分からないものは「分からないまま」でいい
というブルーハーツの歌を、
私は小島麻由美さんの「サマータイム」
という歌詞で知ったのですが、
付き合ってる彼氏は無職だし、
家出したり、連れ戻されたりを繰り返していた20代の私は、
この歌詞にすごく助けられたというか、
諦めをつけられたというか…。
『自分では、これ以上、
どうしようもない事ばかりだから、
どうしようもない。
これはもう「どうにでもなっていい事」なのかもしれない。』
と思えました。
分からないものは、「分からないまま」でいい
そんな私が20年後の今、
分からないものは、「分からないまま」でいい
という言葉を知って、また助けられています。
ここ数日、「生きのびるための事務」という
坂口恭平さんの本を実践するnote
を書いているのですが、
昨日は、
10年後の現実と今の現実を埋める
ための事務を明らかにしていく。
という作業をしていて、
「本を書いて暮らしたい!」
でも、本を作ることができても、
私の本を売ることとかできるの?
とか、
「ママと子どもたちの居場所づくりをする!」
って、どこで?だれの?お金は??
とかの不安がつきまとって、
今の現実を10年後の現実に近づけていく事務を
進める作業がなかなか進んでいません。
能力もないんでしょ?
でも、私と同じように不安を抱える主人公に
「生きのびるための事務」に登場するジムは
と言い放ちます。確かに!!!
どうしようもない事は、どうでもいい事だし、
分からないものは、「分からないまま」でいい。
必要なことは、ただひとつで、
適当でもいいから、続ける事だけ。
『才能』と『評価』は別
少しの『評価』を、
自分が『評価してほしい人に』してもらえれば、
食っていくために必要な分は充分賄える
だから、大丈夫。安心して
分からないもの(何を書けばいい?とか)は
分からないままにして、
10年後の現実目指して、続けなさい。
ということです。
『評価される必要がある』ものを定める
やりたいことのすべてではなく、
自分が『評価されたい!』と思うものを厳選して、
どうすれば、
『評価してほしい』人に評価してもらえるか?を考える。
自分がやりたい事で、
自分が評価されたいモノで
自分が評価してほしい人
に絞って考えるなら、
自分の好きなものの集まりだから、
イメージが具体的になって。
少しだけど、できそうな気がしてきますね。
分からないから、おもしろい
話は変わりますがふと、
これって子育ても同じだなと思いました。
この子は、〇〇中学校に行き、〇〇高校に行って
その後、就職して、〇〇さんと結婚して、〇〇に引っ越して…
とか、未来がもし分かったとして、
子育てって、どんな感じなるんだろう?と。
どうやったら宿題してくれるんだろう?とか
どうすれば遅刻しないようにできるかな?とか
習い事辞めたがってるけど、どうしたらいいの?とか
今は必死で考えてますが、
未来がわかってたら、
そこまで必死で悩まないだろうな。
お互い楽にはなるんだろうけど、
それで、たんたんと親子を続けられるのかな?と。
子育てについては、どうしようもないことの連続で
必然的に
分からないものを、分からないままにしておける
から、みんな続けられるのかもしれないですね。
みんな気付いてないけど。
子育てはいずれ終わるけど、
子育てが終わっても私の人生は続くので(たぶん)、
今から、10年後の現実に向けて、
楽しく毎日コツコツ続けるための事務を
脱線せずに、そろそろ進めていかないと…。
【追伸】小島麻由美さんの「サマータイム」はこちら。
イントロのピアノが最高に好きで、
アコーディオンの先生に手伝ってもらって
途中まで採譜(楽譜にする)してた気がします。
(途中から同じ小島麻由美さんの「メリーゴーランド」の採譜に変えた)
不妊治療中にひとり東京の
「恵比寿 The Garden Hall」に2014年に行ったのが
最後に見た小島麻由美さんのライブです。
あれからアルバムも出ないし(前回のアルバムは2014年)。
小島さん、おばあちゃんが大家さんらしくて。
子育てとその仕事の手伝いが忙しくて、
「なかなか曲作れないー」って10年前位に
ラジオで言ってた気がします笑。
小島麻由美さんも
自分がやりたい事で、
自分が評価されたいモノで
自分が評価してほしい人
を厳選して行動されてるのかな?
活動量は多くない(というかめちゃ少ない)けど、
ちょこちょこイベントは出てて、
ちゃんと音楽活動は続けてる。
私もまた新しいアルバム聴けるのが楽しみだし、
行けるなら、また東京でもどこでもライブ見に行きたい。
こんな風に私も
やりたいこと、評価されたい事、評価されたい人の
サークル(輪)の中に入れたら、いいな。
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