正負の法則
「人生万事、塞翁が馬」
っていうことわざが昔から好きで。
小学校だか中学校だか高校だかの授業でこの言葉を知って
なんだかすごく「なるほどね〜〜〜」と納得してしまって
それから嫌なことがあっても
「でもこの出来事も実は後から考えたらいいことなのかもしれない」
と思うようになって。
で、このあいだDr.ディマティーニという人が書いた『正負の法則』という本を読んだんですけど、
まさに同じようなことが書かれていて、
やっぱり・・・!となったのでした。
どんな出来事も、そこにあるのは事象だけ。
意味づけをしているのは自分自身。
どんなことにも、必ずプラス面とマイナス面があって、その総量は一緒。つまりゼロ。
ただ、自分にとってマイナスと感じる出来事の最中にいるときは、
本当にしんどくて、
「これも後から考えたら『あのことがあってよかった』と感じられるはず」
って頭では分かっていても、
やっぱりめちゃくちゃしんどいんですよね。
でも、せめて頭で分かっていれば、
ちょっと長い時間軸で、俯瞰して、
その出来事を捉えられる気がする。
それだけで、その事態に没入して戻って来られなくなる
一歩手前で踏みとどまれる気がする。
頭だけでもいいから、知っておくって大事。
なのかなと思う。