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もう一度行きたいおいしいお店3選&海外の自炊をめぐる旅レポート【トルコ編】

こんにちは、自炊料理家の山口祐加です!今年の春から1年間旅に出かけて、世界の自炊を見つける旅をしています。今までに台湾、韓国、ポルトガル、スペイン、フランスを旅してきました。9月は約2週間かけて、トルコのイスタンブールと第三の都市・イズミルを訪れました。

今回は3つの家庭に滞在し、地元の方においしいお料理を教えてもらい、トルコ料理に対する印象がガラっと変わりました。実は私、トルコ料理に対してあまりいいイメージがなかったのです。というのも2011年にトルコを訪れていて、その時は事前リサーチを何もせずに行ったので「焼いた肉とパンばっかりの国」という印象を抱いてしまいました。けれど今回は入念な事前リサーチのもと、地元の人に案内してもらうという素晴らしいオプション付きでおいしいトルコ料理にいくつも巡り会えました。

今回は①記憶に残っているレストラン3つ、②2組の家庭の料理について、③トルコのスーパーマーケットの特徴をまとめていきます。旅好きの方、海外のおいしいもの好きの方は楽しんでいただけると思いますよ😊

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①記憶に残っているレストラン3選

トルコはケバブやサバサンドなどが有名ですが、今回私はそれらを一回も食べませんでした。なぜならトルコの大衆食堂「ロカンタ」に通いまくったからです。ロカンタとは、店頭(または店の奥のことも)に並ぶ料理の中から選び注文するスタイルのお店で、おかずの種類も多く、値段も手頃なため旅行者の強い味方です。今回はロカンタに絞ってイスタンブールとイズミルのおすすめをご紹介します。

◎家庭料理の真骨頂が味わえるイスタンブールのロカンタ

イスタンブールはボスポラス海峡を挟んで2エリアに分かれます。左は観光地エリア&オフィス街が集まる「ヨーロッパ側」、主に住宅街が集まる「アジア側」の二つで、このお店はアジア側にあるお店です。常時15〜20種類くらいあるおかずをかわいらしいおばちゃんがサーブしてくれます。並んでいるおかずを見ているだけでワクワク! 私が選んだのはトルコ人に愛されるレンズ豆のスープとインゲンとじゃがいもの煮込み料理。煮込み料理はトマトベースでシンプルな食材しか入っていないことが食べればわかるのですが、その中に奥行きがあり、家庭料理が外で味わえることの素晴らしさに感動しました。訪れたお昼時は行列が途切れなかったので、人気店なのだと思います。また行きたいと思ったのですが、土日は休みのようで残念。絶対にまた行きたいお店です!

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