ディスコグラフィ㉓ 7(sette)
世界的パンデミックの影響で活動停止を余儀なくされた2020年、ミリオンセラーを記録した”Buon compleanno Elvis!”から2000年代前半のアルバムを共同で制作した、ファブリツィオ・バルバッチFabrizio Barbacciを再びプロデューサーに迎え、過去に収録しながらもお蔵入りになった音源を蔵出しして編集したミニアルバム。
“7”はLucianoのラッキーナンバー。姓名とも7文字であるとか、誕生日の3月13日の3+1+3が7になるとか、ほかにもいろいろゆかりがあるそうだが、それに因んで7曲を厳選して収録された。
クレジットのミュージシャンの顔ぶれを見るかぎりでは、1990年代なかばから2000年代なかばにかけてのお蔵入り楽曲のようだ。
ボツにするには惜しい曲ばかりで、なかでも、エリーザElisaとのデュエット” Volente o nolente”は「これがボツ?」と思わず声に出た作品。Elisaに提供する候補曲として書かれ、最終的に"Gli ostacoli del cuore"(2007)が世に出たのであろう。
デジタル版にはボーナストラックとして、その2曲、"Gli ostacoli del cuore"と "Volente o nolente"のデモ版が収録されている。
●CD/2020年12月4日発売(Warner Records Cat. #5054197092701)
●LPレッド盤/2020年12月4日発売(Warner Records Cat. #5054197093692)
●LPブルー盤/2020年12月4日発売(Warner Records Cat. #5054197093746)
トラックリスト
01. La ragazza dei tuoi sogno
02. Mi ci pulisco il cuore
03. Si dice che
04. Un minuto fa
05. Essere umano
06. Oggi ho perso le chiavi di casa
07. Volente o nolente (feat.Elisa)
[デジタル版ボーナストラック]
--. Gli ostacoli del cuore (feat.Elisa) -Demo Version 2006
--. Volente o nolente (feat.Elisa) -Demo Version 2006
作詞・作曲/Luciano Ligabue
制作/Fabrizio Barbacci e Luciano Ligabue
制作(“Si dice che” e “Essere umano”)/ Fabrizio Barbacci, Luca Pernici e Ligabue
ドラムス/Eugenio Mori, Cesare Barbi, Robby Pellati, Ivano Zanotti
ベース/Luciano Ghezzi, Antonio Righetti, Guglielmo Ridolfo Gagliano
ギター/Niccolò Bossini, Max Cottafavi, Mel Previte, Federico Poggipollini, Fabrizio Barbacci
キーボード/Gianfranco Fornaciari, Luciano Luisi, Luca Pernici, Guglielmo Ridolfo Gagliano
ピアノ/Luciano Luisi
コーラス/Fabrizio Simoncioni, Fabrizio Barbacci, Federico Poggipollini, Marina Santelli
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