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tohmaさんとのコラボ②「Apus」
前作「Halcyon」に続き、tohmaさんとのコラボ2作目が公開されました。
私はish名義で、造語パートの作曲と歌唱を担当しています。
【 tohma × ish #2 】
— コニシユカ | ish (@yuconishi) November 5, 2021
夕陽に溶ける、失われた街の記憶。
「Apus」
music: tohma @tohma_cps
chorus&movie: ish @yuconishi#ishtoh pic.twitter.com/j7ZIRY5TNJ
タイトルの「Apus(アプス)」はラテン語で「風鳥座」、ルーマニア語では「日没」を意味する言葉だそうです。
tohmaさんとのコラボでは架空のゲーム世界をイメージとして共有しています。主人公は、今は人々の姿が失われた廃墟を巡って旅をしています。
今回も「失われた街の曲である」ということだけが文字としての情報で、tohmaさんの楽曲を聴いた印象から情景を膨らませていきました。曲に誘われるままに即興で何テイクもメロディをつけながら歌い、一番しっくりきたものを採用したところtohmaさんにも気に入っていただけました。
■ 楽曲と歌唱のイメージ
前回に引き続き、ish語(イシュ語)という架空言語で歌っています。誰にも意味のわからないフレーズの歌というのが、失われた文明のイメージにぴったりだな〜と思っています。
前半はこの土地を穏やか包む風のイメージ。後半は失われたずっと昔の景色が主人公と共鳴して意識の中に一瞬だけ蘇るイメージでした。廃墟として残った建物には、頭の中で勝手に「風の塔」という名前をつけました。
「Halcyon」は消えてしまいそうな一粒の記憶を繋ぎ止める光の糸(=光の鳥の軌跡)ようなイメージで歌唱したので、私の中では主人公のテーマという認識です。今回の「Apus」は主人公と場所との出会いにフォーカスできた気がしています。
ひとつひとつの廃墟にそれぞれの街の記憶が眠っていて、主人公がそれを丁寧に拾い上げていく。そんなシリーズになりそうな予感がしています。次はどんな物語が加わるのか、今からとても楽しみです!
「Apus」
music: tohma
chorus&movie: ish(コニシユカ)
■ コラボシリーズ全体のプレイリスト(youtube)
1作目「Halcyon」と2作目「Apus」を公開中です!
各動画の概要欄にはtohmaさんによるキャプションが記載してあるので是非覗いてみてください。