見出し画像

幼児期にこれだけは押さえたい!“目”を育てる3つのポイント

こんにちは。ゆっこです。

今日のテーマは“目”の発達!

幼児期に押さえておきたい“目”や“視力”にまつわる3つのポイントをお伝えしたいなと思います。

脳を含めた人の神経系って、3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までにほぼ100%できあがると言われています。

正確には、大人になってからでも新たな神経回路はできるので、この年齢までに「すべてが決まる」というわけではないようですが、視力のような基本的な機能は、4歳くらいまでにほぼその能力が決まると考えられています。

神経回路は繰り返し刺激を受けることにより太く強くなり、一度繋がった神経回路でも、刺激を受けなければ消えてゆきます。

つまり、良質な神経回路をしっかり育てようとするなら、良質な刺激を「繰り返し」与えることが必要。

月に一度の特別な経験よりも、日々の生活の中で習慣的に良い刺激を与える方が効果的ということです。

それでは早速、幼児期の“視力”について押さえておきたい3つのポイントをご紹介しますね!

①追視
②色/形の認識
③立体感/距離感の認識

ひとつずつ見ていきましょう!


①追視

字の通り、「追いかける視力」のこと。

生後1ヶ月くらいの赤ちゃんの目の前でおもちゃを動かしてみると、一瞬目で捉えるものの、早い動きや、おもちゃが遠くに行ってしまうと、それ以上目で追えないのが分かります。

でも数ヶ月後に同じように動かしてみると、目で追いかけ、さらには首を動かして追い続けられるように。

こんな風に「目で追う」力が追視です。

追視の力が育つと、お友達と追いかけっこしたり、ボール遊びがスムーズにできるように。

逆に不充分だと、追いかけっこをしていてもすぐにお友達が視界から消えてしまう、といった状態になります。

また、左右に動くものよりも、上下に動くものの方が目で追うのが難しいので(これは大人も同じですよね!)、風船やスカーフなど動きのゆっくりしたものを上から落として見せてあげるのもおすすめです。

ちなみにテレビを見ている時、人の眼球はほとんど動かないことが分かっています。
このことからも、やっぱり乳幼児期の「長時間視聴」は避けたいもの。

逆におすすめなのは外に出ること!
外に出れば自然と、人や犬、鳥など、動きのあるものにたくさん出会います。

外に出る時は、ベビーカーや前向きだっこで景色を見せてあげると、それだけで追視の力が育ちますよ!


②色/形の認識

色彩を知覚する力も幼少期に育ちますが、これは極端な無色の環境でない限り自然と育ちます。
(これも、お散歩に出るだけでたくさんの色に出会えますよね!)

むしろ重要なのは、「色」や「形」を少しだけ意識して「伝えてあげる」こと。

教え込む必要はありません!

例えばブロックで遊んでいるときに、同じ形で色違いのブロックがあったら、「赤ちょうだい」「青どうぞ」など会話の中に色を入れるだけ。

形に関しても同様です。「丸いのちょうだい」「三角だね」など、形に注目した会話をしてみてください♪

お散歩中に、花や草の「色」に注目してみるのもおすすめです。
自然物は見れば見るほどいろんな色が含まれているので、じっくり観察してみてくださいね♪

小学生くらいになったら、普段は使わないような色の名前を一緒に調べてみるのもおすすめです。
「うぐいす色」「あさぎ色」とか。
感受性が豊かになるし、興味のある子は自分でいろいろ調べ出しますよ!


③立体感/距離感の認識

生後5ヶ月くらいまでは、目で立体感を認識できないと言われていて、かわりに口がその役目を果たします。
なのでまずは、口に入れて舐めるのをやめさせないことが重要です。

そんな風にしばらくは口で立体感を確かめつつ、その間に目で認識する力が育っていきます。

ハイハイを始めた赤ちゃんはいろんなところに体をぶつけますが、これも自分と物体の距離感を学ぶための大切な過程。

手を伸ばしておもちゃを取ることも、距離感の認識につながります。

走れるようになったら、お友達と追いかけっこしたり、鉄棒でぐるぐる回ったりして、空間認知力を高めていきます。

体全体で空間を認識することで高まる力なので、いっぱい運動遊びをすると、立体図形問題に強くなる、とも言われていますよ♪

トップアスリートも空間認知力がかなり高いイメージですよね!


とこんな感じで、幼児期に押さえたい“目“に関する3つのポイントをお伝えしました!

もっと具体的にどんなことをすればいいのかについては、現在公式LINEの無料プレゼントにて『0〜8歳の暮らしに溶け込む育脳習慣100リスト』をお渡ししていますので、興味のある方は登録して受け取ってくださいね。


それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?