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『自炊の壁』を超えてゆけ
こんにちは。自炊料理家の山口祐加です。タイトルにある『自炊の壁』は、2025年3月5日にダイヤモンド社から発売される私の新刊の書名です。
この本は、「めんどうを超えて自炊する意味」をミニマリストブームを起こした『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の著者である佐々木典士さんと一緒に考えた、料理の(再)入門書です。二年半前から制作を進め、ようやく出版まで辿り着きました。
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この本の発端は、私が佐々木さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を読み、ぜひお話ししてみたいとVoicyの対談にお誘いしたことから始まりました。(対談まとめは👇)
この対談の後、「『自炊の壁』というタイトルで、一緒に対談本を作りませんか?」と佐々木さんから連絡をいただき、こんなに光栄なお話はないと即快諾し、制作が始まりました。
その頃の佐々木さんは、料理は作れるけれど、いつも同じものを食べているし、「料理できます」と言えるほど自信がない状況でした。でも、彼は日々ご飯を炊き、鮭を焼き、味噌汁を作っているわけです。私からすると、それは十分料理していると思うわけです。一方で、その状況に置かれた佐々木さんが「料理できる」と明言できない空気感が存在していることもよくわかります。
この空気感の正体こそが、一つ目の自炊の壁だと思います。この空気感は何によって作られ、「料理できます」と言うことを阻んでいるのかを、本書の中で佐々木さんととことん語り尽くしました。
二つ目の自炊の壁は、「作って食べる」を実践するときに生まれるリアルな悩みです。ほんの一例ですが、次のようなものが挙げられます。
・レシピが多すぎて選べない
・コスパが悪い
・おかずの組み合わせが難しい
・おいしくできない
・失敗してしまった時が悲しい
・皿洗いが面倒
・食材が使いきれない
・そもそもやる気がわかない
・自分の味に飽きる
これらの悩みに一つずつ答えようと試みたら、100個もテーマが見つかりました。章立ては、コスパ、レシピ、味、献立、キッチンの5つの壁を超えていく構成で、読み終わる頃にはそびえ立っていた自炊の壁が自分の背丈と同じくらいになっているはずです。
本書の文章は、私と佐々木さんの対談を収録後にすべて佐々木さんが書いてくださいました。佐々木さんの「わかりづらいことを紐解き、わかりやすく説明する技術」には凄まじいものがあります。佐々木さんのおかげで、老若男女誰が読んでも何かしらの学びがあり、作って食べることがラクになる一冊ができました。自炊に対して、何か一つでも悩みがあったり、喉に骨がつっかかっているような感覚がある方はきっと楽しく読んでいただけると思います。
みなさんへのお願い
ここまで読んで、おもしろそう!と思っていただけた方は、ぜひ本をご予約いただけますと大変うれしいです。発売前に予約がたくさん集まると本屋さんも注目してくれます。
なおAmazonリンクを貼っておいてなんですが、もし本屋さんが近所にある方は「ダイヤモンド社から出る『自炊の壁』を予約したいです」とレジでお願いしてみてください。私は本に関しては可能な限り本屋さんで買うようにしています。3月5日発売です。お楽しみに!
アマゾン予約👇電子版も同時発売です!
楽天ブックスで予約すると
佐々木さんの「名もなき自炊日記」が特典でついてきます👇
バナー画像:土田凌
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