見出し画像

ディスコグラフィ㉕ DEDICATO A NOI

実質4年ぶり、13作目の新作アルバム。前作のお蔵出しミニアルバム“”に続き、ファブリツィオ・バルバッチFabrizio Barbacciを制作に迎えた。バルバッチが参画するアルバムには、なんていうかこう、やはり安定感がある。彼とLigabueが共同制作していた2000年前後にハマったわたしにとっては、このサウンドがLigabue!だからかもしれない。
Dedicato a noi”(われわれに捧ぐ)というアルバムタイトルについてLucianoは、「パンデミック、戦争、地球環境の変化などのもとで生きるわたしたちには、あらためてnoi(わたしたち)という概念が必要になっていると思うから」と語っている。
アルバム発売に先行してリリースされた”Riderai”は、Ligabueらしい、肯定と励ましに満ちた歌。
アルバムタイトル曲の”Dedidato a noi”のなかでは、2020年に亡くなった初代バックバンドClandestinoのベーシストLuciano Ghezziをオマージュしている。
また、Lucianoの息子Lennyがドラムスとコーラスで参加。
なお、限定版2枚組LPにのみ、2022年にリリースされた“Non cambierei questa vita con nessun’altra”が収録されている。
202312月までにゴールドディスク(25,000枚セールス)を獲得。

DEDICATO A NOI(2023)

通常版CD/2023年9月22日発売(Warner Music Italy Cat.#5054197720581)
●デラックス版CD/2023年9月22日発売(Warner Music Italy Cat.#5054197728242)
●限定版2枚組LP各種


トラックリスト
1. Così come sei


2. La parola "amore"

3. La metà della mela


4. Dedicato a noi

5. Musica e parole

6. Una canzone senza tempo


7. Quel tanto che basta

8. Niente piano B

9. Chissà se Dio si sente solo

10. Stanotte più che mai

11. Riderai


--.
Non cambierei questa vita con nessun’altra(限定版2枚組LP版のみのボーナストラック)


作詞・作曲/Luciano Ligabue
制作総指揮/Claudio Maioli(Zoo Aperto)
制作/Luciano Ligabue e Fabrizio Barbacci
共同制作/Niccolò Bossini
レコーディング・ミキシング/Paolo Alberta(コレッジョZoo Studioにて)
補足レコーディング・ミキシング/Guglielmo Ridolfo Gagliano
マスタリング/Greg Calbi e Steve Fallone(ニューヨークSterling Soundにて)

ギター・キーボード/Luciano Ligabue
ドラムス・コーラス/Lenny Ligabue
ギター・ベース・コーラス/Niccolò Bossini
ベース・キーボード・ピアノ・コーラス/Guglielmo Ridolfo Gagliano
アコースティックギター・コーラス/Fabrizio Barbacci
パーカッション/Paolo Alberta

ギター(“Così come sei”, “La parola ‘amore’”, “Musica e parole”, “Una canzone senza tempo”, “Stanotte più che mai” e “Non cambierei questa vita con nessun’altra”)/Max Cottafavi
ギター(“La metà della mela” e “Niente piano B”)/Fede Poggipollini
ピアノ(“La metà della mela”, “Dedicato a noi”, “Musica e parole”, “Quel tanto che basta”, “Chissà se Dio si sente solo”, “Stanotte più che mai” e “Riderai”)・キーボード(“Chissà se Dio si sente solo”)・コーラス(“Dedicato a noi”)/Luciano Luisi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?