着座に必要な立位評価と治療
脳外臨床研究会会長 作業療法士 山本秀一朗
セミナーレポート作成 言語聴覚士 yucco
フルリカバリーを目指し、全国のセラピストと共に成長し続ける脳外臨床大学校で活動するyuccoです。
脳外臨床大学校オンラインサロンでは、日々たくさんのセミナーが展開されており、オンラインサロン内だけで留めておくのはもったいない!!
全国の悩んでいるセラピストや困っている患者さんの力になる学びを届けたいと思い、セミナーレポートとともにお届けしています♪
《着座》
そもそも、着座ってどうするのでしょうか!?
一つ目は重心が下りてきます。
もう一つ目は、足底だった支持面が座面まで入ってきます。
支持面が変わってくることに対して、重心が移動します。
①重心を下げて来れますか?
②支持面と共に重心を後方に移動できますか?
最終の重心は近位大腿の1/3です。
《患者さんの着座》
本来、重心の軌跡は下方に下りてきてから後方移動するのが着座です。
患者さんは先に重心が後方に移動したり、もしくはどすんと落ちてしまいます。
着座のための立位のポイントは、重心の上下移動がしっかりできているか!?
患者さんは体幹を前傾してお尻を突き出しておろしてくるか、膝だけ折れてくるパターンが多いです。
着座の時に、かなりの足首の背屈ができません。
装具をつけてると背屈できません。
足関節が悪いと半円を描きながら重心が後方に流れてきます。
本来の重心の軌跡はまっすぐ降りてきて最後後ろにいきます。
《着座のための屈伸練習のポイント》
みる立位は静止立位保持ではありません‼︎
基本動作は重心の上げ下げです。
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全国の悩んでいるセラピストに届くように、臨床のヒントとなり患者さんがよくなるように、心を込めて書いています。応援よろしくお願いいたします❣️