英語でグッとくるやつ

グッとくるシリーズ。お初。

転職4日目にして仕事に忙殺されるなんて初めてだ。事前に聞いてはいたけど恐ろしく引継ぎの時間が限られてて、勢いでやってしまえる人たちで構成された組織である。そしてそんな組織が意外と好きな自分に気づく。

グッと来たのはこの組織ではなく、昨日オンラインで見かけた同僚と思われる男性。外部向けのセミナーにこっそり参加しただけなので、同じ課の同僚なのかも不確かという。

私は自分が英語を話すので、他人の英語に敏感である。

言語という特性上、女性は大抵上手な人が多いのだけど、ごく稀にとても英語を上手に話す男性に出会う。昨日の男性はまさにそんな感じ。嫌味のない、ナチュラルなきれいな英語だった。発音が美しい。滑らかで、自然な英語。声が優しい感じだったのもプラスされてたかもだけど、久々に聴いた日本人男性の話す美しい英語だった。

これは完全に偏見かもだけど、いわゆる帰国子女の人のネイティブのような英語を話す人はあまり興味がない。むしろ顔と口から出てくる言語のギャップにウッとなることが多い。完全なるバイリンガルもしくは英語の方が強い人たちの英語はすごいと思いつつ、私はきれいだとは思わない。アメリカ人の話す英語と何ら変わらないから。

そんなわけで、私は日本人男性できれいな英語を話す人にグッとくる。思えば何人かそういう人に会っていて、どんなにクセが強い人であっても英語力でトントンになっていた。すごいイリュージョンだな。何が魅力なのか不思議である。発音については特にカタカナ英語を話す男性が多い中で、きれいな発音を話すからなのだろうか。話すときのペースが日本語よりもゆっくりになるからなのだろうか。うーん。

そして得てして、英語が上手な男性は英語での説明の仕方がうまい。相手に分かりやすい表現で説明できる人が多いと思う。昨日の男性もすごく穏やかに明確に英語で説明していて、おぉっとなった。

ちょっと別の角度からのグッとくるやつをもう一つ。

外国人、特に英語圏の外国の方で日本語ペラペラで普段日本語で話している人が、急に英語で話してきた時のギャップ。これはもう最高潮にグッとくる。

なんだかんだと日本語を話すときには少し訛りが出てしまって、ちょっとかわいい印象を受けるのだけど、それが母国語になったときのカッコよさ。それが素の姿なのに、急に英語で話されると、おぉぉっとなる。ちなみに逆はないな。外国人が急に流暢な日本語話してきても全くグッと来ない。

と、ここまで書いて、完全なる自己満足だと気づく。
みなさん、ごめんなさい。で?だから何?って話ですね。

最後に、グッと来てから、その先に続いたことないなと気づいてしまった。
グッからの恋、してみたいなぁ。