疎外感の理由は知ってるけど
新しい国にやってきて、じつは疎外感を感じている。そんなことないって自分に言い聞かせつつ誤魔化してきたのだけど、やっぱり今日明らかに疎外感を感じてるんだって思った。
前任の方から引き継ぎを受けているのだけど、関係者やスタッフとすでに数年関係を築いたその人と、いきなり現れた私、どちらを信用しますかとなった場合、そりゃあ前任の方である。それは別にいいのだけど、その人のキャラが明るくて常にニコニコしてて誰に対してもフレンドリー、しまいに現地語も少し話せるって、私にないものしか持っていない。だから何をするにも中心にはその方がいて、私は居ても居なくてもべつに特に影響がないのではというくらいな存在感である。
別に誰かに嫌なことをされたわけでも何でもないけど、明かに自分より好かれてる・信頼されてる人と同じ立場で仕事をするのはなかなかキツイなと思った。関係者との打ち合わせにて、前任の方と私と並んで座ってて、皆さんの視線は前任の方へ常に行く。一応私もいるんですがね~って。こういうのって気づいてない・知らないって思いこませようとしてもなかなかできないものである。
前の担当国を引き継ぐときに、後任の方がやりにくそうにしていたのはこういうことなんだろうなぁと思った。だから私はさっさとずらかることにした。後任の方にとって私が居ない方が絶対にやりやすいから。そして今、実際に前任の方がいることによって、自分にとってスムーズにいかない状況にモヤモヤ&イライラしている自分がいて、ちっせえ奴だなぁと自分に対して思うのであった。
とはいえあと少しで前任の方も終わりになるので、その日までは自分の役割に目を向けて、粛々と過ごすしかない。そして前任の方がいなくなってから、そこから私は自分を信じてやればいい。どうせ周りの人の信頼を得るのには時間がかかるのだから、前任の方と比べないで、私らしくやればいい。今はちょっと我慢の時なのだろう。
我慢と言ってる時点で結構ストレスなんだと思う。なんかもう、前任の方が現地語でスタッフと話して盛り上がってるのとかを見てしまうと、ものすごい疎外感なのである。私がいないところでやってくれればいいのにって思う自分は、やっぱりちっせえ奴なのだろう。でもそう感じてしまうんだから仕方ないのである。それが私だ。
業務の引継ぎもなんだか中途半端にしかしてもらっておらず、もうどうにでもなれってんだこのやろーと思っている。やるしかないって状況下において私は謎の力を発揮できるタイプだからきっと大丈夫である。やはり何クソ根性の塊。
そして今日の癒しはやはりWEST。証拠を聴くと反射的に涙が出てしまう。
ってフレーズに何回助けられただろうか。Youtubeでも笑わせてもらってるし、感謝しかないっすね。