ビジネスパーソン心得五十四条
弊社YOUTRUSTでは、たびたび岩崎が「こういうプロチームでいたい!」ということをslackで正社員みんなが見えるところに発信させてもらっています。
その発信を、ありがたいことに今後のメンバーのために心得のようにまとめてくれた人がいたので、その一部を社外の方にも見える形で残しておこうと思います。
仰々しいタイトルをつけてしまいましたが、あくまで日々考えていることをぽつらぽつら社内に発信しているもののまとめです。これがどこかで一生懸命働く誰かの役に立つことがあれば嬉しいです。
マインド編
夢を馬鹿にしない
今と比較するとどんなに無理そうに見えても、人の夢を笑ってはいけない。
もっというと、自分たちの夢や目標を馬鹿にするのは一番良くない。
努めて元気
弊社ではよく「元気は利益」と言うワードが飛び交います。
「あんたはいっつも元気だね。元気は利益だよ」という南場さんのコメントからいただいた言葉です。その元気を支える概念が「努めて元気」です。
たしかに元気は素晴らしいことなのだけれど、人間なので誰でも大なり小なりやっぱり上下はあるものです。
でもそういうときに流されて落ちてしまうしまうのは、なんだか自分はまだまだだなあと悔しく思います。常に元気って理論上ありえないので、これはもう努力の領域だなと思うのです。
元気になるために自ら必要な変化を起こす。それでもどうしようもないときは表面だけでも元気に振る舞う。
笑う門には福来たるじゃないですが、元気でいればそれを周囲はちゃんと見ていて、いつしか運も戻ってきます。いい年になってくると体調面や家族の状況等で凹むことも多いのですが、人の助けと医療の力を借りつつ、自らの意志をもっていつも努めて元気でいたいものです。
やる気が出ない?
やる気が…とか言ってるうちは自分を追い込めていないのでは?と思い始めました。
やる気の有無に関わらずやるしかない、逃げられない状況に自分を追い込むようにしていきましょう。
人と人の関係を作る
常々思うのですが、「高いもの」は人は人からしか買いません。
100均であれば勝手に買いますが、何十万円ものブランド品を買う時は店員さんが付きます。
その店員さんが素敵かどうかは買う物には究極関係ないはずなのですが、店員さんが素敵だと買ってしまうし、逆も然りです。数年前、我が家もそろそろ車買うかな…みたいなときに家の近所だというだけの理由で大手自動車メーカーの本社ショールームにフラッと入ったら、そこの営業の方が素晴らしい方で、気がついたら試乗もせずにその場で購入手続きをしていました。
購入後も、車で不安なことがあると夫はすぐにその担当さんに電話します。
担当さんが好きすぎる夫はついに「担当さんのサポートがあるから、二台目も買うなら今のメーカーが良い」と言うようになりました。
弊社のオフィスの不動産担当のIPPOのSさんもそんな営業です。
最初、社長が担当してくれており、中途で入社したてのSさんが社長の横にちょこんと同伴しているものの、正直印象も薄く、内心少しだけ不安に思ったのを覚えています。笑
ですが、Sさんはどれだけ岩崎にメッセを無視されようとも、弊社の好みを理解したうえで素敵な物件が出た際にはめげずに連絡をくれるので、その熱心さがゆえにいつしか信頼するようになり、弊社はSさんにお世話になるようになりました(ちなみに今のオフィスは一度審査落ちしたのですが、粘って交渉してくれたのもSさんです)。
多分今後もSさんにお願いするのだろうなと思います。前置きは長くなりましたが、車もオフィスも弊社のサービスも安くありません。
でも何故買うかというと半分以上はその人が好きだからなのではないかと思うのです。お客様に愛される信頼される担当でありたいものです。
何者かになるには
毎日「やだなあ逃げたいなあ」と思うことを繰り返すことでしか何者かにはなれない。
憂鬱でなければ仕事じゃない、とはよく言ったもので。
敵を作るな味方を増やせ
最近思うのは、「自分が相手を嫌いになると、嫌われる」です。相手のことを相手がいないところでつべこべ言っていると、直接言わなくても絶対に嫌われます(なんなら直接つべこべ言うほうが良い結果につながります)。
とすると人生の協力者を増やしておくためには、そもそも自分が相手を嫌わない、ということができる人が最強ではないでしょうか。
「相手を嫌わない / 相手を好きでいる」というのはスキルであり努力です。
やだな、苦手だなという人が出てきたときは、自分の実力不足を認識して、努力をしていきたいものです。
今日も周囲を努めて愛し、仲間を増やしていきましょう。
事業に資する
前職時代、採用担当をやっていたとき所属していたHR本部のミッションが「事業に資する」だったのですが、今だに岩崎が大事にしているワードです。
人事や採用ってスカウト打ってから入社、その後社内で活躍するまで…と考えると、本質的な成果が出るまでに平気で1~2年かかる仕事だったので、たまに迷うこともあったのですが、その度に「自分の行いは事業に資するためになっているか?」と自問するのに良い判断軸になっていました。
さて、突然の昔話ではありましたが、今でも私はこの会社の足元の存在理由の一つは「お客様の事業に資する」ことだと思っています。
素敵な人を採用できれば若干のタイムラグはあれど、事業が伸びて会社が成長して…偉大な会社ができる!
そんなわけで、今日もこれからも我々はお客様の事業に資することをしていきたいと考えています。
自分の特性を自分で決める
先輩経営者が「自分というキャラクターをコントロールして人生RPGしろ」と言っていらしたのですが、何かを成し遂げたいが自分に何かが足りない場合、自分の特性を勝手に決めてそのルールに基づいて行動することができる人が強いんじゃないかという仮説を持っています。
「自分は小さいころから体が強くて絶対に休みません」
「自分は寝たら回復する絶対に折れないメンタルを持っています」
「スライドを作らせたら北半球の五指に入ります」
こういうこと言う優秀な人達ってけっこういるのですが、これは結果論を言っているのではなく、自分の特性を自分で決めつけて、それに則って行動しているからこそ実際にそういう素敵な人間でいれるのだと思います。
無茶な目標が来た時のミドルマネージャー3種類について
大好きなコテンラジオの秀吉回を聴きながら出社していたんですが、「織田信長はすごいボスで毎度無茶をいう。そこでその無茶を毎度期待を超えたのが秀吉(当時はまだ織田配下のミドルマネージャー)。こういう無茶な目標が来た時のミドルマネージャーは3種類にわかれます。
1)無茶だよ、とボスに文句を言う
2)黙ってなんとかすることに奔走する
3)メンバーの文句を言う
もちろん秀吉は2)を続けたから、織田家に20年つかえた後にみんなが知るところの武将となりました」というような話があり。
人類である以上時代は違えどこの辺は令和においても普遍だなと感じます。
全ての仕事は「確率論、歩留まり」
最近、ほぼほぼ全ての仕事(特に成果)は「確率論、歩留まり」なんじゃないかと思ってて、
・資金調達も50社ちかくピッチして1社にリード投資家をお願いする
・採用も30人会って一人採用する
・商談も5回やって1社ご期待いただく
・施策も5つやって1つ当たる
・広告も100回表示して1回クリックされる
どの職種・仕事をとっても、歩留を前提にしないものがない。
というわけなので、あまり動く前に考えすぎず、よくわからなくとも最初に数にコミットするのは全職種共通なのではないかと。
「嫌われるかも」とかで足を止める人が成果を出すことは理論上ありえないし、よくわからないままに前に進める人はどの職種でも強い。
だから一つやって一つ外したって責められなんかしないし、数打ってたくさん外してから徐々にチューニングすればいいのです。
無理しないでね…?
無理しないでね、なんて言いがちな世界になってしまったが、無理の先にしか何かはないので私たちは積極的に無理をしていきたい。
無理に無理を重ねていこう。
リーダーシップ
「別に全員にリーダーシップを求めなくてもいいんじゃない?なんならリーダー多すぎると逆に大変じゃない?」と昔は考えていたのですが、この考えは誤りだったと思います。
先日、経営者やNPO代表、政治家、メダリスト…など各界のリーダーたちが集まる合宿に参加させてもらったんですが、リーダーはフォロワーになるのもうまい! 具体的には、リーダー100人の中からリーダー of リーダーが現れ、それ以外が積極的なフォロワーになり、全員で当事者意識高くその場を盛り上げるので、最高のコミュニティができていました。
少し前に「リーダーシップのある人はフォロワーシップも高い。なぜならリーダーは人を一同に動かす難しさを知っているから、フォロワーとしても大活躍する」という話を聞いたのですが、まさにおっしゃる通りだと確信しています。
約束を守る
仕事で最も重要なことを一つあげろと言われたら「約束を守ること」と答えます。重要というか、出来ていないとどこの世界でも生きていけないような気がします。
なので、岩崎は約束を守ることには非常にうるさいです。新卒の頃、とある仕事の納期を破ったのですがその時の上司に、もうこの世のものとは思えないくらい叱られたことを映像とともに鮮明に思い出します。
「ええか、お前はピザ屋や。ピザ屋の岩崎は30分以内にピザを届けるって約束したんや。やのに、渋滞だのガス欠とか言い訳して30分以内に届けへんかったんや。お客さんにとって渋滞とか関係ないやろ。約束守らへんピザ屋にまたピザ頼むか?頼まんやろ?俺はお前にはもうピザは一生頼まへんわ。」とものすごい剣幕で叱られました。
若かりし岩崎は泣きじゃくりながらも「たしかにそんなピザ屋には私もピザ頼まへんな…」と素直に思って話を聞いていました。
そんな強烈な記憶のおかげで、未だに約束を破る人を見ると岩崎はピザ屋を思い出します。今となってはすごい剣幕であの時叱ってくれた上司には感謝してもしきれないです。
残念ながら令和においてこんなに強く叱ることはリスクにもなるので、約束を守らない人間は叱ってももらえず静かに干されていきます。
叱られるより残酷です。なので本当にこれだけは絶対約束してほしい。
私たちは約束を守る人間の集団でいましょう。
約束は守ろう2
改めて、約束は守ろうというお話です。
ミーティングの開始時間に間に合ってないとか、出社日なのに何の連絡もなくリモートにしてるとかそういうだらしないのはナシの会社にしましょう。
大人同士なんでわざわざ都度注意はされないかもしれませんが、言われないだけでそういうのは必ず信頼度が下がってます。
約束の時間を守らないとかみんなのルールを蔑ろにする人はどんなに仕事ができても、しょうもないところでマイナスされてしまうので、改めて個々としてもチームとしても信頼できる組織としてやっていきましょう。
キープシンキング、キープチェンジング
皆さんには「決まったものを決まったやり方でやるだけ」というのは期待してません。
どんな商品や機能だったら喜んでくれるのかを自分の脳みそで考えて変化を起こし、それをお客さんに伝える方法を日々改善していくことを期待してます。キープシンキングでキープチェンジングです。
「雨が降っても自分のせい」というのが私の好きな言葉なんですが、その前提で考えてみると次何を自分がすべきか自ずと見えてくると思います。今うまくいってないことがあるなら自ら変化を起こそう。商品がダメならどんどん変えよう。
うちの会社は言われたことをやっただけで評価される会社ではないです。変化点を作ってくれることを期待してます。
その方が仕事してて楽しいし、ね!
人間の普通の感覚を忘れない
「この見た目はダサいよね」とか「こういう言い方されると嬉しいね」とか「こんな連絡来ても無視するよね」とか。
誰しも「そうだよね!」と思う普通の感覚って持っていると思います。しかしながら何故か自分が提供側になるとその感覚を無視して、自分にとって楽な方を取ったりします。
弊社にとって身近な例はスカウトですよね。
自分が受け取ったら無視するようなテンプレスカウトを、何故か送信側に立つと送ってしまう。
これって全ての商売にあると思っていて、営業だったら「自分だったら無視するような営業メールを送る」とか、開発なら「自分だったらつまらないと思う体験を提供する」とか、提供側になった瞬間に受け手の気持ちを忘れることが多々あります。更にこれがまた集団になると、何故かロジックで定量的に示せないことを強く主張できないような気がしてきて、
「自分は正直このUXは悪いと思うけれど、みんなOKしてるならいっか…」みたいな心理が働きます。でも、我々のプロダクトや事業を継続して使いたい!と思うかどうかは一重にユーザーやお客さんの受け取り方にかかっています。
そこを絶対に忘れないこと。
自分がユーザー/お客さんだったら自分が作ったこれをどう受け取るか。逆に言うとこの「普通の感覚」をもとに大きな意思決定できるのが弊社の強みだと思います。
OOHは効果測定が難しいけれど「自分が取り上げられたら嬉しいよね!」という判断で予算捻出できる会社は少ないです。
圧倒的な我々の強みなので今後も守りたいと考えています。
今一度、本当に出す前に立場を変えて考えて、本当にやりきった内容になっているのか確認してみてください。
先人に学ぶ
今日は「先人に学ぶ」ということを意識的にやってほしいという話をさせてください。
松下幸之助さんは「教わらずして、学ばずして、人は何一つ考えられるものではない。幼児は親から、生徒は先生から、後輩は先輩から。そうした今までの数多くの学びの上に立ってこその自分の考えなのである。」と言っていたそうなのですが、まさにその通りで、深く思考するためのも他者から学んでからやっと出来るというものです。弊社だとKEEP THINKINGですね。
実はこれは先人から学ばないで、土台なしに出来るものではありません。
そういう意味で、①本を読むこと、②自分より経験のある人に話を聞きに行くこと、この2つだけはみんなに絶対に辞めないでほしいと思っています。
今、その2つともやってない!という人は今日でお終いにしましょう。
本を読むことも、自分より経験のある人に話を聞きに行くことも筋トレと一緒で、習慣になればそんなにしんどいものではありません。
むしろやればやるほどその重要性を痛いほど感じると思います。
これらを怠る人に会社の大事な仕事は任せられないと考えています。
弊社に入社してくれている皆さんはベースが優秀です。その上で更に高い水準を普通基準にして、もっともっと強いチームにしていきましょう。
以上、10年前のダメダメな岩崎を知るKさんに「本読めるようになったんだね」と言われた岩崎より。
コーチャブルでいよう
先日、ゴルフの練習に先輩起業家とラウンドさせていただいたのですが「いわやんテイクバックが気持ち悪い!」「また前見てもうてる!ボールしか見ない!」とか(本当はもっと汚い言葉もいただきつつ)、たくさんご指導いただいたのですが、レベル0でしごかれながら少しずつマシになっていく過程がとっても楽しかったです。
自分が「教えてほしい!」と強く思っているときほど、厳しいフィードバックも全く抵抗なくありがたい気持ちだけでぐびぐびと吸収できます。
関西のアニキのような愛情深いご指導のおかげで、冒頭一人だけ玉転がし状態で苦痛だったんですが、後半はそれなりに飛ぶようになってゴルフの楽しさがわかったような気がします。その帰りに思ったんですが「コーチャブル(コーチを受けられる状態)」であることは意識して作れるのではないかと。
「こいつならきついフィードバックをしても、折れずに素直に受け入れてくれる」と思わせると先人たちはフィードバックをくれます。
弊社なら、IくんやOさんがコーチャブル姿勢を見せるのがとても上手なように思います。先人にフィードバックをもらったときに「なるほどそうすればいいのか!」と素直にその場でやってみるコーチャブル姿勢の人たちの集団でいたいところです。
変えられない内面的特徴
外面に背が高い低いがいるように、人間誰しもどうにも変えられない内面の特徴があります。
例えば岩崎にも下記のように、人生の序盤で強固な脳みそのシナプスが繋がってしまっていて(もしくは遺伝で)変えられないんだろうなと思うことがいくつかあります。
1)めちゃくちゃせっかち。作業させたら誰より早いです
2)価値観ミーハー。どんどん新しい価値観に触れて常に自分を変化させていたい
3)ハードもソフトも常に超身軽でいたい。すぐに物を捨てるクセがある
なのですが裏返すと、短所でもあります。
1)会話の間(ま)に耐えられない。子供の遅い動きを気長に待つことが出来ない
2)一つのコミュニティに長く滞在できない。長い友人が少ない
3)すぐに捨てて買い直すことになるのでエコでもないし、貯金も出来ない
みんなこういう内面的特徴ってあると思っているんですが、外見のように目に見えるわけではないので勝手に期待してしまうのも人間です。
そういう特性を理解したうえで相手に無用な期待をしないというのもまた一つの愛なのかな、なんて考えています。
岩崎はKさんが静かになる日は期待していません。
こういう特性を理解して、それすら愛するのってよっぽどのビビビ!を除くとなんとなく少なくとも2年くらいはかかるような気がしています。
根気強く仲間の内面的特性を理解して「無用な期待しない」をできるようになりたいものです。
コトに向かう
先日、名古屋で登壇をさせていただいた際に素敵な質問をいただきました。
「岩崎さんは何のために会社を経営しているのですか?従業員のためですか?はたまたご自身のためですか?」と。
少し間を置いてこのように答えさせていただきました。
「日本のためです。日本のモメンタムを上げるため、そのために偉大な会社を作るために私は経営をやっています」。
やはり私たちの目的、目指すべきはここだと思っています。
そこまでの道すがら、KR的に株主の皆様やみんなのために、というときはもしかするといつか来るのかもしれないけれど、やっぱりそれは私達の最終的な目的ではない。
我々の「コト」ってやっぱり「日本のモメンタムを上げる偉大な会社を創ること」だと思います。
出来ないと思ってる人には出来ない
最近、起業の大先輩方、レジェンドたちとご一緒する機会をいただいて、本になんて絶対に書けない世に出ないエピソードをたくさん聞きました。
信じられない目標や高すぎるKPIとかあって(1ヶ月で4千人採用しないと間に合わない、とか。ちなみに本当に採用したらしいです)聞いてるだけでギョッとしそうな話なのですが、とにかく皆さん「もうさ、やるしかないのよ!笑」とカラッと笑っていたのが印象的でした。
よくよく聞くと、やりきって失敗した場合はもうみんなで笑っちゃうんだとか。
もちろんぬるい笑いでなく、やりきっての失敗だから誰にも責めることができなくてなんだか笑ってしまうと。トータル聞いてて思うのは、「出来る!」と思ってるから最後までやり切れるんですよね。出来ないとハナから決めてる人はやりきることすらやらなくなる。
「全ては自分の心の持ちよう」と松下幸之助さんが言っていましたが、1ヶ月に4千人採用しないといけないときに「出来る」と思ってやってみるのか、出来ないと決めてしまうのか、これは単なる心の持ちようです。
出来ると思ってやりきった結果外したなら、そのときは悔しいけれど、人生を彩る思い出として笑いましょう。そんな人生の方がドラマティックじゃないでしょうか。この会社はそういう心の持ちようができるチームでいたいです。
体調管理も仕事のうち
ビジネスアスリートとして常に良いパフォーマンスを出すために、日頃から体調管理を行うのも勤めだと考えています。体調管理の方法は人にもよるので、自分のスタイルを見つけられるといいですね。
自分も「とにかく寝る」「運動する」でなんとか帳尻を合わせています。
と言いつつ、最近運動出来てなかったせいか今朝起きた瞬間「今日の体調はマズいぞ」とユンケルを一気飲みして来ました。
一緒に日々精進していきましょう。
体調不良でリモート、はありえない
先日、現役のお医者さん起業家の方が言ってた話です。
最初びっくりしたんですが、ただシンプルに「体調不良ならリモートとかじゃなくて休め!」という話でした。
いや、たしかに言われてみるとおっしゃる通りだ!と思いました。みんな良い人だから申し訳なさもあって、体調悪くてもリモートなら…と思うのかもしれませんが、体調悪いときはパキッと休んで、早く元気になりましょう。
仕事ができる人は、休まない
仕事ができる人は滅多に休みません(もちろん予定休の話ではありません)。
KさんとかSさんとかがkintaiチャンネルで「具合が悪いので今日は休みます」と投稿しているのはほとんど見たことないと思います。
彼らがことさら体が強いわけでは多分なくて、普段から体調を崩さないように努力をしていたり、ちょっとした不調には負けないと決めているのだろうと推察しています。
このタイミングで弊社のスタンスとして改めて共有すると、弊社は「日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創る」という、普通に生きていると達成し得ない高い目標を掲げています。
チームで非常に高い目標を掲げるのであれば、単なるサークルのように群れるのではなく高い目標を持つ部活として取り組むのは想像に難くないと思います。
弊社はぬるくはありません。本気の部活(よりもっと大変なことかもしれない)をやろうとしている会社です。
一生懸命生きていると想定外の出来事や思わぬ体調の変化が起こるのが人間であり人生なわけではありますが、我々は引き続き努めて元気を体現する大人のプロチームでやっていきましょう。
吝嗇家たれ
いうならケチンボ。コスト意識に敏感でありたいものです。稲盛和夫さんも松下幸之助さんもコストについては一家言あるようで、よくテーマにあげておられます。ちなみに令和においては孫さんも、信じられないくらいコスト意識が高いと伺います。
思えば前職一年目、初めて南場さんにプレゼンするときに「資料は絶対に1ページ4スライド以上、白黒で。1ページに1スライドでカラーでなんか印刷したらもうそれ以降話を聞いてもらえない」と先輩に事前に教えてもらいました。
売上を作る大変さを身に染みて知っている私たちこそ、印刷一枚にまでこだわるくらい会社のお金には徹底的にケチンボでいたいです。
歴史を刻む
昨日、大手飲料メーカーの元代表とビールを飲ませていただく機会をいただきました。
この会社を知らない人はいないと思いますが、その歴史は知らない人のほうが多いと思います。元々は北海道開拓のために、涼しいところはビール醸造に良いだろうと国が始めた国営企業だったそうで、その後民営化。
そして別のビール飲料の会社を買収するも当時の73%のシェアを取ってしまい独禁法ということで解散を命じられ、東西で分化。
その頃、冷蔵庫が各家に導入される時代になり、70%が店への卸だった世界から家で飲むビールが70%に。そのタイミングで一気に家庭用ビールで業界構造は大きく変わった。
ちなみに元々卸がメインだったビール醸造は鉄道で運ぶ必要があったので、当時はまだ何もなかった恵比寿に大きな土地を持つなど、実はビール会社は不動産を持っているのが一番強い…みたいな話も伺いました。
なんとその歴史は1869年から始まるそうです。こういう先輩企業の話を伺えば伺うほど、我々の歴史は本当に始まったところで、言うなれば赤ちゃんなのだなと思います。
スタートアップは狭い業界なので、ともするとまだまだ小さな赤ちゃん企業同士で調達額とか社員数とかを日々競ってしまうのですがまさにどんぐりの背比べをしてしまっているのかもわかりません。
我々は日本のモメンタムを上げる偉大な会社を創るために、日々積み重ねの長い戦いを始めたところであること、ここからもっと長いマラソンであることを忘れずに走りたいなと思った次第です。
船を漕ぐ
最近、会社って本当に船だなあと思います。自分たちでパワーをかけて漕ぐと前進するし、自分たちが漕がなければもちろん進まない。
以降は小さな手漕ぎ船を想像しながら読んでください。
中でも意識しないといけないのは自分の重さ分を漕ぐのは超当然として、前後両隣の4名分くらい自分は漕いでいるか?ということだと思います。船が大きくなればなるほど、船自体の重さ(会社だったらオフィス賃料だったりツール利用量だったり福利厚生だったり)が重たくなるので、自分の重量分しか漕がないでいると船は沈みます。言い方は気をつけなければいけませんが、
漕がない
その割には重たい
周囲の漕ぐエネルギーを削ぐ
みたいな人は世の中実際にいて、そういう人が増えると船は沈没するので、良い人を乗せるのと同様に、こういう人には船から下りてもらわないといけなくなってしまいます(不労所得のような太い基幹事業があればそれをも養えたりするのですが、弊社はまだそんな立派な客船ではありません)。
なので、前後左右分くらいは絶対に漕ごう。もう一つ重要なのは、「舵を切っている方向に一斉に漕ぐこと」です。今は金子さんが舵取りをしてくれているので(アメリカ大陸目指す!というのは岩崎なんですが、実際にそのための経路を計算して舵取りをしてくれているのが金子さんです)、その舵取りの方向に一斉に全力でオーエス!できるチームでありましょう。
違う方向に漕いだら意味がないどころか邪魔になったりもします。
今日もYOUTRUSTはONE TEAM!やりきっていきましょう。
できないことは自分でやる、できることはお願いする
人に仕事をお願いするときに大切にしている基準です。常に成長したいなら、やったことない・まだできないことは簡単に手放さず自分でやったほうが良いです。
世間で「雑務」と呼ばれるものほどこれが当てはまります。
どんな大仕事も小さなタスクの集まりなので、小さなタスクを理解しない人が大きな仕事を成し遂げることはありません。ちなみにどんなことでも自分でやれるようになると長期的に最も大事なことがあって、他人にお願いするのがとても上手になります。
新幹線のチケットを自分で予約したことがある人は、他人にチケットを取ってもらうときも適切に指示ができますが、自分で取ったことがない人にはどこでどうやってどれくらいの時間で予約できるのかすらわからないものです。自分で出来るようになる→適切な指示が出せるようになる、というステップを早いうちに踏んでおくと長じて大きな仕事が出来る人になるように感じます。
申し訳無さそうにしない
自分の悪いクセで、すごく意識をして直していることの一つに「申し訳無さそうにしない」というのがあります。
例えば社内での依頼一つとっても、
「お忙しい中すみません…!」とか
「お手数おかけして申し訳ありません…!」とか
「ご教授いただけましたら幸いでございます。」とか
変にへりくだったり申し訳なさそうにしたりしてませんか?
これって送信者にとっては実際申し訳なくってよくやってしまうのですが、やりすぎるとあんまり良いことないなと感じます。
何よりとにかく小者感が漂います。
勝手にへりくだって勝手に小者になると、無意識的に下だと思われてしまってあまり大事にしてもらえなかったりして、直接は関係ないのに意見が通りづらくなったりします(人間って不思議ですね)。
これをやりすぎているうちは覇王色の覇気は出ません。
もちろん横柄に振る舞う必要も一切ないのですが、お互いコトに向かって仕事をするだけなので、仕事の依頼に申し訳ないも何もないように思います。
特に社内では、
「◎日までに、よろしくお願いします。」
「教えてください!」
で十分だと思います。
みんなで強くて優しいチームにしていきましょう。
結論から話せ
今までも何度も言われてきたコンクルージョンファースト/結論から話せです。
最近あんまり以前ほど巷で聞かなくなりましたが、やはりとても重要だと思っています。詳細は説明する必要もないくらい、とにもかくにも「結論から話せ!」ということです。
小論文や論文を書いた事ある人なら結論→理由という順番で書けと言われた記憶があるのではないでしょうか。例えば「これって進捗どうなってる?」と聞かれたときに「先日までNさんがこうこうしてくれていたのですが、ちょうど昨日云々で、明日にはほにゃほにゃ…」と回答していませんか?
結論から言う場合は「まさに対応中で今週木曜に完了予定です。今は云々で苦戦しています」となります。面接でこういう話し方をするかどうかで地頭を見ている会社もあるくらいです。
人間は大枠を理解したのち詳細を理解する生き物なので、大枠や結論がなく突然枝葉を話されると理解が難しくなるのだと思います。
少なくとも、不明点を早く解消したくて質問しているのに、結論を無意味に引っ張るのは質問者にストレスを与えるので信頼を得づらくもったいないように感じますよね。結論からスパッと話そう!
独り言と提案は全く別物
大昔のことですが、とある施策について「僕はslackのtimesで以前からそのように言っていました」と怒っている人がいました。
どうでしょうか。結論からいうと、これは三流ビジネスパーソンの所作です。
timesはあくまで考えていることをつぶやく場所で、そこで言ったことは「独り言」です。本当に必要だと思う変化については「提案」をしなければなりません。
提案というのは意思決定者に対して、推し案とその理由を伝えてYESかNOで判断させることです。
そう考えると、timesでのつぶやきは提案ではないことは明白だと思います。
「独り言ですが、そこから察してください」は子供のすることです。「提案」をする人が変化点を創る人です。意志を持ってどんどん提案していきましょう。
そういう人に面白い仕事をどんどん任せていきたいと思います。
来週中にやります?
スタートアップの強みはそのスピードにあります。小さい選手でもその機動力で体の大きな選手を抜くことができるのと同じ話で、我々の強みの一つは明らかにスピードにあります。
一方で、無意識にスピードを失うのはとても簡単です。「今月中にやります」「来週中にやります」と特に考えなしに言い続ければよいのです。
でも、冷静になるとほとんどのタスクは明日とかなんなら今日には出来てしまうことばかりです。そういうのをいたずらに期限を引き伸ばすのはスピードを落とす最大の要因になります(スプリントとか、大規模なPJTを週単位で管理するのは考えてやられているのでもちろんこの話の対象外です)。
今日から思考なしに「来週中にやります」というのはやめにしましょう。でないと大したタスクでもないものも全てを週単位にしか動かせない人、チームになってしまいます。
さて、なんでこんなことを言うのでしょうか。
さっきの経営会議で「今日の昼までにスピードの話を全社に共有します」と宣言してしまったからです。
我々は日単位、なんなら時間単位で動くスピードに敏感なヒリつくレースをやっていきましょう。
「洗濯物」 or 「これから洗濯するもの」
我が家はシッターさんや家事代行、義母や自分の母などたくさんの人に来てもらって家事育児を助けてもらっているのですが、どこに何があるとかどこに片付けてほしいとか、都度細かく指示できるわけではないので誰が見てもわかるような作りにしています。
例えばですが、押入れやキッチンの隅々までテプラで「◎◎ちゃんパンツ」「ママパジャマ」「犬の餌」とか貼ってあって、初めて来た人でも在り処や片付ける場所がわかるようになっています。チームでの仕事もまさにこれと同じだと思っています。
よくある伝達ミスに「追加でいくつか確認しないと動けない表記の幅が広い指示」というものがあります。
例えば「洗濯物」と書いたカゴが我が家にあったのですが、人によってはこれから洗濯するものを入れる人もいれば洗ったものを畳んで入れてくれる人もいました。
解釈がブレる表記だったことを反省し「これから洗濯するもの」というテプラに張り替えたところ、間違う人はいなくなりました。指示される側としては文脈や目的を読んで確認しつつもよしなに動くべきではあるのですが、お願いする側としては細かいところに神は宿るの精神を忘れず、大事にしていきたいと思った事案でした。
コンフォートゾーンを出る
我が家には家訓というほどではないのですが、共に生きるうえでいくつか大切にしているワードがあります。
そのうちの一つが「コンフォートゾーンを出る」です。
意味はそのままで「居心地が良くないところにあえて行く、居心地が良くないことをあえてやる」というのをやろうという約束です。具体的にはだいたい週に一度くらいはお互いに元々の自分だったらやらないことをするようにしています。
例えば、
・まだ仲良くなりきれていない人を自ら飲みに誘って仲良くなりに行く(超人見知りなので普段ならやらない)
・2度しか会ったことない人の結婚式にフッ軽の面構えで参加してみる(夫婦ともに交友関係が狭いので普段なら日和る)
みたいなことをあえてやります。
仕事も同じで、最近の自分は、
・60~80代の大先輩方の経済人集会に参加する(内向的なので普段なら絶対に行かない)
・先輩起業家に自ら飲みたいです!と連絡してごちそうしてもらう(甘え下手なのを克服したいので)
みたいなことをなんとなく週単位で繰り返します。
これを続けると今まで「出来なかったこと」が「やったことがあること」になり、最終的には「できること」になっていく感覚があります。
この積み重ねの複利で人間の幅が広がるんじゃないかと信じています。特に私は対人コミュニケーションに苦手意識が強いのでそういう例えが多かったですが、人それぞれだと思います。
表計算が苦手だったらそこに突撃すればいいし、ロジカルシンキングが苦手ならそこに突撃しましょう。
2023ラスト、みんなでコンフォートゾーンを出ていきましょう。
コンフォートゾーンを出ろ
昨年末にも話した気がしますが、春なので「コンフォートゾーンを出ろ」という話をまた。
コンフォートゾーンにいる≒リスクを取っていない、というわけで、もっと人生を豊かにするためにどんどんコンフォートゾーンを出よう!というわけです。
特に春はそれにピッタリの季節ですね。
もし自分が「もうできることをやってしまっているな」とか「今の仕事も慣れてしまって、半分の力で出来てしまうな」という感覚があるならまさに今がチャンスです(コンフォートゾーンにいることは自覚しているが、どう出たらよいかわからない人は師匠に相談するのがオススメです)。自らコンフォートゾーンを出て、「できなかったこと」を「やったことがあること」にして、最終的には「できること」にしてしまいましょう。
本人にやる気とそれに見合う努力があれば、たいていのことは実現できます。ほとんどの失敗はやる気がないか、それに見合う努力をしていないだけのように感じます(し、そう思っておくと踏ん張れるので人生が豊かになると信じています)。
更にいうと、そもそもコンフォートゾーンを出続けるスキルを持っている人だけが何歳になっても成長を続けて何者かになることができるようにも思います。春だからコンフォートゾーンを出よう!
全員が一歩ずつゾーンを広げて、春からまた更に強い会社にしていきましょう。
スケールしないことをしよう
有名なポール・グレアムの言葉で、スタートアップの基礎の基礎の考え方です。一見泥臭くてスケールしなさそうなことが、実は大きな成長の因子になるという話です。
YOUTRUSTの初期でいうと運営から登録初日のユーザーの皆さんにメッセージを送ってブルドーザー式にインタビューさせていただくということをやってきました。ユーザーボイスが聞けるのはもちろんですが、そうするとインタビュー前にプロフィールも書いていただけて、運営と繋がるのでその後スカウトを継続的に受け取ることで定着率が劇的に上がるということがありました。
「やる」と決めてやるだけで誰でもできるのですが、何故かうまくやろうとか初手から効率的にやろうとする人が多いです。
が、そんなうまいスマートな戦術はほぼほぼ夢だと思ったほうがいいと考えています。
あのヤクルトだって未だに人が手売りしていて、それ自体がマーケティングになっているのを見るたびに、どこまで泥臭く徹底的にやりきるかだなと思う次第です。
スケールしないことをしよう。
意思決定を簡単に上司に渡さない
意思決定の数だけ人は成長する、という話を聞いたことがある人も多いと思います。
自分もこれは事実だと思っていて、やはり自分が最終責任者として清濁併せ呑む意思決定以上に人を成長させるものはありません。そうしたときに、上司に簡単に意思決定チャンスを譲るのはもったいないとは思いませんか。
例えば、こんなふうに上司に聞いてませんか?
「XXなんですが、どうしたらいいですか?」
「NとM、どっちがいいですか?」
今日からは絶対に、
「こうしようと思っています。問題なければ進めますね」
「NとM、こういう理由でMにしますね」
という最終確認にしましょう。
「まずいときに止めてもらうための確認」として上司を使えると、意思決定の成長チャンスは渡さないままに会社としての失敗を防ぐことができます。全員で最速の意思決定と最速の成長をしていきましょう!
愛される力
皆さん、同僚や周囲の人で「よく知らないけどなんとなく好感を持っている人」っていないでしょうか。そういう人って実は定量化できていないだけで、人として大きな引力を持ち、人生を通して大きな得をします。
最近読んだ本に「あなたは電車や通勤時に知り合いを見かけたときに読んでる本をしまって、話しかけますか?挨拶しますか?…挨拶しにいくというあなたは幸運です、おめでとう!挨拶をしないというあなた、非常に損をしています(意訳)」と書いてあって非常に目を引きました(ドキっとしたあなた、仲間です)。
理由は「電車で知らない人に話しかけられた場合、断る人はどれくらいいるのか?話した結果、話した相手にどういう印象を持つのか?」という実験があるそうで。
結果は、
なんと話しかけられてそれを断る人は0%
ほとんどの人が話しかけてきた相手にその後好感を持つ
ということらしいのです。
たしかに最近、話したことがない保育園のママ友(友?)がバスで一緒になったときに向こうから話しかけてくれたんですよね。びっくり嬉しいイベントだったのですが、私もそれ以降なんだか好感を持ってしまって、今朝は交差点の反対側にいる彼女とお互い大きく手を振って挨拶するという嬉しいイベントが発生しました。
結果、私は今非常に彼女に興味を持っています(フォトウエディングの会社を起業している社長仲間だったのでなおさら!)。
たしかに勇気はいるけれど、挨拶したり話しかけたりするだけでたくさんの人に愛されて(そういう人はかならず長い人生どこかで重要な協力者になります)、人生が豊かになるなら大きな声で挨拶するのは素晴らしいことのように思います。
ちなみに岩崎調べですが、優秀なリーダーやマネージャーには後天的だとしてもこういうことを積極的にやる人が多いです。今日から勇気を出して、自分から挨拶 & どんどん話しかけていきましょう!
短所で愛される
うちのシッターさんは50歳くらいのハイテンションおばちゃんで、私達両親よりハードに遊んでくれるので子供たちも大好きなのですが、たまに信じられないおっちょこちょいをします。
先日はオムツをはかせ忘れて1歳児を寝かせていて、布団がびちょびちょに!
一昨日はうんちしたあとのオムツが洗濯機に入っていました。それを見た我々夫婦は………………………………………、腹を抱えて笑いました。今思い出しても笑ってしまいます。
多分子どもたちが大きくなったときには「オムツ履かせ忘れてたよね!笑」と笑い話をし続けるんだと思います。小さくないミスなんですが、とにかく元気でチャーミングなシッターさんのことが大好きなので、そのおっちょこちょいすら愛おしいんですよね。
何よりも全力で子供を楽しませてくれているのを知っているのでそんなミスは些末に思えます。
人間誰しも絶対にミスをする生き物なので、それを笑ってもらえるようなチャームのある人でい続けたいと思います。あのBCGも採用の絶対要件に「チャーム」を挙げているのは最初はびっくりしましたが、今ではとても正しい採用要件だと感じます。
お互いに短所を愛することができれば、素晴らしいチームになれるんでしょうね。
自分のやっているゲームのルールを理解する
すべての社会人は本人の自覚のあるなしに関わらず、すでに何かしらのゲームをしている状況だと認識すると成果が出しやすいなと思います。
例えば、我々は「スタートアップゲーム」というVCから資金調達をして短期で成長して返すという資本主義ゲームをやってますし、「新規事業ゲーム」という一定モメンタムを持っているうちにグロースするゲームもやっています。
個人ベースだと「経営者ゲーム」とか「マネージャーゲーム」、「会社員ゲーム」ももちろんあります。これらはゲームなので、すでに決まったルールがあります。スタートアップがどんなに泣き叫んでも投資家は「金融ゲーム」をやっているので、感情的に「株主のわからずや!」とか言っても徒労にしかならず、そのルールで魅力を伝えて資金を調達するのがスタートアップゲームです。
「ユニコーンになることに本質的な意味はあるんですか?」とか斜に構えても無駄で、スタートアップゲームの一つのアガリ方にユニコーンというのがすでにあるわけです。
カタンやってる人に「なんで領土広げるんですか?」とか言っても「そういうゲームなので…」という話になるのと同じです。それぞれ皆さんはどんなゲームをしているでしょうか。そのゲームは何が出来たら勝ちでどんなルールがあるでしょうか。
それを理解すると途端に肩が軽くなって、次にやるべきことが見えるように思います。
笑わなくて良いところで笑わない
笑わなくて良いところで笑ってしまう人ってたまにいるのですが、それだけで覇王色の覇気がなくなるので話に説得力がなくなって非常にもったいないなと思っています。
例えば…
・自分で言ったことに自分でヘヘヘと笑う
・強気な提案をしたあとにヘラヘラ笑う
とか。こういう、なんだか気まずかったり恥ずかしかったりで心がバランスを取りに行って出る笑いというのが人間心理的にあると思っています。
一方でこういうのって相手の心はスッと冷めるんですよね。
芸人さんが自分で言って自分でヘラヘラ笑ってたら面白くないですよね。そんな感じです。
自分の方が立場が下だったりするとなおさら出やすくなるんですが、そういうときこそ心を鬼にして「当然!」といった表情で毅然と振る舞えると説得力も格段に上がります。大前提、笑顔というのは素晴らしいことなのですが、その使い方にもメリハリつけられると良いですね。
表情って想像以上に強い情報を発信するので、我々も表情管理をできるようになると強いです。
一緒に表情管理していきましょう!
師匠を作ろう
絶対にいないといけないわけではないけれども、私が知る限り一流の人たちにはほぼ確実に師匠がいます。社会は人間が作っているものなので、何者かになる人は誰か師匠が意思を持って引き上げている場合が多くあります。師匠はいつも耳の痛いFBをくれ、いざというときには面白いポジションへの橋渡しをしてくれます。
幕末の志士たちも吉田松陰という師匠がいなかったら今歴史に名は残っていなかったのではないかと思います。もし「自分には師匠がいないな」と思った方、自分で師匠を作りましょう。
かつて「私は運が悪い。師匠と出会えなかったことがコンプレックスだ」と言っている人がいたのですが、師匠はある日突然現れるものではなく、自分で作るものだと思っています。岩崎が考える師匠の作り方は下記です。
1)この人に弟子入りする、と心を決める(なんなら本人に宣言したっていい。言霊はあるので)
2)その人の言うことは何があっても素直に聞く
これだけです。でもこれができる人は実は多くない。決めて、素直に聞く。それをすると師匠はことさらあなたを可愛がってくれて、日々良いFBをくれ、ちょっとだけ無理がある面白い仕事を任せてくれるようになります。
そうすると自分が成長する。そんなシンプルなことをやるかやらないかで人生変わったりします。やらない手はない!
本番を作れるか
スポーツやってた人なら特に肌感もってわかると思うのですが、仕事も同じで「本番」を設定してそこまでに踏ん張るかどうかだと思います。
「大会までにこうならないと」「発表会本番に照準を合わせて…」と、どんな人でも参加表明をした以上は本番から逆算して踏ん張ります。
逆に言うと本番があるからなんとか踏ん張れるわけなんですが、日常仕事をしているといわゆる大会当日!みたいな日は勝手には生まれません。
これを設定できるかどうかがまず一つ目の分岐点だなと思います。
「何日のこの時間にまとめて持っていきますね」「この日にこういうイベントをやります!」と自分でXdayを決めて出場表明できるかどうか。
それをやり続ける人とやらない人との差分は年々開きそうです。
雰囲気で仕事をしない
カレンダーの作成の仕方、議事録の書き方、会食のご案内、先輩とのコミュニケーションの取り方……全て先人たちがすでに解いてくれた良い方法が世の中にはあります。それを完璧にマスターした上でやっと守破離の破が始まります。
一方で有象無象のスタートアップ業界では、こういう仕事を「なんとなく雰囲気で」やっている人たちを見ることが時々あります。相談なのか報告なのかよくわからないカレンダーを入れたり、会食のロジがカチっと決まっていなかったり、頼んだ仕事も度々漏れる。
雰囲気で仕事をしていると守破離の守すら始まっていませんので、今後どんなに時間をかけても何者かになることはないと思います。どんな些細な仕事であっても一つ一つ意味を考え、相手の動きを想像し、先人たちの教えに素直でいたいものです。
無用な論点を作らない
最近聞いたんですが、コンサル業界の方ってクライアントのオフィスに行く時、絶対にタクシーはオフィスのちょっと手前で降りるそうなんです。もう一つ、クライアント先に行く際はわかりやすいブランド物を身に着けない、という暗黙のルールもあるそうです。 何故ならば、クライアント企業の人から「贅沢にタクシーで来やがった」とか「良いブランド物着やがって」と思われる可能性があるわけです。すると、仕事と直接関係のないところで人間的感情を逆撫でしてしまって、成果を出すためにいらぬハードルを作ってしまうことになるからだそうです。
そういうことって別にコンサルでなくともあるなと思ってて、仕事をするために自分の見られ方に無用な論点を作らない、というのは非常に重要だと思います。 例えば、大好きな師匠である南場さんも、ロゴ入りみたいなわかりやすいブランド物を身に着けているところは見たことがありません(コンサル時代の学びなのかもしれませんが)。
服装やタクシーのみならず、表情だったり話し方だったり、挨拶一つとっても論点になることがあります。そんなときに「無用な論点を作らない」ということができると、仕事に集中できる追い風の環境が作れると思います。
主語をどこまで大きくできるか
突然ですが、どういう人がリーダーになって、どういう人がマネージャーになって、どういう人が経営者になるのでしょうか。スキルはもちろんありますが、とってもシンプルに言うと「主語をどこに置く人か」というところで決まるんじゃないかなと私は思っています。
具体的に言うと、チームを主語にできる人がリーダーになるし、部門を主語にする人がマネージャーになるし、会社を主語にする人が経営者になります。
チームのために自分はこう動くとか、会社の成長のためには面倒でもこれをやります、とやれる人が会社が大事にすべき人です。
逆に、どれだけ結果を出していてもベクトルが自分に向いているうちはソロプレイヤーです。間違ってはいけないのは順番で「リーダーになったらチーム主体に考える」ということは起こりえません。チームを主語に考え抜いたコミットした人だけが、その後役職としてリーダーになるのです。
さて、春ですね。異動の季節です。春は引き継ぎがたくさん発生しますが、ここで主語が自分のみにある人は「もう自分はこの部門じゃないので」という発想に陥りがちです。
結果、部署のことを考えないわけなので、引き継ぎも雑だったり下手だったりするように思います。もちろんそういう人に面白い仕事は回ってきません。旧部署も新部署も、なんなら経験したこともない部署も会社まるっと自分の一部です。
というわけで、どんどん主語を広げていきましょう。個人で結果が出せたなら、次はチーム、その次は部門、最後は全員が会社を主語にしてくれたらどんな素晴らしい会社になるでしょうか(もちろん、段階踏まず飛び級してもらって大丈夫です!)。
コトに向かうというのは会社を主語にして判断することだと考えています。春からも全員でますます主語を拡大させてOne Teamでいきましょう。
コミュニケーション道
コミュニケーションは書道とか剣道みたいなもので、常に研鑽を続けるものだと理解しています。この世にはコミュニケーションを舐めてて、刀を研がない人も多いのですが。
変化を起こして成果を上げるためには、自分以外の人の行動を変化させる必要があります。「人を動かす」というカーネギーの有名過ぎる本がこの領域については素晴らしい言語化がされているので、読んでることを前提にここからは話します。
言い方一つで人は動いたり動かなかったりします。
例えば、最近のうちのピクミン好きの息子は下記A or Bどちらかの言い方をするとすぐに靴下を片付けてくれます。
A「ねえ、何度も言ってるけどおもちゃ片付けて。」
B「◎ちゃんピクミンー!この宝物(おもちゃ)たちを運んでください!」
答えは言わなくてもわかりますよね。
大人も一緒で、人を動かしたいときは言い方やテンションをこちら側がコントロールすれば良いということがよくわかります(言い方一つで動いたり動かなかったり、つくづく人間って面白いですよね)。
私の尊敬する経営者たちはいつも笑顔で真面目な話にもユーモアを忘れません。
裏を返せば、常に表情を変えずにストレートな物言いしか出来ない人はコミュニケーション道七級で止まっている人なのかもしれません。
ちなみに厳密には言い方なんか気にせず感情そのままぶつけたほうが良いタイミングもあるのがコミュニケーションの奥深く面白いところですが、言い換え一つで結果が変わるなら、コミュニケーションの引き出しを増やしておくのは非常に良いことだと思います。
気持ちよく動かし動かされするチームでいたいですね!
許されるライン<<<信頼されるライン
令和においては許されてしまうが、単に許されてるというだけで、実は指摘もされずに信頼を失っている行動をたびたび見ます。
ごく一部の例えですが…
・都度の理由に理解はできるが何度も遅刻や欠勤をする
・納期は守っているが要求を満たしてないものを出す、やっつけ仕事
・目標達成あと一歩なのにやりきらずに帰る
弊社はYOUTRUSTというだけあって、信頼されるチームでなければなりません。普段から「短期で許されてしまうだけで信頼失ってないかな」と自問自答していきましょう。
悩ましいなら自分が損するほうに倒せ
「悩ましいなら自分が損するほうに倒せ」を信条としています。
まあたしかに自分が(短期で)得をするようにもできるよねってこと、世の中いっぱいあるのだけれど。
・日程調整でめんどくさい日程の候補出しをどっちがする?!という場合
・自分で払っても払わなくても良いが…という場合
・誰でもいいがこのタスク誰がやる?!という場合
・どうせバレないので適当にごまかせるが、正面から謝る必要ある?!という場合
などなどというのは積極的に短期の損を取ったほうが長期で得をします。
この逆は世にいう「セコい」とか「ダサい」になるので、何か面倒だな〜と思ったときはこの基準で自ら損しにいくと良い人生になるんじゃないかなと信じています。
ビジネスTips編
「!」を使いすぎない
良い人に多いんですが、連絡の全ての文章の締めくくりが「!」になっている人がいます。
「ありがとうございます!確認させていただきます!少々お待ちください!!」
みたいな。これってすごくバタバタした小物感が出るので、特に営業の文脈だと対等な信頼関係からは程遠くなるなと感じています。
「ありがとうございます。確認させていただきますので、少々お待ちください。」
こちらのほうが落ち着いた信頼できるビジネスパーソン感があると思います。弊社の強みである元気さやモメンタムは殺さないけれども、無用に何度も「!」を使いすぎていないか今一度確認してみてください。
SafariユーザーよりChromeユーザーのほうが仕事ができる?
昔読んだ本に「Safariを使っている人よりChromeを使っている人のほうが仕事ができる」という一節があり、ブラウザの種類と仕事のできるできないに関係があるのか?と思ったのですが、優れたブラウザ云々という話ではなくて「仕事ができる人はPCを自分好みにセットアップしている」という話でした。
Safariというデフォルトで入っているブラウザではなく、わざわざ自分で選んだChromeをDLしている人は、ブラウザのみならずPCを自分の手に馴染むようにいろいろ設定していると。
我々社会人にとってPCはずっと向き合う相方なので、自分の手に馴染むように仕事効率が上がるように徹底的にこだわり抜きましょう。
・マウスの移動速度がデフォルトのまま
・ショートカットキーを使っていない
・ユーザー辞書を使っていない
とかは言語道断です。
Chromeの拡張機能やmacのアプリとかも便利なものがたくさんあるので、自分の手に馴染むようにどんどんアップデートしていきましょう!
マウス、トラックパッドの速さを最速にしていますか?
私達ビジネスパーソンにとって作業の速さ、は時間対アウトプット量に直結する大死活問題です。
なので作業を最速にするためのPCのkittingはマストです。
今更ですが初歩の初歩「マウス、トラックパッドの速さを最速にする」は必ずやっておいてください。
(設定→トラックパッド→ポイントとクリック→軌道の速さを一番右に)
これで今日から全員びゅんびゅんです!チクチク動かすのは今日で終わりです。
一手で返す
たかが日程調整、されど日程調整。日程調整一つで会う前から「この人は仕事できそうだな」と信頼構築できたり、逆に「仕事できなさそうだな…」とマイナスからスタートすることはよくあります。なので、弊社のメンバーには日程調整のやりとりひとつでもこだわってほしいなと思っています。
具体的に言うと「一手で返す」をマストにしてほしいです。
例えばですが、
CASE.1
Aさん「今度ランチいきましょう!」
Bさん「いいですね!」
Aさん「普段どちらにいらっしゃいますか?」
Bさん「渋谷です」
Aさん「じゃあ渋谷にしましょう。下記でご都合良いタイミングありますか?
・4月 XX日 (月曜日)⋅12:30~13:30
・4月 YY日 (火曜日)⋅12:30~13:30
・4月 ZZ日 (水曜日)⋅12:30~13:30」
Bさん「XX日とZZ日大丈夫です!」
Aさん「ではZZ日でお願いします!お店は…」
CASE.2
Aさん「今度ランチいきましょう!」
Bさん「いいですね!御社渋谷ですよね。渋谷であれば、下記ご都合いかがでしょうか。
・4月 XX日 (月曜日)⋅12:30~13:30
・4月 YY日 (火曜日)⋅12:30~13:30
・4月 ZZ日 (水曜日)⋅12:30~13:30」
特にこだわりなければ、気に入っている中華があるので予約しておきます!」
Aさん「ではXX日でお願いします。お店もありがとうございます!」
どちらのBさんが会う前から「仕事できるな!」と思われるでしょうか。
一目瞭然でCASE.2かと思います。
言語化すると、CASE.1のBさんの問題点は意志や気遣いがないために聞かれたことにだけ答えた結果、やりとりの回数が多くなってしまって無駄に相手の時間を奪っています。
こういう人は仕事ができない場合が多いです。相手の意図を組みつつも意思を持って状況を前に進めるのがリーダーシップです。
リーダーシップを持って、一手で返せるシゴデキビジネスパーソンになりましょう!
検算する
かっこよくいうと「クリティカルシンキング」というやつなのですが。
すでに全員が知っているワードで言うなら「検算」です。
自分で作ったものに自分でダメ出しの検算を何度もして、「もうこれ以上はない!これが最高!」と思うものをやっと「アウトプット」と呼びます。
パッと作って「まあこんな感じちゃう?!」でそのまま出すのはTHE 雰囲気仕事で、アウトプットではなくただのアイデアです。
受験生だって当然検算するように、一流のビジネスパーソンは自分のものに対してこそ「本当にこれでいいのか?」「この表現は意図と違う読まれ方するんじゃないか?」「この構成だとパッと理解しづらいのでは?」と自ら何度もダメ出しをした上でアウトプットとして提出します。そうやって検算を重ねて出たアウトプットには思考の片鱗が出ますし、それは相手に確実に伝わります。
自分もnoteを出す時は一切盛らずに最低30回くらい読み返して推敲を重ねてから出しています。
たまに「文章書くのがお上手ですね」と言っていただくことがあるのですが、あれはただ何度の何度も声に出して読み返して直しているからで、岩崎が特段文章が得意なわけではありません。理由は「じゃないと不安だから」なんですが、本気で自分が最後の砦だと思って仕事をしていると常に不安が付きまといます。
それでこそ仕事です。「これで絶対に大丈夫!」と思えるまでは一人で何度も検算を重ねること。
よろしくお願いします。
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