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2021.11.13,14 アイシンアレイオンズvs山口ペイトリオッツの結果と感想(B3TV)

ありがとう!日刊スポーツ!そしてライターの吉川さん!日刊スポーツのコラムに山口ペイトリオッツの記事掲載

試合結果と感想の前に、先週木曜日(11月11日)付け、日刊スポーツ 紙面におきまして、山口ペイトリオッツ、成田俊彦代表のインタビュー記事が掲載されておりましたことを報告いたします。
ツイッターの公式アカウントからは日刊スポーツSHOPのツイートをリツイート、さらに担当ライターでございます、吉川哲彦さん(以前、NumberPLUS Bリーグ公式ガイドブックのB3リーグ選手名鑑ページで全選手の一言紹介コメントを書いていただきましたバスケライターさん)のツイートをリツイートという形で発信されておりましたが、まだ記事を読んでいないという方、日刊スポーツ公式サイトに掲載されております。
記事は”ニッカンブルーゾーン”というスポーツ&エンターテイメントのコラムコーナーにて掲載(紙面で言うと文化・芸能面)。小さなスペースですが、全国紙に掲載されたことは素晴らしいと思います(同日のニッカン4356(よみごろ)情報には、長崎ヴェルカチアリーダー”ヴェルチア”の記事も掲載)。
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前週までの両チームの戦績

山口ペイトリオッツは前週、1か月ぶりのホームゲームで金沢武士団を相手に連勝を飾りました。対戦した金沢武士団は外国籍選手を一人ケガで欠き実質一人。日本人選手同士のマッチアップも多く日本人ビッグマンの活躍も目立った試合でした。連勝を伸ばすことができるのか。
対するアイシンアレイオンズは「B3リーグの門番」の異名を持つ、昨シーズンの優勝チーム。企業母体の実業団チームで契約選手のほとんどが社員選手(Bリーマン)ですが、開幕前に今シーズン限りでアレイオンズの活動終了を発表。
複雑なモチベーションの中、開幕戦のアウェイ・岡山戦はアレイオンズの選手8人が新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者に相当という判断が下されリーグ戦公式戦の開催が中止となる事態に。
チーム練習も自宅待機などで選手が揃わなかったため調整不足感は否めず、ここまで3勝5敗と苦しい立ち上がり。前週は強豪・岩手との対戦で連敗を喫してしまいました。
今週はアイシンアレイオンズのホームゲーム、愛知県安城市 安城地区 希望の丘体育館での対戦となります。

2021年11月13日(土) アイシンアレイオンズvs山口ペイトリオッツの結果(B3TV)

ペイトリオッツのスターティングメンバーは山下、エヴァンス、原田、山口、サンプソン。
アイシンのスターティングメンバーは村岸、スパイクス、藤田、フェイゾン、石川。
1Q:アイシン、フェイゾンの得点で試合が動き出すも共にターンオーバーでシュートまで持っていけない立ち上がり。ペイトリオッツはサンプソンの3ポイントシュートを皮切りに、山口の2連続3ポイントシュートが決まり試合を優位に進めていきます。アイシン・フェイゾン、石川で盛り返すも4分6秒、ペイトリオッツ・山下の3ポイントシュートへのファウル、シュートが決まりバスケットカウント。フリースローも決まるビッグプレーに(9-18)。ここでアイシンはメンバーチェンジ。フェイゾンを残してダブ、長澤、卜部、渡辺を投入。渡辺の3ポイントが決まり反撃開始と思われたがファウルトラブルに巻き込まれ、長澤の2ファウル(うち1つはアンスポーツマンライクファウル)、渡辺のファウルもありチームファウルも5つ目。フリースローをペイトリオッツ・山口、山田、井手が決めてさらにリードを広げていきます。アイシン、卜部の3ポイント攻勢も2本にとどまり18-33とペイトリオッツ15点リード。
2Q: 打って変わってアイシンの猛反撃。ペイトリオッツ・松尾のオフェンスファウル、代わったばかりの田中もアイシン・渡辺の3ポイントシュートへのファウル(フリースロー3本を決められる)。ペイトリオッツ・田中、延原が得点するも、またここでアイシンは3選手を入れ替え。石川、スパイクス、藤田の活躍でスコアを伸ばす。一方のペイトリオッツは土居、山口、サンプソン、山下の3ポイントシュートが決まらずオフィシャルタイムアウト(29-37)。終盤、アイシンの徹底したディフェンスの前にターンオーバーを連発するペイトリオッツ。アイシン、石川の活躍もあり徐々に徐々に差を詰め35-40で前半終了。ペイトリオッツ、このQの得点は7点に抑え込まれてしまいました。
3Q:アイシン・石川が決め、エヴァンスがやり返すスタート。スパイクス、藤田の得点で差を縮めていくと残り6分フェイゾンの得点で逆転に成功(45-43)ここから一進一退の攻防が続きます。サンプソンがシュートファウルのフリースロー2本、エヴァンスのスピンムーブからのシュートが決まれば村岸のミドル、フェイゾンのバスケットカウントで応戦。エヴァンス、山口の3ポイントを卜部の3ポイント、フェイゾンのスコアで応戦。59-58。僅差で勝負は最終Qへ。
4Q:ペイトリオッツボールで始まった最終Q。山口の3ポイントで再逆転。卜部の山田に対するシュートファウル、フリースローは1本決める。アイシン渡辺がシュートを決め1点差。ペイトリオッツ・山口が得点も、フェイゾンがバスケットカウント、フリースロー1本決め64-64。次のポゼッションでスコアすればオフィシャルタイムアウトに入る状況で結果を出したのはペイトリオッツ、サンプソンの鮮やかな3ポイントが決まり64-67でいい流れを引き寄せます。アイシンボールからスタート、スパイクスがシュートファウル(エヴァンスはファウル4つ目)でフリースロー2本を得るも決められず、スコアも両チーム膠着状態に入るも、4分切ったところでまたもサンプソンの3ポイントシュートが決まり64-71、アイシンがタイムアウト。フェイゾン、スパイクスが得点し追いすがるも、エヴァンス、そして田中が値千金の3ポイントが決まり67-75、残り2分ちょっと。スパイクスに対しエヴァンスがディフェンスファウル、個人ファウルが5つ目となり退場すると、アイシン・藤田の3ポイント、さらにフェイゾン、スパイクスがインサイドで強気のオフェンス。マッチアップする延原もファウルが4つ。残り1分を切り75-78、1ポゼッション差のギリギリの攻防。なんとか時間を使い、かつ得点を伸ばしたいペイトリオッツのオフェンス。田中のシュートをディフェンスにいった藤田、これがシュートファウルになり2本のフリースローを得ることに。きっちり決めて75-80、残り13秒。アイシンもフェイゾンがここで意地の3ポイントを決めて78-80、残り5秒。アイシン、ここでファウルゲームを選択。山田に対してファウル、時間を停めます。チームファウルは5つ目を超えているのでフリースロー2本。山田が2つ決めて78-82、残り1.5秒。最後フェイゾンが3ポイントシュートを狙うも外れて試合終了。78-82で山口ペイトリオッツが連勝を3とし、アウェイゲーム初勝利となりました。

2021年11月14日(日) アイシンアレイオンズvs山口ペイトリオッツの結果(B3TV)

ペイトリオッツのスターティングメンバーは山下、エヴァンス、原田、山口、サンプソン。
アイシンは長澤、スパイクス、卜部、フェイゾン、石川と第1戦からSG,SFをメンバーを入れ替えてきました。
1Q:サンプソンの3ポイントシュートで先制も、長澤、フェイゾン、卜部の3連続3ポイントシュートで流れをつかんだアイシン。ファウルトラブルにハマるペイトリオッツもサンプソン、エヴァンスの3ポイントシュートや原田の得点で粘ります。残り3:34(11-13)、第1戦同様、フェイゾンを残して4人をメンバーチェンジ。ダブ、村岸、藤田、渡辺を投入。フェイゾンのバスケットカウント、フリースローも決め逆転に成功するとその後もダブ、村岸が得点しリードを広げます。フェイゾンをベンチに下げ宮脇を投入、ペイトリオッツもサンプソンから松尾を投入。23-15、ペイトリオッツ8点ビハインドで1Qを終了します。
2Q:藤田のシュート、宮脇の3ポイントシュートで勢いに乗るアイシン。松尾の3ポイントシュートが決まるも、パスミスやアイシンの堅実なディフェンスにシュートまで行けないペイトリオッツ。土居、サンプソン、山口、山田とメンバーチェンジで打開策を模索するも、アイシン、村岸の3ポイントシュートが連続で決まり、さらにダブの得点で38-21、リードを広げオフィシャルタイムアウト。その後もフェイゾン、石川の3ポイントシュート、ダブの連続得点でリードをさらに広げ、48-26で前半終了。ペイトリオッツ22点のビハインド。
3Q:エヴァンスの得点で先制も長澤の3ポイント、フェイゾンの得点でやり返すアイシン。メンバーチェンジでなんとか打開を試みるも長澤の3ポイント、フェイゾン、寺部、ダブの得点でリードが広がっていきます。中盤、長澤のアンスポーツマンライクファウルでフリースロー2本が山田に与えられそこから連続得点で盛り返す場面もあったが65-40。25点ビハインドで最終Qへ。
4Q:ペイトリオッツ、山口の3ポイント×3、延原のバスケットカウント、井手の得点(4Qだけで9得点)で盛り返すも、ダブを中心にフェイゾンの3ポイント、石川らの活躍もあり、差は詰めたものの78-67で11点差負け。
ペイトリオッツの連勝は3でストップ。今節を1勝1敗で終えました。

接戦をモノにした第1戦、ターンオーバーの差で負けた第2戦  

接戦をモノにし勝利した第1戦。新加入の田中が4Q大事な場面で3ポイント、フリースロー2本決めたのが本当に大きかった。2Q、7点というのが響いたが、持ち味の3ポイントシュートが勝負所で決まっていたのが本当に勝因のひとつ。チーム全体で41.9%。サンプソンの5/8(62.5%)、山口の4/8(50%)が光る。
2戦目、3Q終了時点で22点ビハインドで敗色濃厚だったが、よく11点差まで追い上げたとは思う。ターンオーバーの数が対戦相手、アイシンと比べると8つも多い(アイシン12に対しペイトリオッツ20)。もともとペイトリオッツはターンオーバーが多い傾向にあるチームではあるが、ここは是非とも改善していかねばいけない課題であると思います。
勝敗には関係ないが、何気にベンチスタートから出場する井手、2桁得点(第2戦)は今シーズン3試合目。第2戦4Qでは9得点と活躍。今後の活躍にも期待しております。

次節はホームゲーム、山口県周南市 キリンビバレッジ周南総合スポーツセンターにてベルテック静岡を迎えての試合です。

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