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m_oonote
選ぶ本でその時の自分の状態を知る
図書館が好きだ
あの静かな雰囲気が好き
あの大量の本の中から
自分好みの本を探し出すのは
まるで宝探し
ざーっと中身を見て棚に戻すもよし
手元に残すもよし
座ってじっくり吟味するもよし
本屋も好きだ
でも入ったらやっぱり買わなきゃって思うし
あまり長い時間立ち読みするのもねと思うし
そうするとやっぱり図書館のほうが気ラクだ
借りた本を返却に行くたびに
また次のお気に入りを借りる
だいたい自分の読む本には傾向があって
好きなタイプの本は
座席のうんと奥とそこから3列目
今日はちょっと違うタイプを借りてみようかと
いつもは通り過ぎる棚に
上から順に目を通す
ピンとくる本、こない本
目的があって本を借りに行くこともあるけど
意図していない本が妙に気になって
棚に戻そうとしても
いや、次きたら借りないかも?
なんて思ったりして
別に次きたとき忘れたらそれまでだし
気が変わったって全然いいんだけれど
なんとなく目に止まった本を
棚に戻す気になれないんだなぁ
たぶんそれって今自分が欲しい情報だったり
そんな気分だったり
ひっかかりを感じるってことは
意識してなくても
何かしら興味あることだと思うのよね
そんなふうに私は選ぶ本で
今、自分が何を必要としているか
どんな状態なのか
客観的に見ている
今回は久しぶりに料理本を選んだ
余裕のある証拠
いい感じ