Campovoloって? la storia di Ligabue e Campovolo
2025年6月21日、"La notte di certe notti"と題する、デビュー35周年、代表曲"certe notti"リリース30年を祝う大規模ライブが、Campovoloで開催されることが発表された。
Ligabueファンにとっての聖地、Campovoloでのライブ!
ファンにとって、これほど血沸き肉躍るお知らせはないといっても過言ではない。
ここでのライブのために、ファンは全イタリア中から参集する!
でも、Campovoloって、どこ?
Campovoloは、イタリア北部エミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャから鉄道で小一時間ほど、生ハムで有名なパルマとバルサミコ酢で知られるモデナの中間くらい、レッジョエミリア県の県都レッジョエミリアの東郊外に位置する飛行場の敷地を指す。
Lucianoが生まれ育ちいまも暮らす街 Correggioからは車で30分ほど、Lucianoにとって地元も地元、庭といっても差支えないような地なのだが、どうやらCampovoloというのは正式な地名ではないようで、地図にも載っていない。おそらく、地域での通称なのだろう。
要するに、ファンにとってのみならず、Luciano自身にも特別で大切なステージであるのだ。
2005年9月10日、Ligabueはデビュー15周年を祝う大規模ライブをここで初めて開催、16万5264人を動員して、単独アーティストの公演としては有料観客動員数のヨーロッパ記録を樹立した。
このライブのもようは、太っ腹にも、公式youtubeチャンネルで配信されているので、その全容を鑑賞することができる。
ライブDVDのレビューはこちら!
2度目のCampovolo公演は2011年7月16日。
このライブのドキュメンタリーは、イタリア初の3D映画として、同年12月7日に公開され、ライブの全貌は3枚組ライブCDとしてリリースされた。
2012年9月22日には、地元エミリア地方を襲った大地震の被害救済のために、Ligabueが発起人となり、賛同する13人(組)のイタリア屈指のミュージシャンがCampovoloに集結、"Italia loves Emilia"と題するチャリティーコンサートが開催され、15万人以上の観客を動員した。
その全容は、CD4枚+DVD2枚に収録されている。
そして!ついに!初参戦かなったのが2015年9月19日!
その興奮と熱狂のようすはこちら!
このライブのもようは、後日RAIで放送されただけで、円盤化されなかった。残念!
そして2020年、この地に10万3000人収容の巨大な野外ライブ施設RCF Arena Campovoloが整備され、9月12日に"30 anni in un giorno"と題する、デビュー30周年コンサートが杮落とし公演として大々的に開催されるはずが、パンデミックによって2度延期され、開催にこぎつけたのが、2022年6月4日。
ステージ直下のVIPエリアチケットをゲットしていたのにもかかわらず、まだ日本から渡航できる状況ではなかったので、泣く泣くファン友に譲ったのだった。
このライブもドキュメンタリー作品として円盤化されたが、あのときあの場所に、どんなにいたかったことだろう!
また、2023年6月24日には、ロマーニャ地方を襲った水害救済のために、イタリア屈指のミュージシャンが集結して、"Italia loves Romagna"と題するチャリティコンサートが開催され、もちろんLigabueも参加。このもようはRAIで放送されたようだ。
そして、ついに!やっと!リベンジのときがやってくる!
10年ぶりのCampovolo参戦!
観光地ではないので致命的に宿が少ないため、日程の発表とともに宿を速攻で確保→ファンクラブ先行販売でVIPチケット確保、という前回と同じ手順。
小さな街に全イタリアから10万人超が参集するため、長距離バスや臨時列車も運行する。
往復の長距離バスも運行するため、南イタリアなどの遠隔地からは早朝出発して終演後に夜行で帰宅という弾丸ツアーもできるようだ。
また、敷地内にキャンプスペースも設営されるので、テントでの野宿も可能。
さらに!さらに!
2025年開催の新機軸は公演チケット!
ブレスレットというよりも時計型?
いよいよ、今月11月中旬より発送開始らしい。
遠征の航空券&ホテルもすでに予約済で準備万端、チケット(といっていいのか?)が届くのが待ち遠しい!
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