脳卒中の基本動作の評価と治療の考え方
脳外臨床研究会会長 作業療法士 山本秀一朗
セミナーレポート作成 言語聴覚士 yucco
フルリカバリーを目指し、全国のセラピストと共に成長し続ける脳外臨床大学校で活動するyuccoです。
脳外臨床大学校オンラインサロンでは、日々たくさんのセミナーが展開されており、オンラインサロン内だけで留めておくのはもったいない!!
全国の悩んでいるセラピストや困っている患者さんの力になる学びを届けたいと思い、セミナーレポートとともにお届けしています♪
《脳卒中とは…》
脳卒中とは、脳の神経細胞が壊死することです。
その結果、運動障害や動作障害、行為障害が起こってきます。
だからこそ、筋肉や関節を評価するのではなく、脳を評価する必要があります。
《今回は基本動作がテーマ!》
基本動作は、動作の基盤となっているものです。
・臥位
・寝返り
・起居
・座位
・立ち上がり
・立位
例えると…部活動。
バスケ部であれは、基本動作はドリブル・シュートにあたる基礎練習部分です。
つまり…どこにいっても使うよってことです!
基本動作の上に乗っているものは…応用です。
<応用>
【移乗・移動(歩行)】
【セルフケア(A D L)】
【認知(高次脳・行為)】
<基礎>
【基本動作】
基礎が揺らぐと、上には乗りません。
フルリカバリーには近づけないのです。
基本動作がまず大事です!!
⇒どれだけ意識的に出来るかが大切です!!
・全ての動作の基礎!!基礎トレーニングの価値は高いです。
・基礎と応用の関係…基礎だけではダメ!応用動作で確認していきます。
2週間から1か月は基礎トレをしっかりしていきます。
フルリカバリーを目指していく時にこの基礎トレはとても大事になってきます。
応用に必要な要素が基礎トレに含まれています。
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