ゆっくり遺産#00
ゆっくり協会会長のぺんぺんです。
ゆっくり協会はゆっくりの良さを啓蒙する協会です。よろしくお願いします。
「ゆっくり遺産」では、心が休まる場所、ゆっくりを感じる物や事、長い年月が積み上げてきた文化や取り組み、そういった「ゆっくり」の良さを体感できるようなスペースを紹介します。
お分かりの方もいるかもしれませんが、「世界遺産」をイメージしたものです。(ユネスコではなく、ゆっくり協会が勝手ながら指定します)
突然ですが、「スペース」の意味を知っていますか?
辞書を見ると以下のように書かれています。
space: あいている所。空間。余白。場所。宇宙。
Wikipediaにはこう。
スペース(英: space)は、ラテン文字、ギリシア文字、キリル文字などにおいて、語と語の区切りを表すために空ける空白、またその他の字間の空白のことである。
「スペース」は空いている場を意味することが多いですが、ものやことの間に広がっている「余白」や「間」を意味する言葉です。
時に物質的な「場所」を意味したり、
時に見えない情緒や余韻に宿ったり、
言葉と言葉、人と人の間にあったりする、
そんな感覚的な意味合いも含んでいます。
ものとことを繋ぐような「何か」を、
私達は英語で「スペース」と言ったり日本語で「間」といったりします。
興味深い点は、「宇宙」のことも、同じ「スペース」を使うこと。
私達が感じているこの時空間は、宇宙にも通じていて、
地球が宇宙の一部であり、宇宙が地球の一部でもあるということを意味しているのでしょう。
私達の発する言葉や書く言葉、言葉以外のあらゆる表現、心や部屋にも、きっと宇宙とつながる何かがあり、それらは互いにスペースという概念で繋がっていることを意味しているようです。
スペースは宇宙のようにどこまでも無限に広がっているのでしょう。
そんな果てしなく広がり、数多あるスペースの中から、
100年後にも残ってほしいと思えるような素晴らしいゆっくりできるスペースを探索、発見、発信していけたらと思っています。
よろしくお願いいたします。