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team_ueno
太鼓の音を胸に刻む
今日は娘の和太鼓の発表会。
娘の通う小学校には和太鼓クラブがあり、3つ上のお兄ちゃんも入っていた。
毎年この時期に発表会がある。
お兄ちゃんの時から数えると6年目の発表会。
娘は6年生,今年で最後の発表会だ。
コロナ前は年に数回発表する場があったのだが、コロナを機にその機会が減り今は年に一度しか聞けない貴重な会。
楽しみに出かけた。
着くと体育館にはすでに子どもたちはスタンバイしていた。
4年生から小太鼓、中太鼓、大太鼓と学年が上がるにつれ叩く太鼓の大きさが上がっていく。今年は大太鼓。
法被にはちまき姿の娘。
一年ぶりに見た法被姿は家で見ている姿と違い、ずいぶんと大きく頼もしく見えた。
演奏が始まった。
大太鼓に向かい腕を大きく振り、力強く叩いていく。
ドンドコドンドコ、ドンドンドンッ!
鳴り出す音が胸に響く。
そうそう!この胸に響く感じが何とも言えないのだ!
6年前に初めて息子の演奏を聴いた時、胸に響く音に感動したことを思い出す。
なかなか普段聴けないこの音と子どもが一生懸命叩く姿が好きなのだ。
でも、それも今年で終わり。
胸に響く音を感じながら、娘の姿を目に焼き付けた。
あっという間に演奏は終了してしまったが、貴重な和太鼓の演奏を、毎年子どもたちの成長を見ながら聴けたことに,感謝いっぱいの気持ちになった。
子ども達が、和太鼓クラブに入らなければ、この体験もできなかった。
子ども達よ、毎年素敵な演奏を聴かせてくれて本当にありがとう。