムデーに買うならまだしも、前日に買っている。思いっきり定価で買ってしまった。なぜ買ったのか、そもそもなぜそんなに欲しかったのか、記憶もあいまいだ。わしは満月でも見たんか。
出でよ神龍、そして願いを叶えたまえ。勢いで買ったドラゴンボールの使い道を教えてください。