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自分と仲良くなるための料理

こんにちは!自炊料理家の山口祐加です。『自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話』を発売してから1年が経ちました。おかげさまで5刷までいくことができました。

この本は、自分で企画書を書いて、2年半かけて作った一冊です。人のためなら頑張れるのに、自分のための料理はなぜこんなに億劫なのか。そもそも食べたいものがわからないのはなぜか。食べるものが身体を作ると頭ではわかっているけれど、いざやるとなると腰が重いのはなぜか。料理を教える中で自分自身の中から、そして教えた人の中から湧いてきた「?」とたくさん向きあって書き上げた一冊です。

この本を出してから、新聞の書評やnoteの読書感想文もたくさんいただきました。イベントの場では、直接読者の方とお会いして「自分のために料理を作ること」の難しさと面白さを深掘りしてきました。時には涙する人もいて、食べることって本当にその人自身なんだなぁと感じています。

今、自炊できる・できないに関係なく、自身の食生活について考えることは、自分の知らない自分に出会うきっかけになります。いつも一緒にいる、私の中の私(本音の私、本能のままの私)と相談しながら今日食べるものを決められたら、きっともっと仲良くなれるはず。

まだ未読の方は、ぜひお読みいただけたら嬉しいです!そして、どんな感想を持ったか、いつかぜひ教えてください。

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