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丸腰で生きられる幸せ
メンタルノイズカウンセラーすずきゆうこです。
↑今これ打ってたら、打ち間違えて
「メンタルノイズカウンセラーすずきゆうじです」って
打ってました。ゆうじって誰やねん。
時間が開いてしまいましたが、初投稿記事に
たくさんの♡をポチっていただきました。
ありがとうございます。めっちゃ喜んでます。
さて、タイトルにある「丸腰」。
武器を持たず、鎧も着けず。
その状態で、みなさん生きられてるでしょうか。
ガチで刀持って鎧着て生活してる人には会ったことないですが
『心』というものを防御するために、
傷つけられないように、人を遠ざける武器を持ち、鎧を纏う。
そんな人を、たくさん目にします。
SNSが生活の一部のようになっている今では、
特に増えてきましたね。
などと偉そうに俯瞰した視点で語っておりますが、
私自身、5〜6年前かな。ガッチガチの武装人間でした。
※完全に丸腰になったのはここ1年ぐらい。
当時の口癖は、「バカばっかりで疲れる」でした。
(恥ずかしい…!恥ずかしいぞ…!!)
心理学の観点で言えば、
自己肯定感がボロクソに低い逆転反応の典型でした。
今だからわかることですが、
このタイプ(逆転反応型)の武装人間って
自分が武装してるって気づいてないんですよね。
ドラクエとかのゲームで例えるなら、
必死こいてMAX最強の武器と防具を装備してるのに
「おれ布のふくしか着てねぇし」とか
言ってる状態なわけなんですよ。
しかもですよ。
エンカウントした敵の方が強くて勝てないって察知すると
口では「相手するほど暇じゃない」とか言ってるくせに
心の奥底では
_________
にげる
にげる
にげる
▶︎にげる
_________
って、コマンドが「にげる」以外ないんですよ。
つーか、なんなら強くて勝てない敵は
レアってわけでもないから大変だこりゃって感じです。
ふざけて書いておりますが、
心理的にこれがどんな状態かというと
「周りの人間すべてが敵」なんですね。
実際、一番ひどかった頃の私は
道端で全く知らない人とすれ違っただけで
戦闘体制をとるような感覚になってました。
ごめんなさい。見ず知らずの人。
こうなってしまうと、
もう他人と心を通わせるなんて無理ゲーです。
恐怖の対象に心を開くなんて、死にに行くようなもんです。
だがしかし。
そんな心理構造なんて何も知らなかった私は、
周りの人間を遠ざけてドヤってるはずなのに
じわじわと迫る孤立感と孤独感、そして漠然とした不安感が
いつも背中を重苦しく覆っているような感覚がありました。
今は、この状態は解消されて
自他共に認める「ポンコツ」として生きております。
タイトルに書いた、丸腰です。
たまに強がることもまだやっちゃうんですけど
もう丸腰がデフォなのですぐへこたれます。
で、自分のできることを、ちまちまコツコツやってます。
上に書いていた時期の私が見たら
多分愕然とするんじゃなかろうかと思ったりもします。
「できない」は禁句、失敗は死と同列。
そんな風に生きていたので。
好きな人も、信頼できる人も、尊敬できる人もできて
できることもできないこともどっちもあって
悔しい思いをすることもあるけど、
弱いままの自分で生きていけることが
こんなにもありがたく、幸せなんだと思っている日々です。
そして、今こうして思えるのも
あの時の武装人間だった私がいたからだなとも感じています。
もしも今、過去の私と同じように悩んでいる人がいたら
強くなるのではなく、弱くなれるほうに
勇気をだして足を踏み出してみて欲しいと思います。
世界は、思っているよりずっと優しいです。
それでは、また。