ママも有給を取ろう。
白状します。
わたし、ママ休みを取っていることに、
ほんの少しばかりですが、遠慮がありました。
タイ時代には無かったんですけどね。全く。(2017年2月までタイ在住。
タイでしか育児したことありませんでした。)
日本に本帰国してから、です。
タイ時代から…というか、
長男出産の数ヶ月後からママ休みは取っていたし、
シッター文化の発達した国だったし、
シッターさん頼まなくても見てくれる人がいたので、
お休みを取ることには慣れてました。
なので、本帰国して、
次男を出産した後も、
ママ休みは普通に取ってました。
でも、なんとなく、公には言いづらかった。
これが、私の「ほんの少しばかり」の遠慮。
別に他人に言う必要は無いので、
勝手にお休み取ればいいわけなんだけど、
「普通の日本のママと同じようにやれてない」
ということへの罪悪感があったので、
なんとなく言えなかったのです。
でも、最近読んだ本の影響で、
その辺の罪悪感がスッキリしました。
「オニババ化する女たち」三砂ちづる先生
お休みを取らない日本のママでも、
簡単にやりこなしているワケではないんだ!
という発見は、
ずーっと前にあったんだけども、
同じように大変でも、
そこで歯を食いしばって頑張らない…
いや、頑張れない、わたし。
なんかママ休み取ってるなんて、
言いづらいわ。
と、うっかり思ってしまった。
だけどね!!
さすがの私にも、
ほとんど「ママ休み」が取れない時期があった。
長くなるので事情は割愛するけれど、
そのときに、
発狂寸前のイライラ(いや発狂してたかも?)
とか、
燃え尽き症候群みたいな無気力さ
とか、
容量オーバーで身も心もフリーズする感じ
とか、
上の子に八つ当たりしてしまう
とか、、、
なにより、本当に体調が悪くて悪くて…
そういう事をイヤというほど経験したから、
ママには絶対お休みが必要だ!!!
と、強く断言できる。
ママって、長時間労働くらいの話じゃない。
専業主婦や育休中は、24時間だもの。
子供のお昼寝中だって、
完全にリラックスはできない。
次男を預かってくれる人が、
「ママスイッチOFFにしてね」
と優しく言ってくれたのだけれど、
まさにその通り!
子供がお昼寝してても、
夜一緒に寝ていても、
ママスイッチは常にON。
これって、
パソコンやスマホで言えば、
目の前に使ってるアプリが無くても、
裏で他のアプリが動いている状態。
無意識に一定の緊張状態が続いている。
だって目の前の子供は、
小さければ小さいほど、
些細な事が命に関わったりするし、
起きていれば常にママ、ママ。
ママにベクトルが向いていない時も、
口に入れてはいけないものを入れたり、
危険なものを触ろうとしたり。
それをこの目1人で見張れと?!?!
これはかなりの緊張状態でしょう。
緊張状態が続くということは、
常に交感神経が働いているということなので、
自律神経が狂ってくる。
疲れてくれば、
肝臓の解毒作用が弱まって、
免疫も下がるし、イライラする。
(肝臓が疲れるとイライラするらしい。)
そうそう。
育児しててイライラするのは、
精神的に未熟なわけでも、
精神鍛錬や思考の変化が必要なのでもなく、
単なるオーバーワーク。
オーバーワークしてヘトヘトになってるのに、
子供に優しくできない…って、
当たり前の前。
この本によると、
らしいのです。
これは私もすごく身に覚えがあるので、
すごく共感するし、
だからこそ、私は頑張れない。
私は母親としてダメだなぁ、とか、
ついイライラしちゃう、とか、
もう何もしたくない、とか、
そう思うママさんにこそ、
思い切って、
ママ休みを取ってみてほしい!!
ママ休みって、
いざ取ろうと思うと、けっこう大変なのよね…
問い合わせだの、
登録だの、
顔合わせだの、
書類作成だの…
もうそれだけでタメイキ、
何もしたくなくなる、
その気持ちわかるけども、
(というか、日本は本当に子供預けられるまでの道のりが長い!!!
何かと責任の在処を問いたがる国だから、仕方ないのだけれど)
まず1回取ってみて!
わたし的には、夫や親族でない、
平日に有料で他人に預ける事を強く推奨!!
リラックスが、全然違うから。
で、たいてい1回くらいだと、
その間にうっかり家事しちゃったり
(家事禁止!笑 やりたい事がたまたま家事ならOK)
子供を気にしてソワソワしているうちに終わっちゃったり、
頭の中のビジー状態を処理しているだけで終わってしまうので、
その後また2-3回取って、
できたら定期的にお休みを予約する事を
オススメします♡
「自分」を取り戻すために♡
職場の長時間労働は問題になるのに、
主婦の長時間労働への問題意識が、
そんなに高くないのが不思議です。
愛情たっぷりのママだから、
いくらでも子供の相手ができる♡
なんて、絶対無いよ!
ママは、ママである前に、
一人の女性で、人間だから。
自分の不幸を、可愛い子供のせいにしない
イライラの波動は公害
(ばっさり笑
私も公害になってるときがあるのもわかって、あえてこう表現する)
自分の中にあるものしか、
他人に与えられない
子供に愛情を与えたかったから、
まずは自分に愛情を注ぐこと♡
この本によると、
特に欧州において、
専業主婦に、専業主婦手当のようなものが、
出る国があるらしいです。
3人子供がいる場合、それで生活できちゃうくらいの額になるとか。
すごいよね!
人間という生き物として、
次世代へ命を繋いでいく事への意識は、
ちゃんと持っていたいと思います。
そのときに、
できるだけ温かな、柔らかい、気持ち良い気持ちを、
その命に載せて伝えていきたい♡
だからこそ、
ママはしっかりお休みも取りましょう♡
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