ちょっと知らせてもらえたら、と思ってしまう

職場の上司にあたる人が休みを取っていて、詳しいことを聞いていなかったこともあり「緊急時はメッセージください」とも書いてあったので、今日の緊急事態に連絡を取った。

そしたらお母さんがお亡くなりになったということを知らされた。

やってしまった。私の緊急事態なんて超ちっぽけなことで、全然相談に値しない話だったのに、知らずに連絡してしまったことをものすごい後悔。いや、仕方ないというのは分かってる。私に悪気の一切はないし、相手もそれを理解している。でもさ、ちょっと教えてくれれば私もそれなりの気遣いできたのにという。

日本人てそういうこと言わないんだなと改めて思った。

もちろん関係性として短いし、個人的な話をするほど仲が良いわけではないのだけども、教えてもらえないものなのだなと。悲しいとも違う、切ないとも違う、虚しいとも違う。何とも言えない気持ちである。

東南アジアの人は自分のプライベートのこと、かなり話す。いや、それ仕事を休む理由にするなよ、的なことも平気で話してくる。そんな感じに長くいたからなのか、日本人の変な距離感がちょっとしんどい。遠慮とか余所余所しさとか、そういうのあると思う。良いか悪いかは分からないけど、そういう社会でよいのかと思ってしまった。

悲しい時に悲しめないんじゃないか。ということは、嬉しい時にも喜べないのか。仕事は仕事なのかもしれないけど、人レベルでの付き合いはないのかなぁと。私はただの同僚でしかないのかなと。人としては信頼されてないのかなと。

ていういつもの考えすぎなやつ。

でもこのように人と人との関係というのはズレが生じるのかなというのは今回すごく思った。ビジネスライクの線引き、私はどこで引いてるのか。自分じゃわからんが、私は馬鹿正直だから線引きが甘いと思われてるんだろうな。