2022.1.29,30 山口ペイトリオッツvs八王子ビートレインズの結果と感想(B3TV)
前節までの振り返りです。
B3リーグはいよいよ2巡目の対戦に突入し、先週、山口ペイトリオッツは開幕戦の相手、豊田合成スコーピオンズ相手にアウェイにて連勝と好発進。
一方の八王子ビートレインズは新型コロナウィルス、オミクロン株の流行で前節のベルテックス静岡戦は中止。なかなか練習もままならないチーム状況の中の対戦となりました。
今節はホームゲーム初開催の下関市 下関武道館にて開催です。
2022年1月29日(土) 山口ペイトリオッツvs八王子ビートレインズの結果と感想(B3TV)
山口ペイトリオッツのスターティング5は山田、エヴァンス、山口、サンプソン、井手。
八王子ビートレインズのスターティング5は上田、フィールズ3世、山口、大金、ウォッシュバーン。
1Q:前回の対戦では両外国籍選手がゴリゴリのインサイドで相手を削るような展開が続いていた印象もあった八王子ビートレインズ、得点の中心はフィールズ3世、ウォッシュバーンとなるものの、エヴァンス、サンプソンもきちんと学習しており冷静に対処。八王子、上田、山口の3ポイントが決まりだしペースを握るものかと思われたが、代わったばかりの山口ペイトリオッツ、土居の3ポイントで流れを引き戻し、山田、サンプソンの活躍、相手のトラベリングもあり1Qを22-21。
2Q:サンプソン、山下の3ポイント、田中の3ポイントシュートファウルで流れはペイトリオッツに。ウォッシュバーン、大城の追い上げもあったが井手の得意のドライブからの得点も決まり33-28でオフィシャルタイムアウト。
ところがここから八王子ビートレインズ、澤地の負傷交代もあったものの、
マレーの2本の3ポイント含む4分間10得点の活躍で逆転に成功37-40。
3Q:立ち上がり、エヴァンスのアシストからの井手の得点、すかさずフィールズ3世のダンクでスコアするも山田の3ポイントで同点となると一進一退の攻防が続きます。中盤、山田の3ポイント、山口の3ポイントで引き離す展開。も、八王子、大城の3ポイントのブザービーターで63-62、1点差で最終Qへ。
4Q:サンプソン、山田、エヴァンス、井手が得点を重ね、一時はこの試合の最大得点差13点リードとなるペイトリオッツ、しかしここから総力戦で八王子ビートレインズが反撃開始。フィールズ3世、大金、古橋が得点を重ね、ジュフの3ポイントが決まったところでオフィシャルタイムアウト。79-71。集中力を切らさなかった八王子ビートレインズ、持ち前のインサイドの強さでオフェンスリバウンドから得点を奪う展開、さらにはスローインをウォッシュバーンがスティールしそのまま得点する場面も。残り2分を切り、いよいよ1ポゼッション差での攻防となり、猛追撃のビートレインズ、逃げ切りを図るペイトリオッツ。89-88、残り19秒でペイトリオッツボール。ここでファウルしたのちタイムアウトを取り、ファウルゲームを選択したビートレインズ。山田のフリースロー2本は1本決まり90-88、残り14秒。ビートレインズ、大金がドライブでスコア、90-90、残り9秒1。井手が果敢にドライブを仕掛け、これがビートレインズ、上田との接触プレーとなりファウル、フリースロー2本。しかし1本外し、1本決めて91-90。残り3秒9。最後はマレーが打たされる形でそのまま逃げ切ったペイトリオッツが激戦を制しました。
個人的MVPはエヴァンス。サンプソン26得点、山田21得点に次ぐ16得点、そして16アシスト!
すいません、2022年1月30日の試合はチェックできませんでしたが、八王子ビートレインズが全選手得点で71-113と大勝。
土曜日、出場なかったビートレインズ、ママドゥが出場11分で18得点の大活躍でした。
マサヤと山口と
個人的にもこの試合の注目は八王子ビートレインズの今季キャプテンを務めます、山口県周南市出身、宇部工業高校出身の上田雅也選手でした。
上田選手はターキッシュエアラインbjリーグの最後のシーズン、埼玉ブロンコスに加入。シーズン途中加入ながら20試合(スターター18試合)平均7.7得点、3ポイントシュートを武器に低迷する埼玉ブロンコスのエースガードとして彗星のごとく現れ、ターキッシュエアラインbjリーグ最後の新人王を獲得。まさに救世主のような存在でした。
”マサヤ”の愛称でブロンコスブースターから愛され続けている上田選手。
しかし現在は、4シーズン在籍した埼玉を離れ、岩手に1シーズン、そして昨シーズンより八王子ビートレインズに移籍。
今季はキャプテンとしてチームを引っ張っていく存在であります。
そのマサヤの地元・山口県での凱旋試合となったこのカード。
B3リーグという同じカテゴリのなかで、対戦が実現したことは大変良かったと思います。
山口ペイトリオッツのTwitter公式アカウントでは控室にあったホワイトボードにつづられたマサヤからのメッセージを掲載、さらに上田雅也選手のTwitterアカウントでは、山口県や自分の両親、さらに高校時代を過ごした仲間への想いを込めた文章をつづったメモが公開(Facebookにも公開)。
さらに翌日には地元メディア・宇部日報の記事が写真付きで掲載されるなど、
知られざる上田雅也の原点に触れることが出来た、そんな気がしました。
今すぐでなくてもいいので、いい時期が来たら、また山口で活躍するマサヤを期待しております。
https://twitter.com/B_Masaya0/status/1488509846680866819?s=19
「がん征圧 with Smailゲームデー」にて着用するサードユニフォーム、チャリティーオークションの入札始まる!
2月5,6日に開催されます「がん征圧 with Smileゲームデー」にて着用されますサードユニフォームのチャリティーオークションの入札受付が2月4日12:00から始まりました。
ちょっとドキドキしながら、公式サイトのオークションの入札フォームからとりあえず入札をしました。
相手は強豪、岩手ビッグブルズ。なんとか1つ勝ってくれたら!と期待しております。