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極貧生活から、豊かな生活へ。

2017年。

それまでタイで親子3人、
極貧生活をしていた私たちは
日本に本帰国し、
生活を再出発させました。

タイで経営していた会社を畳み、
家財道具はほとんどタイで処分し、
引越業社も使わず、
全段ボール13箱を機内預入れ荷物に乗せ、
2人目妊娠8ヶ月で飛行機に乗りました。
引越にも出産にも、
もうお金がかけられなかったからです。

ある意味、
日本で必ず豊かになる!と
決めた瞬間だったかもしれません。

転んでもタダでは起きないぞ、
私に限って、貧乏生活なんてあり得ない!
私に似合う暮らしを手に入れるんだ!と
私自身は心秘かに思っていました。

夫の実家に半年居候して、
そこで次男を出産し、
夫の新しい勤務先がある横浜に、
改めて居を構えました。

そこで初めて、
日本名物ワンオペ育児を経験しました。

メイドさんや社員さん達や夫が
いつも家の中にいてくれた、
タイ時代とは違う。

夫の実家で居候させてもらってた、
本帰国直後とも違う。

わたし1人で、
0歳児のお世話をしながら、
3歳の長男のお世話もして、
家事もやるっていう状況。

戸惑いました。

育児を楽しむなんて、夢のまた夢。

毎日をただ乗り切る。

自分の体調なんて構ってられなかった。

あとになって酷い貧血になりましたが
いくらフラフラしても
やるしかないと自分に鞭打って立って

なんなの、日本のワンオペ育児。
タイに帰りたい…と思いながらも、

育児を楽しむ方法はきっとあるはずだ。
絶対私はそれを見つける。
そして世の中にシェアする。

そう思ってやってきました。

気付いたら、
育児を楽しめるようになってました。

楽しむというよりは、
「以前のように負担には思わなくなった」
という表現が正しいかもしれない。

育児という経験を、
「自己成長の機会」と
「人生を彩る経験」として捉えるようになりました。

考えてみれば、
例えば「趣味の音楽」というように、
「楽しい!」というものでもないと思うんです、
育児って。

もちろんそう捉える人がいてもいいし
子供達と過ごす場面では
そんな面白可笑しい場面に遭遇することもあり、
楽しいな!と思うこともあるけれど、

育児というのは、
能動的に「楽しみに行く」ものでもないし、
「楽しむ」必要もないと思います。

「育児楽しんでね!」という励ましはあるし
私も言うことあるけども、

育児を通じて味わう楽しみは、
そういう趣味の楽しみとは、
ちょっと違ってて良いのだと思います。

むしろ、楽しもうとすると苦しいかもしれない。

でもね、いいんです。
そうやって自分を成長させてくれるのが、
「育児」ですから。

そして前置きが長くなりましたが、
そんな「育児の楽しみ方」をシェアする目的で
始めたのがこのnoteだったのですが、

育児の楽しみ方に関して、
口を出す必要が無くなってしまった。

けれど、
そんな育児のやり方を模索する中で、
結果的に得たことが、

「家庭全体が豊かになる」

という現象です。

2017年までの
タイでの極貧生活に比べたら、

2022年現在、
とてもとても豊かになりました。



2020年11月、
葉山にマイホームを建てました。

本帰国して数年でマイホームを買うなんて、
思いもよらなかったです。

マイホーム願望が無かったこともありますが、
結果的に葉山のマイホームに住んだことで、
更に豊かになったと感じています。

葉山への移住について、
詳しい経緯が知りたい方は、
拙著アメブロの記事をご覧ください。
(↑クリックで記事に飛びます)


葉山暮らしも1年が経ち、
豊かさを実感した2021年の年末頃から、

「専業主婦の私が豊かになれた秘訣」
を振り返っています。

書きながら考えるタイプなので、
このnoteで書きながら考え、
都度、内容をシェアしたいと思ってます。


専業主婦が豊かになる方法、

つまり

「あげまんになる方法」


私の考えるあげまんは、
いわゆる「夫を立てて、3歩下がって」
という昭和のあげまんとは、
全く異なります。

なので、

「現代版あげまんのすゝめ」

です。



専業主婦の方、
自営業の夫を持つ方、
とにかく豊かになりたい方、

ぜひ、ご期待くださいね。


それにしても、、

「あげまん」って、
何か他の良い表現ないでしょうか?

とりあえず一番伝わると思うので、
今は「あげまん」を使います。

もっと品のある表現が他にあれば、
是非教えてください。

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