仮面の自分と本当の自分
生まれた瞬間に東の地平線にあった星座は、
「他の人から見た自分」を表します。
それはあくまでも「他の人に見せている顔」であって、
「仮面」とも言われています。
たとえばそれが天秤座だったら、
とても人当たりが良くて、身だしなみも整っていて、
みんなに分け隔てなく公平に接してくれる人、
みたいな感じで見られてる。
たとえば乙女座だったら、
きちんとしていて、細やかな気配りができて、
仕事を効率よくこなしていく人、
みたいに見られてる。
その星座が自分の性質と重なっていればいいんですけど、
そうでない場合、
この「仮面」に自分の人生を寄せすぎていると、
だんだんしんどくなってしまったり、
「できること・求められることをやってるけど
なんだか充実感がない・・・」とか、
「ほんとは自分ってみんなが言ってくれるような人間じゃないんだよなあ・・・」
みたいな気持ちが湧いてくるんじゃないかと
お客様や周りの人たちを見ていて思います。
「仮面」はうまく使えば武器になる。
(人当たりのいい人、仕事できる人って思われて損はないしね)
でも、本当に好きなこと・生きたい自分が他にある場合は、
武器はあくまでも武器として。
自分の「本質」を大事に生きていくのが
いいんじゃないかなって思います。
ちなみに私はこの「仮面の星座」と
本質的に持っている性質が同じなので、
(ASCと月がほぼコンジャンクション)
こういう「本来の自分と求められる自分像が違う」
という方の気持ちを完全に理解するのは難しいんですけど。
夫が「仮面の星座」と本質の星座が
まったく違うタイプなので、
「みんなこう言うけど俺は本来そういう奴じゃない」
って言ってるのを昔から聞いてました。
求められるのは悪いことじゃない。
でも、求められる自分像に合わせすぎるのはしんどい。
本当の自分でいられる時間が
人生の大部分を占めるように
できたらいいですよね。