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初心振り返り。
服薬治療を続ける中で、
以前苦労していた階段を上る動作や、
腕を上げての作業などが、
少しずつしやすくなってきて嬉しくなる。
座り込んだ姿勢からも、
テーブルか何か、
丈夫で高さのあるものに手をつけば、
少しずつスムーズに
立ち上がれるようになってきた。
入院中リハビリで教えていただいた運動も、
今日は50回連続で出来たものもあった。
最初の頃は、10回未満で息切れだったのに。
鍵盤を弾くことも再開している。
弾かずにいた期間が思いの外長くなり、
利き手でない左手の薬指・小指が
前より動かしにくい…と感じていたので、
指のリハビリも兼ね、
薬指と小指を鍛える番号のハノンを
ピアノでゆっくり弾き始め、
少しずつテンポを上げていく。
あとは、色々なテクニックが詰められた、
ソナタの第一楽章だけを弾く。
トリルや速めのパッセージ、
オクターブ奏や分散和音。
短いページの中に色々な技が登場するので、
良い指の運動になる。
これもゆっくりから少しずつ、
テンポを上げていく。
電子オルガンでも恐る恐る、
以前弾き切れなかった3分の曲も弾いてみる。
腕が震えて鍵盤に乗せられなくなることも、
脚が疲れて足鍵盤のテンポが遅れてしまう
こともなくなった。
ピアノよりも鍵盤が軽いので、
数回インテンポで通す。
ただ、先日の診察では、
CK値が退院前より上がっていた。
翌日に疲れが残らない程度にを意識しつつ…、
でも、そこがまだ少し難しい。
動きやすくなってくると、
調子の悪かった頃よりは意識せず、
何だかんだと運動量が増える。
そうして、ふと関節がだるい感じがすると、
痛みなどを思い出してびくびくもしてしまう。
なので、とりあえず、
夜はよく休もうと思うようにはなれた。
幸い、薬で不眠の副作用は出ていない。
動きやすくなってきても、
初級レベルのハノンのように、
初心忘れず、丁寧に、続けていく。
体と向き合う良い機会だ。
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