私を幸せにするのは、私である。
全ての家庭を豊かに幸せにし、
より平和な世界を作っていく、
「現代版あげまんのすゝめ」提唱家、
古川裕子です。
貧乏だった頃の私は、
「夫と息子が私を幸せにしてくれている」
そう思っていました。
豊かになった今、
「私の幸せは私次第」
と、思っています。
幸せのスイッチの入れ方が変わったキッカケは、
次男の産後の酷い貧血です。
お産をした病院で、
産後、貧血気味だから鉄剤を飲むようにと、
鉄剤を出されましたが、
嫌で飲みませんでした。
そこから頻回授乳の日々が始まり、
自分の身体を構う余裕もなく、
朝も起きられず、
フラフラしながら毎日を過ごしていました。
次男が3歳近くなったころ、
経血の量が増えたと思い、
近くの婦人科クリニックへ行きました。
血液検査の結果が出て、
病院からすぐ来院するようにと電話が来ました。
酷い貧血だったのです。
鉄剤の注射を打ち、
しばらく注射に通う約束をして、
鉄剤が処方されました。
「母も貧血だったので、似たんだと思う」と
のらりくらりと医師に話したところ、
「そのような考えは健康にならないので、すぐやめてください。病気は遺伝しません。」
と、ピシャッと先生に言われました。
こんな風に「ものの考え方」に
率直に切り込んでくれるお医者さんは初めてだったので、
それまで医療不審の私でしたが、
このお医者さんの言うことをもっと聞いてみたい、と思うようになりました。
なんなら「母の遺伝」という言い訳は、
診察を早く切り上げたくて言った
何気ない一言だったのです。
病院で渡された
「貧血・月経過多の方のためのチェック項目」
というプリントを見て、
なんだかうれしくなりました。
こんな風にアプローチしてくれる病院が、
こんなに近くにあったんだ!と。
そこには
「血液は、喜びや幸福を表しています」
と、書かれていました。
目から鱗の視点でした。
私ってば、
私の幸せを少なくてもいいってしてたんだ。
どうしたら改善するのだろう?
貧血に出会った時の第一印象は、
そんな感じでした。
鉄剤には、苦手意識がありました。
母が鉄剤を飲めなかったことを知っているし、
何より薬嫌いでしたし。
そんな話を正直に先生にしたところ、
「何のために飲むのか、
飲んでどうなりたいのか、
毎回明確にしてから飲んでください」
と言われました。
そうすれば、薬もサプリメントも、
意図した通りに作用するそうです。
初めて鉄剤を飲んだ日は、
吐気で動けなくなりました。
でも私は貧血をやめたかったから、
鉄剤を利用して貧血をやめる!と
密かに気合を入れていました。
もうフラフラの日々には嫌気が差していました。
当時のQOLはすごく低かったです。
でもそれに慣れてしまっていました。
鉄剤は夕食直後に飲み、
夜は子供達と一緒にスグ寝る作戦にしました。
私はこれを飲んで、
イキイキと自由に生きる!と、
毎回心の中で宣言して飲みました。
1週間ほどで鉄剤の副作用も出にくくなり、
気付いたら階段で息切れしなくなり、
気付いたら朝起きやすくなり、
みるみる貧血が改善していきました。
貧血がほとんど改善したころには、
なんだか毎日が楽しく感じ始めていました。
子供の送り迎えもシンドくないし、
子供の公園遊びもほっこり眺めていられる。
お昼寝しなくても夜まで起きていられる。
私がずっと探していた、
「育児を楽しむ方法」。
それはなんのこともない、
「自分の身体を整えること」こそが、
育児を楽しむ秘訣でした。
もう、答えが簡単過ぎて、
拍子抜けです。
でも簡単な答えですが、
とても大切なことですし、
悪くしてしまえば、改善には時間かかります。
私も確か3ヶ月くらいは鉄剤を飲んだ気がします。
その後もお守りのように
たまに鉄分のサプリメントを飲み続け、
先日の診察で血液検査の結果を見てもらったところ、
「平均値の中でも上の値ですね。
もう貧血のことは忘れていいです。」
と言ってもらいました。
月経過多は内膜症によるものだったのですが、
こちらもかなり改善しています。
お薬嫌いの私でしたが、
鉄剤で血液を増やしているうちに、
「せっかく増やした血液を毎月多量に失うのは愚かだな。
私の幸せ(血液)をそんな風に無駄に使う必要はない。」
と思うようになり、
月経困難症の治療のため、
ピルも飲み始めました。
ピルも「イキイキと自由に生きるため」と
宣言して飲むようにし、
このピルが功を奏し
1年以上かけて内膜症が改善してきました。
そしてこのような治癒の過程で、
生き方や考え方自体が自然と変化しました。
薬や医療は自分の幸せのために、
結果を決めて利用するもの。
薬や医療によって私の中の自然が損なわれたり、
自然は偉大で医療や私より偉い、
そんな考え方はやめました。
いつでも一番偉大なのは私で、
神様とは内なる私自身(自神)のことだ、
そう気付きました。
自分との向き合い方が変わり、
望む生き方へシフトすることを
意識的に繰り返すようになりました。
超自然で抗えないと思っていた「月経」を
自由にコントロールする生活が
私の思考にパラダイムシフトを起こしました。
ピルを飲む前も基礎体温を付けていたので
だいたいいつ頃月経が来るかは把握してました。
そんな月経のスケジュールに合わせて、
自分のやりたいことをスケジュールすることが
それまでの私の当たり前でした。
月経や身体の都合>私のやりたいこと
だったのです。
でもこれが、入れ替わりました。
月経や身体の都合<私のやりたいこと
になったのです。
まず、私の都合。
月経のスケジュールを決めるのも、
私自神の采配。
家族の都合でも、
私の身体の都合でもなく、
私の意志こそが、最優先事項になりました。
その頃の私には、
もう「私の喜びを後回しにする」という思考は
全く無くなりました。
そして「自分の幸せ」を、
他者に依存する思考も無くなりました。
豊かさも同じく、です。
夫に豊かにしてもらう、のではなく、
夫の収入が増えることで
私も自動的に豊かになっていく。
そうハッキリと思うようになり、
夫の収入が上がることは、
私に大いにメリットがあると思うようになりました。
当たり前のことのようですが、
「働いてないこと」の罪悪感を優先させたり
夫の収入を「他人の収入」のように扱うと、
夫が儲かっても
私の使えるお金が増える、
というイメージを抱きにくいのです。
そうすると、
いくら妻が豊かになる!と決めても、
夫の収入に反映されなかったり、
反対に夫がどれだけ稼いでも
妻の使えるお金に反映されないのことがあります。
「夫の収入」「夫の仕事」を
妻が他人事と捉えるか?
自分事と捉えるか?
これが専業主婦の豊かさマインドの分岐点です。
我が家の家計の源泉である
「夫の収入」に関して、
「私は働いてないから…」とか、
「夫からお小遣いをもらう」という思考ではなく、
「私がちゃんと家庭を守った分だけ、
夫がちゃんと外で働けて、
それが収入として入って来ている。
法律でも言われている通り、
夫を通じて入ってくる収入は、
私の収入でもあるのだ。」
私は、そう思うようになりました。
私がそう考えるようになったことで
夫も外で孤独な戦いをすることがなくなり、
お互いに「一緒に稼いでいる」という意識が
この頃から強固になっていきました。
2020年に私が仕事を辞めて、
保育園の利用も辞めて、
家庭のことだけをするようになり、
「専業主婦」になったこと。
これって、
「夫婦は一緒に稼いでいる」
それを経験するための出来事だったのかもしれません。
そんなわけで、
私たちは一緒に稼いでいるし、
一緒に家事育児しています。
(詳しくは前回の記事をどうぞ。)
それが、私たちの望むスタイルであり、
それを今実現させており、
この先も、もっともっと望む形を明らかにして
それを目指そうと思っています。
私は今、
専業主婦でありながら
収入も得ていこうと思っています。
収入があったら専業主婦じゃない?
いやいや、私はできると思っているんです。
専業主婦という生活スタイルのまま、
きっと収入も生み出せます。
夫の収入もまだまだ伸びますが、
私の方も伸び代いっぱいです。
そして私を通じて収入が入るようになったら、
それは「彼と一緒に生み出した」のだと
私は思います。
ただ、個人の生活レベルだと、
もう満たされていて、
こうなるためにいくらの収入がほしい!
という欲に、正直、欠けています。
これからは、
収入を得るためというよりは、
「私のミッションを生きるため」に
アクションを起こし、
豊かで満たされた家庭作りに貢献したい、
このブログを読んでくれるあなたを豊かにしたい、
そうやって、私ももっと豊かになりたいです。
夫も今コンサルのような仕事をしていますが、
クライアントさんの売上に貢献したい、
目の前の相手を豊かにしたいと言ってます。
私も同じです。
私達2人とも、
名前に「裕」(ゆたか)の字が入るんですよ。
周りを豊かにするために、
貧乏な生活を経験し、
まずは自分達が豊かになる経験を
したのだと思います。
旦那さんの仕事や収入のこと、
どんなふうに考えていますか?
「彼の仕事が上手くいけば、
私の元にもっとお金が入ってくる!」
「彼の収入が増えると、
私の使えるお金が増える!」
そんな風に気持ちよく考えられていますか?
彼の収入をこんな風に捉えていると、
彼の仕事の話も自分のために真剣に聞けますし、
全く仕事関連ではない他人ならではのアドバイスも、
本気で考えて届けることができます。
何より一番身近で彼を理解している者として、
実は一番的確な道標を一緒に考えられる
最強のメンターでいられるはずです。
彼の収入が増えることを、
自分事として心から一緒に喜べる。
そんなあなたでいましょう。
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