たまには二千円の昼飯もね
久しぶりに再会した同僚とランチに行ったのだが、一人では敷居が高すぎて入れない某すき焼きの名店にて豪華ランチをいただいた。
休みの日に優雅にとかではなく、限られた仕事の昼休みに食べる二千円ランチもまた、なんとも言えない贅沢だった。肉、うま。米、うま。漬物、うま。味噌汁、うま。
同僚から語られた近況が凄まじく、その荒波の中をなんとか泳ぎ切って帰ってきたこの同僚を本当にすごいと思う。そんな壮絶エピソードがあっていいものかレベルだったのだけど、やっぱいるんだよね、ヤバい人って。こんな人が近くにいる環境だったら、それを言い訳にしても良いと思う。自分のことに集中とか無理だなと思った。
その同僚の女性が、エピソードを話して共有して吐き出して、それを私含めた他の同僚が聞いて驚いて絶句してドン引きして、みんなでおもしろおかしく話して、最後に彼女が大きく笑ってくれたのを見て、良かったと思った。
二千円のランチと話して聞いてくれる同僚がいて、それで成り立つと言うかバランスが取れることだってあるのだ。
それにしても色々とおかしなこと巻き起こっとるなという印象。私はやはりすんなり「社会はそんなにあなたに厳しくない」を受け入れられない。ここまでの壮絶を見せつけられて、そんなこと言えない。
とりあえず、尽きぬ食欲を何とかしてくれ。