代行訓練で成長に繋げるには?
脳外臨床研究会会長 作業療法士 山本秀一朗
セミナーレポート作成 言語聴覚士 yucco
フルリカバリーを目指し、全国のセラピストと共に成長し続ける脳外臨床大学校で活動するyuccoです。
脳外臨床大学校オンラインサロンでは、日々たくさんのセミナーが展開されており、オンラインサロン内だけで留めておくのはもったいない!!
全国の悩んでいるセラピストや困っている患者さんの力になる学びを届けたいと思い、セミナーレポートとともにお届けしています♪
《代行の目的》
代行の目的とは何か…?
リハの頻度を確保することです。
365日稼働することで180日を最大限リハビリを実施できます。
1日の単位、入院期間をいかに活かせるかによって時間と頻度に違いが出ます。
代行することで…いかに多くのリハを提供するか‼︎
そうすることでフルリカバリー(再び適した状態、全人間的復権)を目指します。
代行の1番の目的は…
患者様をいかに良くするかです‼️
《代行依頼書(申し送り)で大事なこと》
代行の際によく書かれているのは…
『〇〇やって下さい』
これは、何の目的なのでしょうか?
そもそも目的が明確なのでしょうか?
理想像に到達するために、今どの段階にいるのかという目標を伝える必要があります。
目標の話を伝えるときに、「参加」で話しがちです。
動作で伝えるときは、それを構成する運動を伝えます(問題点)。
だから何をしているかを伝えます(現状)。
ポイントをうまく伝えないと…患者さんと代行者が話をする中で目的が変わってしまい、担当セラピストとの信頼関係を失ってしまいます‼️
先輩自身は、上記ポイント①②③をしっかり聴いて代行に入ります。
《代行のサブミッション》
リハビリをしっかりすることは当たり前ですが、
代行にはサブミッションがあります‼️
『患者様とセラピストは同じ想いなのか?』
『想いを共有することができているのか?』
を確認することができます。
代行が入ることで客観的に患者さんとセラピストの情報を共有することができます。
よくするための足並みが揃うのです。
そこで必ず言ってはいけないNGワード‼️
全国の悩んでいるセラピストに届くように、臨床のヒントとなり患者さんがよくなるように、心を込めて書いています。応援よろしくお願いいたします❣️