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ヘルプマークが。
私の持つ疾患上、
肩や太腿の筋力にまだあまり自信がないのと、
いつ気分が悪くなるやらわからない。
ついこないだの掃除中は、
ものを跨いだ時にぐらつき、
後ろの壁に支えられた。
壁が無かったら尻餅をついていただろう。
っていうか、ものを跨ぐな!と反省。
座り込んだ姿勢から立つ技も、
まわりにテーブルや丈夫な家具などがあれば、
それに手をついて立てるようになってきたが、
何もないところでふいに転んでしまったら…
と思うとまだ怖い。
また、ある寒い日の玄関先で
とある人と話していた時、
「…この人話長いなぁ…。」と思いながらも、
相手の隙が見当たらず付き合っていたら、
その後見事にぐったりした。
これは相手に対して、
「退院後すぐなんだからさ、配慮してくれよ…。」
と偉そうに、心から思った出来事でもある。
ほぼ相手の自慢話聞かされた気もするしなぁ。
なんだったんだ。
ふいに立ち寄ったコンビニでは、
自動ドアが壊れていて、
「手動でお願いします。」と書かれていたり、
またあるお店のドアにも
「壊れています。固くて開きにくいです。」
と書かれていたこともあった。
我ながらこのタイミングで、
壊れたドアによく出会すもんだと思ったが、
今まであまり感じていなかっただけで、
こういうこともよくあるんだろうなぁ…と
思ったりもした。
これからも何がいつ起こるかわからないので、
バッグにヘルプマークをつけた。
疾患名や意思表示などを書き入れる
ヘルプカードも、持ち歩くことにした。
さて、そのヘルプマーク、
しばらく裸のまま付けていたら、
見事に傷だらけになった。
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私が雑なのかもしれないが…。
やはり裸のままじゃこうなるよね…と思い、
今はパスケースに入れて、バッグに付けている。
大学生の子供達は、私のヘルプマークを見て、
「あ、知ってる!」「見たことある!」
と言っていた。
「バイト先にも付けている人がいて、
その人は症状を自分から教えてくれた。」
ということだったり。
「街中で見かけたけど、
どうしたら良かったんかなぁ。」
ということだったり。
なるほどーと思い、子供達とそれについて、
色々と話をするきっかけにもなった。
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