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インフルエンサー漫画家に聞いた「バズるTwitter漫画に見られる三つの特徴」を教えます

こんにちは!
ナンバーナインの執行役員の工藤です。
普段はデジタル配信サービス「ナンバーナイン」という漫画家さん向けのサービスを運営しております。

私のことは以下のnoteを読んでいただければ何となく伝わるのではないかと思います。

今年に入ってから、漫画家さん向けにナンバーナインの情報を発信すべくnoteを始めました!
▼先月の活動報告

このnoteは、ナンバーナインを利用してくださる漫画家さんも増え、売上も上がり、仕込んでいることや知見も増えてきたので、それをまとめて漫画家さんに知ってほしくて始めました。
ですので、この記事の対象読者としては下記を想定してます。

▼対象読者
・ナンバーナインを利用してくださっている漫画家さん
・ナンバーナインに興味を持ってくださっている漫画家さん

基本的に漫画家さん向けに書いていくため、専門用語や、業界の前提などはあまり説明せずに進めていきますので、ご容赦ください。

今月のTopicはTwitter漫画でバズるために意識することです!
・前提
・Twitter漫画の特性を知ろう
・バズりやすいTwitter漫画とは?
・Twitter漫画の展開パターン 1〈王道パターン〉
・Twitter漫画の展開パターン 2〈「めくり」パターン〉
・Twitter漫画の展開パターン比較
・まとめ
になります。

・前提として

今回の記事は今、私が力を入れている、漫画家養成プログラム「アクセルナイン」の八木戸マト先生の講義の一つをまとめた内容となります。

先に伝えておくと、こちらは1年前に作った資料です。Twitterは移り変わりが激しいSNSなので、現在主流の方法とは異なったり、八木戸マト先生の考えも変わっていたりする可能性もあります。絶対的な方法ではなく一つの方法として読んでいただけますと幸いです。

・Twitter漫画の特性を知ろう

まず最初にTwitter漫画ならではの特性を三つご紹介いたします。
・タイトルや見出しは重要。ページ数は4Pが最適。8Pなど、ツリーにすると続きが読まれづらくなる

→タイトルは本当に重要です。ここで読んでみたいと思わせないと、そもそも読んでもらう確率が減ってしまいます。また、ツリー形式も今では読んでもらいやすくなっていますが、それでも2ツイート目を読むまでに離脱する人はいるので、Twitter用に描く漫画は4Pで完結しているのがベストです。
※商業作品などの1話掲載はページ数について気にする必要はありませんがタイトルは重要です

・4Pという限られた情報量の中で完結させるため、描ける漫画のパターンが限られている

→ここはむしろ、シンプルで分かりやすい縛りになるので、慣れると描き方も考えやすいです。

・ぱっと見でわかりやすい漫画がバズる!

→「いい漫画を描く」というよりも「Twitterユーザーにわかりやすい漫画」を描いていこうという意識を持つことが大事になります。

・バズりやすいTwitter漫画とは?

Twitter漫画の特性を把握した上で、では実際にどんな漫画がバズりやすいのか?色々あるのですが、今回は3つほど紹介させていただきます。
・キャラものでギャップを出している漫画
・その作家さんならではの得意なものが入っている漫画
・演出、構成、漫画のアイデアでギャップがある漫画

・キャラものでギャップを出している漫画

Twitterではキャラのギャップでバズっている作品が多いです。
そして、いろんなジャンルの中でも、ラブコメとホラーはTwitterと相性も良いので、ジャンルで悩まれてる方にはおすすめです。

・その作家さんならではの得意なものが入っている漫画

絵や会話感、演出などで、その作家さんならではの独自性がある作品はバズりやすいです。
ただ、ここを明確に自覚するのは大変難しいと思います。
やり方は色々とあると思うのですが、一つご紹介できるものとして、「Twitter漫画を沢山読み研究する」という方法があります。
・バズっている4P漫画には何かしら理由がある!
→バズっている作品を研究することでその作家さんの強さがわかり、自分と比較できます。
・他者とは違う自分の得意な部分=独自性の自覚に繋がる
→自分の強みを把握して、有効に使えるようにする。そうすることで、バズりやすい漫画に近づいていきます。

Twitter漫画を描くために、Twitter漫画をたくさん読んで勉強することが大切だと思います!

・演出、構成、漫画のアイデアでギャップがある漫画

4P漫画の特性を把握した上で、演出、構成やアイディアを考えギャップを作っていく必要があります。ここも独自性に繋がりやすく、演出、構成、アイデアの中で自分の得意な分野を探し、描き方のパターンを複数持つことができると、安定してバズを生むことができるようになります。
最後に、実際に八木戸マト先生が使われている、二つのTwitter漫画の展開パターンをご紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

・Twitter漫画の展開パターン その1〈王道パターン〉

・Twitter漫画の展開パターン その2〈「めくり」パターン〉

・Twitter漫画の展開パターン比較

今回は王道パターンと「めくり」パターンをご紹介させていただきました。
2つを比較すると下記のようになります。「めくり」パターンのほうが難易度が上がりますので、まずは王道パターンでTwitter漫画の情報量や作り方に慣れ、その後、「めくり」パターンに挑戦するのをおすすめします。
※Twitterテンションは読者が読んでる時の感情の動きになります

・まとめ

いかがでしたでしょうか?
最初にもお伝えしたように、今回ご紹介した方法はあくまで一つの方法です。絶対的にこれが正解ということではありませんし、Twitterは移り変わりの激しいSNSなので、今は違う内容が流行っているなんてこともあるかと思います。
結局はTwitterでバズっている漫画の動向を見て、ブラッシュアップしていく必要があるのですが、この記事を見て、Twitter漫画を書いてみようかなと感じたり、取り入れてみようかなと思っていただければ幸いです。

今回の講義は漫画家養成プログラム「アクセルナイン」の中の、八木戸マト先生の講義の一部を抜粋してまとめております。

▼アクセルナインについてはこちら


2期生の募集は終了しておりますが、半年後には3期生を募集人数を増やして募集する予定ですので、ご興味を持っていただけたら嬉しいです。
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